昨日の欧州序盤は、ユーロドルは1.28台のミドルで、ドル円は80円ちょうどの手前で始まった。すでにユーロクロスの下落傾向は顕著になっており、ユーロ円は102円台で、ユーロポンドは0.79台だ。それでもアジア時間では株価がそれほども下がらなかったこともあり、リスクテークというわけではないが、ユーロクロスは買い戻しが急がれる展開となった。
ユーロドルもちょっと底堅そうには見えるものの、先週の安値よりも下サイドにいるのは事実であり、テクニカル的には完全にユーロの戻り売りという状態だ。私もユーロドルをどこかで売りたいと思っていたので、売り場探しに専念だ。ユーロドルの1.28台の後半では売りたいものの、ユーロポンドが0.80台を回復してきていたので、まだ手が出ない。
経済指標がいろいろ出るが、結局マチマチということになりかねず、素直に反応しても徒労に終わりそうだ。最近、視聴率が悪いと言われているためのフォローなのか、NHK大河ドラマの平清盛の解説番組をやっていた。私としては今の平清盛は、昨年の作品などよりもけっこう楽しみにして見ているので、なんでそんなにウケないのかなぁという興味もあり、テレビを見ながらPCを見つめていた。ユーロドルはほとんど動いていなかった。
いきなりそこにNHK速報としてテロップが流れて、ギリシャが総選挙の道を選んだことがわかった。たしかに画面を見るとユーロドルは1.27台に突入している。私も売り場を探していたのだからもちろんのこと、追随した。出来は1.2777で売った。1.28ちょうど割れを見ていないので、きっとストンと落ちたのだろう。買い戻しのストップ注文も1.2800にした。
しかしいつものことだが、私が売り込むとそこから進まなくなる(苦笑)。私はほとんど底値を叩いたようなものとなった。ストップ注文こそつかないものの、フェイバーである時間がひじょうに短い。グローベックスでの米国株も安値攻めはしたものの、ニューヨークオープンにかけて若干のショートカバー気味。
昨日と同じ理由で、ドルの短期金利が上昇する中、ドル円も80円台に乗せてきたので、ますますユーロショートは持ち心地が悪い。まあストップ注文も置いてあることだし、あとはマーケットに任せるしかない。私の念力で相場が動くわけでもないし、利食いも@1.2677でセットして寝ることにした。
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