本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への思惑』と『欧米の株式市場の動向』、そして『月末・四半期末・年末要因』にあり。
米国の経済指標は、
・22時30分:米)週間新規失業保険申請件数
・23時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・24時00分:米)中古住宅販売保留
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・時間未定:独)消費者物価指数【速報値】
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・米国の週間原油在庫の公表
・月末・四半期末・年末要因
・クリスマス休暇明け・年末で市場参加者が減少する時期
・欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や国債利回りに敏感)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
明日が月末・四半期末・年末での最終営業日。
米国の経済指標は週間新規失業保険申請件数やシカゴ購買部協会景気指数、中古住宅販売保留に注目したい。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下してきた。先週及び今週に入ってからはクリスマス休暇・年末でのポジション調整が主体となっていたが、昨日の相場で大きく動いている。
本日は、引き続き欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性を見極めたい。
また、明日が2011年の最終営業日となることから、月末・四半期末・年末要因にも十分に注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・時間未定:独)消費者物価指数【速報値】
→年末でどこまで反応するか
・22時30分:米)週間新規失業保険申請件数
・23時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・24時00分:米)中古住宅販売保留
→3つの時間に3種類の経済指標の発表。どれも注目度も影響度も高いが、年末でどこまで反応するか
12月26日~の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼クリスマス休暇・年末相場で市場参加者が減少する時期
▼クリスマス休暇明けでの影響
▼月末・四半期末・年末要因
▼欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や国債利回りに敏感)
▼主要な経済指標の発表
▼米国の国債の動向(長期金利はドルに影響)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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12月29日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・明日が月末・四半期末・年末での最終営業日 | ||||||||||||||
18:00 | 欧)マネーサプライM3 | × | +2.5% | +2.6% | ||||||||||
21:00 | 南ア)貿易収支 | × | - | -96億 | ||||||||||
未定 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.8% | ±0.0% | ||||||||||
+2.2% | +2.4% | |||||||||||||
22:30 | 米)週間新規失業保険申請件数 | A | 37.5万件 | 36.4万件 | ||||||||||
23:45 | 米)シカゴ購買部協会景気指数 | A | 61.0 | 62.6 | ||||||||||
24:00 |
米)中古住宅販売保留 [前月比/前年比] |
A | +1.5% | +10.4% | ||||||||||
- | +7.3% | |||||||||||||
24:30 | 米)週間原油在庫 | BB | -250万 | -1057万 | ||||||||||
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年末で見送り
基本的には年末で見送りも、下落加速で追随も
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