本日の為替相場の焦点は、『米国の長期金利の動向』や『金融市場のリスク許容度』、そして『米国の経済指標の発表』や『月末・四半期末・年度末要因』にあり。
米国の経済指標は、
・21時30分:米)週間新規失業保険申請件数
・21時30分:米)第4四半期GDP【確報値】/個人消費
が大きな注目を集める。
米国以外の経済指標は、
・16時55分:独)失業率/失業者数
・翌6時45分:NZ)住宅建設許可
が大きな注目を集める。
経済指標以外では、
・時間未定:南ア)SARB政策金利&声明発表
・25時45分:米)バーナンキFRB議長の発言
・3月の月末・四半期末・年度末要因
・今週、米国の長期国債の入札が相次ぐ(本日は、7年債・290億ドル)
・欧州の債務問題(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
・他の金融市場の動向(米株式や国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
3月の月末・四半期末・年度末要因が気になる頃。
米国の経済指標は、週間新規失業保険申請件数と第4四半期GDP【確報値】/個人消費がメイン。
その他、バーナンキFRB議長の発言も行われる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週末の為替相場は、ドル円は米国の長期金利の動向に振られ、ユーロドルは全般的にユーロ買いが優勢で金融市場のリスク許容度で上下した。
今週の為替相場は、米国の追加金融緩和観測や欧米の株式市場の動向、米国の長期金利の動向などで上下している。
引き続き、欧州債務問題と金融市場のリスク許容度、米国の追加金融緩和観測、米国の長期金利の動向、世界経済の先行き懸念などでの方向性に注視したい。
その他、米国の経済指標の発表やバーナンキFRB議長の発言、3月の月末・四半期末・年度末要因にも注目。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・16時55分:独)失業率/失業者数
→発表での影響は非常に大きい
・時間未定:南ア)SARB政策金利&声明発表
→内容次第
・21時30分:米)週間新規失業保険申請件数
・21時30分:米)第4四半期GDP【確報値】/個人消費
・25時45分:米)バーナンキFRB議長の発言
→2つの時間に1種類の要人発言と2種類の経済指標。バーナンキ発言に関しては未知数も、米国の金融政策に関する発言があれば大きな変動にもつながりやすい。まずは、週間新規失業保険申請件数と四半期GDP【確報値】の発表に注視したい
・翌6時45分:NZ)住宅建設許可
→発表での影響はなかなか
3月26日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼欧州の債務問題(燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が連動)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表
▼日米金利差拡大への思惑
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、米長期金利の動向がドルに影響)
▼3月の月末・四半期末・年度末要因
▼米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和実施観測)への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに敏感)
▼金や原油などの商品市場の動向
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3月29日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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- | ||||||||||||||
09:00 | NZ)NBNZ企業信頼感 | △ | - | +31.2 | ||||||||||
15:00 |
英)ネーションワイド住宅価格指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.2% | +0.6% | ||||||||||
+0.9% | +0.9% | |||||||||||||
16:30 |
南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.6% | +0.3% | ||||||||||
+8.2% | +8.9% | |||||||||||||
16:55 | 独)失業率 | ◎ | 6.8% | 6.8% | ||||||||||
↑・失業者数 | -1.0万人 | ±0万人 | ||||||||||||
17:10 | 英)フィッシャーMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
17:30 | 英)消費者信用残高 | × | +2億 | +1億 | ||||||||||
英)マネーサプライM4 | × | - | -1.8% | |||||||||||
18:00 | 欧)消費者信頼感【確報値】 | × | -19.0 | -19.0 | ||||||||||
21:30 | 加)鉱工業製品価格指数 | × | +0.5% | +0.3% | ||||||||||
加)原材料価格指数 | × | +0.5% | +0.1% | |||||||||||
米)週間新規失業保険申請件数 | AA | 35.0万件 | 34.8万件 | |||||||||||
米)第4四半期GDP【確報値】 | S | +3.0% | +3.0% | |||||||||||
↑・個人消費【確報値】 | +2.1% | +2.1% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター【確報値】 | +0.9% | +0.9% | ||||||||||||
↑・コアPCEデフレーター【確報値】 | +1.3% | +1.3% | ||||||||||||
未定 | 南ア)SARB政策金利&声明発表 | ◎ | 5.50% 据え置き |
5.50% 据え置き |
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23:30 | 米)ラッカー:リッチモンド連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
25:15 | 米)ロックハート:アトランタ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
25:45 | 米)バーナンキFRB議長の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)7年債入札 | BB | 290億ドル | |||||||||||
米)プロッサー:フィラデルフィア連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||||||
翌 06:45 |
NZ)住宅建設許可 | ○ | ±0.0% | +8.3% | ||||||||||
翌 07:45 |
米)ラッカー:リッチモンド連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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反発狙いのロングヨリで
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