本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への思惑』と『欧米の株式市場の動向』、そして『クリスマス休暇及び年末相場で市場参加者が激減する点』にあり。
米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。
経済指標以外では、
・24時30分:欧)ドラギECB総裁の証言【欧州委員会】
・週明け要因
・ユーロ圏財務相会合
・今週に米国の長期国債入札が相次ぐ(本日は2年国債を350億ドル)
・クリスマス休暇・年末相場入りで市場参加者が減少する時期
・欧州各国の国債の動向(入札状況や国債利回りに敏感)
・欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
週明け月曜日で、ユーロ圏財務相会合が開催される。
米国の経済指標は、注目度の高いものの発表はない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ米国の長期国債の入札は、米国の長期金利に影響を与えやすい。
ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下してきた。
ただし、先週末は、クリスマス休暇&年末相場で新規材料に乏しく揉み合いが続いた。
週明けの本日は、引き続き欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性を見極めたい。
特に、直近の金融市場は欧州各国の国債の入札状況や利回り、欧米の株式市場の動向に敏感。
また、クリスマス休暇・年末相場入りで市場参加者が減少する時期である点には十分に注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・24時30分:欧)ドラギECB総裁の証言【欧州委員会】
→言及次第
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→クリスマス休暇でどこまで動くか。見送りが賢明
12月19日~の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼クリスマス休暇・年末相場入りで市場参加者が減少する時期
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や国債利回りに感)
▼欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表
▼米国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、長期金利はドルに影響)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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12月19日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・ユーロ圏財務相会合 | ||||||||||||||
06:00 | NZ)第4四半期ウェストパック消費者信頼感指数 | △ | - | 112 | ||||||||||
09:00 | NZ)NBNZ企業信頼感 | △ | - | 28.8 | ||||||||||
09:01 |
英)ライトムーブ住宅価格指数 [前月比/前年比] |
△ | - | -3.1% | ||||||||||
- | +1.2% | |||||||||||||
18:00 | 欧)経常収支 | △ | - | +5億 | ||||||||||
19:00 |
欧)建設支出 [前月比/前年比] |
× | - | -1.3% | ||||||||||
+0.4% | ||||||||||||||
22:30 | 加)卸売売上高 | × | - | +0.3% | ||||||||||
24:00 | 米)NAHB住宅市場指数 | C | 20 | 20 | ||||||||||
24:30 | 欧)ドラギECB総裁の証言【欧州委員会】 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
26:30 | 米)ラッカー:リッチモンド連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
27:00 | 米)2年国債入札 | BB | 350億 | |||||||||||
翌 08:00 |
豪)景気先行指数 | ○ | - | +0.1% | ||||||||||
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クリスマス休暇・年末相場で基本的には見送りが賢明
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