1月5日(木)■『欧州の債務問題への思惑』と『欧米の株式市場の動向』、そして『明日に、米国の雇用統計発表を控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への思惑』と『欧米の株式市場の動向』、そして『明日に、米国の雇用統計発表を控える点』にあり。

米国の経済指標は、
・22時15分：米)ADP全国雇用者数
・22時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・24時00分：米)ISM非製造業景況指数
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・09時30分：豪)貿易収支
・16時00分：独)小売売上高
・18時30分：英)サービス業PMI
・19時00分：欧)鉱工業新規受注
・24時00分：加)Ivey購買部協会指数
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・五十日要因
・明日に、米国の雇用統計の発表を控える点
・米国の主要企業の決算発表→アムジュン、他
・米国の週間原油在庫の公表
・月初め・四半期初め・年始要因
・年始相場で市場参加者が少ない時期
・欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向
・欧州各国の国債の動向(入札状況や国債利回りに敏感)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

5日の五十日で、明日に米国の雇用統計の発表を控える。

米国の経済指標は、ADP全国雇用者数と週間新規失業保険申請件数、ISM非製造業景況指数がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下している。
年明けの相場は、欧州の債務問題に対する懸念が燻り続ける中、欧米の株式市場が主動して大きめに変動している。

本日は、引き続き、欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性を見極めたい。
金融市場は、欧州各国の国債の入札状況や利回りや欧米の株式市場の動向に敏感になりやすい。
また、数多く発表される注目度の高い米国の経済指標の発表や明日に、米国の雇用統計の発表を控える点にも注意。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・09時30分：豪)貿易収支
→発表での豪ドルへの影響はなかなか

・16時00分：独)小売売上高
→発表でのユーロへの影響はまずまず

・18時30分：英)サービス業PMI
→発表でのポンドへの影響はカナリ大きい

・19時00分：欧)鉱工業新規受注
→その内容ヨリもユーロの変動のキッカケとして

・22時15分：米)ADP全国雇用者数
・22時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・24時00分：米)ISM非製造業景況指数
→3つの時間に3種類の経済指標。どれも注目度及び影響度は非常に高い。欧米の株式市場の動向に大きく左右されそうなのと、明日に米国の雇用統計の発表を控えてどうなるか

・24時00分：加)Ivey購買部協会指数
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず


1月2日～の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼年始相場で市場参加者が少ない時期
▼年明けでの影響
▼月初め・四半期初め・年始要因
▼欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や国債利回りに敏感)
▼主要な経済指標の発表
▼米国の国債の動向(長期金利はドルに影響しやすい)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向

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1月5日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・5日の五十日 ・明日に、米国の雇用統計の発表を控える ・米国の主要企業の決算発表→アムジュン、他
08:50		日)マネタリーベース	×	-	+19.5%
09:30		豪)貿易収支	○	+16.50億	+15.95億
11:30		中)HSBCサービス業PMI	△	-	52.5
14:00		日)自動車販売台数	×	-	24.1%
16:00		独)小売売上高 [前月比/前年比]	○	+0.2%	+0.7% (-0.2%)
				+0.7%	-0.4%
18:30		英)サービス業PMI	◎	51.5	52.1
19:00		欧)鉱工業新規受注 [前月比/前年比]	○	+2.5%	-6.4% (-6.2%)
				-	-1.6%
		欧)生産者物価指数 [前月比/前年比]	×	+0.1%	+0.1%
				+5.2%	+5.5%
21:30		米)チャレンジャー人員削減予定数	C	-	-12.8%
22:15		米)ADP全国雇用者数	AA	+17.8万人	+20.6万人
22:30		米)週間新規失業保険申請件数	AA	37.5万件	38.1万件
24:00		加)Ivey購買部協会指数	○	58.0	59.9
		米)ISM非製造業景況指数	AA	53.0	52.0
25:00		米)週間原油在庫	B	-100万	+390万
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

小幅レンジ継続のため、見送り

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下落が加速した場合だけショートで追随。明日に米国の雇用統計を控える点に注意

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