5月15日(火)■『欧州債務問題への思惑』と『欧米の株式市場の動向』、そして『リスク回避の流れの継続・加速』と『米国の経済指標の発表』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州債務問題への思惑』と『欧米の株式市場の動向』、そして『リスク回避の流れの継続・加速』と『米国の経済指標の発表』にあり。

米国の経済指標は、
・21時30分：米)消費者物価指数＆【コア】
・21時30分：米)小売売上高＆【除自動車】
・21時30分：米)NY連銀製造業景気指数
・22時00分：米)対米証券投資【ネット長期フロー】＆【ネットフロー合計】
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・15時00分：独)第1四半期GDP【速報値】
・17時30分：英)貿易収支
・18時00分：欧)第1四半期GDP【速報値】
・18時00分：独)ZEW景況感調査
・18時00分：欧)ZEW景況感調査
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・10時30分：豪)RBA議事録(5月1日開催分)
・五十日要因
・EU財務相会合
・米国債の大量償還日
・欧州の大手金融機関の決算発表→アリアンツ
・米国の主要企業の決算発表→ホーム・デポ、他
・明日に、FOMC議事録(4月24日・25日開催分)の公表を控える
・欧州の債務問題(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに注意)
・米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

15日の五十日で、RBA議事録(5月1日開催分)が行われる。

米国の経済指標の発表は、消費者物価指数＆【コア】と小売売上高＆【除自動車】がメイン。
その他、NY連銀製造業景気指数と対米証券投資にも注目が集まる。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

先週の為替相場は、欧州債務問題への思惑や金融市場のリスク許容度の方向性で大きく上下した。

週明けの為替相場は、欧州債務問題への懸念やリスク回避の流れが加速している。

本日は、引き続き欧州債務問題への思惑や金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場主導)での方向性に注視したい。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や明日にFOMC議事録(4月24日・25日開催分)の公表を控える点も重要。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・10時30分：豪)RBA議事録(5月1日開催分)
→大幅利下げが行われた回であり、注目度は高い。今後の金融政策への思惑が高まれば大きな反応に繋がりやすい

・15時00分：独)第1四半期GDP【速報値】
→発表による影響は非常に大きい

・17時30分：英)貿易収支
→発表による影響はなかなか

・18時00分：欧)第1四半期GDP【速報値】
→発表による影響は非常に大きい

・18時00分：独)ZEW景況感調査
→発表による影響は非常に大きい

・18時00分：欧)ZEW景況感調査
→発表による影響はなかなか

・21時30分：米)消費者物価指数＆【コア】
・21時30分：米)小売売上高＆【除自動車】
・21時30分：米)NY連銀製造業景気指数
・22時00分：米)対米証券投資【ネット長期フロー】＆【ネットフロー合計】
→2つの時間に4種類の経済指標。まずは、発表でのそれぞれの変動を狙い。その後は金融市場のリスク許容度の方向性や明日に控えるFOMC議事録への思惑での流れで


5月14日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼FOMC議事録（4月24日・25日開催分）の公表
▼欧州債務問題や政局不安(燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに注意)
▼米国の長期金利の動向(ドルに影響を与えやすい)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向

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5月15日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・15日の五十日 ・フランス大統領就任式 ・独仏首脳会議 ・EU財務相会合 ・米国債の大量償還日 ・欧州の大手金融機関の決算発表→アリアンツ ・米国の主要企業の決算発表→ホーム・デポ、他 ・明日に、FOMC議事録(4月24日・25日開催分)の公表を控える
10:30		豪)RBA議事録(5月1日開催分)	◎	-	-
14:00		日)消費者態度指数	×	40.8	40.3
14:30		仏)消費者物価指数[前年比]	×	+2.2%	+2.3%
		仏)第1四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比]	△	±0.0%	+0.2%
				+0.5%	+1.3%
15:00		独)第1四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比]	◎	+0.1%	-0.2%
				+0.8%	+2.0%
15:45		仏)第1四半期非農業部門雇用者	△	-0.2%	-0.1%
17:30		英)貿易収支	○	-84.00億	-87.72億
18:00		欧)第1四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比]	◎	-0.2%	-0.3%
				-0.2%	+0.7%
		独)ZEW景況感調査	◎	+19.0	+23.4
		欧)ZEW景況感調査	○	-	+13.1
21:30		米)消費者物価指数 [前月比/前年比]	S	±0.0%	+0.3%
				+2.3%	+2.7%
		↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.2%	+0.2%
				+2.3%	+2.3%
		米)小売売上高	S	+0.1%	+0.8%
		↑・小売売上高【除自動車】		+0.2%	+0.8%
		米)NY連銀製造業景気指数	AA	+9.00	+6.56
22:00		米)対米証券投資【ネット長期フロー】	A	+325億	+101億
		↑・対米証券投資【ネットフロー合計】		-	+1077億
		米)ガイトナー財務長官の発言	△	要人発言
22:30		米)デュークFRB理事の発言	△	要人発言
23:00		米)企業在庫	C	+0.4%	+0.6%
		米)NAHB住宅市場指数	C	26	25
27:30		欧)レーン欧州委員の発言	△	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

欧州不安＆リスク回避の流れの継続・加速時に、ショートで追随

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