5月16日(水)■『欧州債務問題への懸念』と『欧米の株式市場の動向』、そして『リスク回避の流れの継続・加速』と『FOMC議事録(4月24日・25日開催分)の公表』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州債務問題への懸念』と『欧米の株式市場の動向』、そして『リスク回避の流れの継続・加速』と『FOMC議事録(4月24日・25日開催分)の公表』にあり。

米国の経済指標は、
・21時30分：米)住宅着工件数/建設許可件数
・22時15分：米)鉱工業生産
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・17時30分：英)失業率＆失業保険申請件数
・18時00分：欧)消費者物価指数【確報値】＆【コア】
・翌7時45分：NZ)第1四半期生産者物価指数
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・18時30分：英)BOE四半期インフレレポート
・18時30分：英)キングBOE総裁の発言
・23時00分：欧)ドラギECB総裁の発言
・27時00分：米)FOMC議事録（4月24日・25日開催分）
・米国の週間原油在庫の公表
・米国の主要企業の決算発表→JCペニー、他
・欧州の債務問題(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに注意)
・米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

本日は、BOE四半期インフレレポートとFOMC議事録（4月24日・25日開催分）が行われる。

米国の経済指標の発表は、住宅着工件数/建設許可件数と鉱工業生産がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

先週の為替相場は、欧州債務問題への思惑や金融市場のリスク許容度の方向性で大きく上下した。

今週の為替相場は、欧州債務問題への懸念やリスク回避の流れが加速している。

本日は、引き続き欧州債務問題への懸念やリスク回避の流れの継続や加速に注視したい。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表やFOMC議事録(4月24日・25日開催分)の公表にも注目。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・17時30分：英)失業率＆失業保険申請件数
→発表での影響は、非常に大きい

・18時00分：欧)消費者物価指数【確報値】＆【コア】
→発表での影響は、まずまずだが、欧州市場が動き出すキッカケになりやすい

・18時30分：英)BOE四半期インフレレポート
→発表での影響は、非常に大きい。今後の金融政策への思惑が噴出すれば、大きな流れのキッカケに

・18時30分：英)キングBOE総裁の発言
→言及次第

・21時30分：米)住宅着工件数/建設許可件数
・22時15分：米)鉱工業生産
→2つの時間に2種類の経済指標。発表での影響はそれなり。発表結果うんぬんよりも、欧州債務問題への懸念やリスク回避の流れが加速するのかどうかを見極めたい

・23時00分：欧)ドラギECB総裁の発言
→言及次第

・27時00分：米)FOMC議事録（4月24日・25日開催分）
→言及次第。今後の金融政策への思惑への思惑が高まれば、大きな反応も

・翌7時45分：NZ)第1四半期生産者物価指数
→発表での影響は、非常に大きい


5月14日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼FOMC議事録（4月24日・25日開催分）の公表
▼欧州債務問題や政局不安(燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに注意)
▼米国の長期金利の動向(ドルに影響を与えやすい)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向

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5月16日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・米国の主要企業の決算発表→JCペニー、他
08:50		日)機械受注[前月比/前年比]	×	-3.5%	+4.8%
				+4.4%	+8.9%
08:50		日)第三次産業活動指数	×	-0.4%	±0.0%
09:30		豪)ウエストパック消費者信頼感指数	△	-	94.5
17:30		英)失業率	◎	5.0%	4.9%
		↑・失業保険申請件数		+0.50万件	+0.36万件
18:00		欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比]	○	+0.5%	+1.3%
				+2.6%	+2.6%
		↑・消費者物価指数【確報値】【コア】		+1.5%	+1.6%
		欧)貿易収支	×	+40億	+28億
18:30		英)BOE四半期インフレレポート	◎	-	-
		英)キングBOE総裁の発言	○	要人発言
20:00		南ア)実質小売売上高[前月比/前年比]	△	+2.7%	-2.2%
				+6.6%	+7.2%
		米)MBA住宅ローン申請件数	C	-	+1.7%
21:30		加)製造業出荷	△	+0.4%	-0.3%
		米)住宅着工件数	A	68.5万件	65.4万件
		↑・建設許可件数		73.0万件	74.7万件 (76.4万件)
22:00		独)ショイブレ独財務相の発言	△	要人発言
22:15		米)鉱工業生産	A	+0.6%	±0.0%
		米)設備稼働率	B	79.0%	78.6%
23:00		欧)ドラギECB総裁の発言	○	要人発言
23:30		米)週間原油在庫	BB	-	+365万
25:30		米)ブラード：セントルイス連銀総裁の発言	B	要人発言
27:00		米)FOMC議事録（4月24日・25日開催分）	S	-	-
翌 07:45		NZ)第1四半期生産者物価指数	◎	±0.0%	+0.1%
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

様子見

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欧州不安＆リスク回避の流れの継続・加速時に、ショートで追随

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