1月6日(金)■『欧州の債務問題への思惑』と『欧米の株式市場の動向』、そして『米国の雇用統計の発表』と『週末要因』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への思惑』と『欧米の株式市場の動向』、そして『米国の雇用統計の発表』と『週末要因』にあり。

米国の経済指標は、
・22時30分：米)雇用統計：非農業部門雇用者数/失業率
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・17時15分：ス)消費者物価指数
・19時00分：欧)小売売上高
・19時00分：欧)失業率
・20時00分：独)製造業受注
・21時00分：加)失業率＆雇用ネット変化
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・週末要因
・欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や国債利回りに敏感)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

週末金曜日。

米国の経済指標は、雇用統計：非農業部門雇用者数/失業率がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下している。
年明けの相場は、欧州の債務問題に対する懸念が燻り続ける中、欧米の株式市場が主動して大きめに変動している。

米国の雇用統計の発表日である本日も、引き続き、欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性を見極めたい。
金融市場は、欧州債務問題絡みの話題や欧米の株式市場の動向に敏感。
また、米国の雇用統計の発表や週末要因にも注意。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・17時15分：ス)消費者物価指数
→発表でのスイスフランへの影響はまずまず

・19時00分：欧)小売売上高
・19時00分：欧)失業率
・20時00分：独)製造業受注
→ユーロ変動のキッカケになりやすいも、直後に米国の雇用統計の発表を控えて、どこまで動くか

・21時00分：加)失業率＆雇用ネット変化
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きい

・22時30分：米)雇用統計：非農業部門雇用者数/失業率
→本日の米国の経済指標はこれだけ。月に1度の金融市場のビッグイベントと言えるほど注目度も影響度も高い経済指標だが、欧州の債務問題がメインとなっているここ数ヶ月の発表直後の反応は小さめ。本日も結局は株式市場の動向や欧州の債務不安での動向に左右されそう


1月2日～の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼年始相場で市場参加者が少ない時期
▼年明けでの影響
▼月初め・四半期初め・年始要因
▼欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や国債利回りに敏感)
▼主要な経済指標の発表
▼米国の国債の動向(長期金利はドルに影響しやすい)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向

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1月6日(金)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・週末金曜日
17:15		ス)消費者物価指数	○	-0.6%	-0.5%
19:00		欧)消費者信頼感【確報値】	×	-21.2	-21.2
		欧)小売売上高 [前月比/前年比]	○	-0.4%	+0.4% (+0.1%)
				-0.9%	-0.4% (-0.7%)
		欧)失業率	○	10.3%	10.3%
20:00		独)製造業受注 [前月比/前年比]	○	-1.8%	+5.2%
				-1.7%	+5.4%
21:00		加)失業率	◎	7.4%	7.4%
		↑・雇用ネット変化		+2.00万人	-1.86万人
22:30		米)雇用統計：非農業部門雇用者数	S	+15.5万人	+12.0万人
		↑・失業率		8.7%	8.6%
23:00		米)ダドリーNY連銀総裁の発言	B	要人発言
24:20		米)ローゼングレン：ボストン連銀総裁の発言	B	要人発言
26:40		米)デュークFRB理事の発言	B	要人発言
27:00		米)ラスキンFRB理事の発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

ユーロドルに注力のため、見送り

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米国の雇用統計発表後にショートのチャンスを探る

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