本日の為替相場の焦点は、『欧州信用不安や欧州債務問題への思惑』と『金融市場のリスク許容度』、そして『欧州各国の国債の状況』や『EU首脳会議の開催』にあり。
米国の経済指標は、
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・07時45分:NZ)住宅建設許可
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
・15時00分:独)小売売上高
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
・21時30分:加)GDP
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・18時30分:英)BOE金融安定報告書
・18時30分:英)キングBOE総裁の発言
・週末要因&月末要因(6月・月末での最後の取引日)
・外国為替平衡操作の実施状況(5月30日~6月27日)
・EU首脳会議(28日・29日開催)
・明日30日が米国の2年債及び5年債の大量償還日
・来週末(7/6)に、米国の雇用統計の発表を控える点
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・欧州信用不安や欧州債務問題への思惑(燻り続ける)
・米国の追加金融緩和への思惑(先週のFOMCで量的緩和第3弾が見送り)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
週末金曜日で、6月・月末での最後の取引日。
EU首脳会議(28日・29日開催)の2日目やBOE金融安定報告書&キングBOE総裁の発言が行われる。
米国の経済指標の発表は、シカゴ購買部協会景気指数とミシガン大消費者信頼感指数【確報値】がメイン。
その他、個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーターが発表される。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週の為替相場は、欧州信用不安の高まりでのユーロ売りとリスク回避、欧米の株式市場の大幅下落でのリスク回避の流れが優勢となっている。
本日は、注目のEU首脳会議・2日目が開催される中、引き続き欧州信用不安や欧州債務問題への思惑(欧州各国の国債の状況も含む)と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)での方向性が重要。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や週末要因&月末要因、来週末に米国の雇用統計の発表を控える点などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・07時45分:NZ)住宅建設許可
→発表での影響は非常に大きい
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
→発表での影響は限定的か
・15時00分:独)小売売上高
→発表での影響はまずまず
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
→発表での影響は非常に大きい。また、欧州タイムで動き出すキカッケになりやすい
・18時30分:英)BOE金融安定報告書
・18時30分:英)キングBOE総裁の発言
→注目度はカナリ大きい。今後の金融政策への思惑次第では大きな反応に繋がりやすい
・21時30分:加)GDP
→発表での影響は非常に大きい
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
→3つの時間に3種類の経済指標。注目度も影響度もまずまずだが相場の動くキッカケにはなりそう
6月25日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の追加金融緩和策への思惑(先週のFOMCで量的緩和第3弾が見送り)
▼欧州不安や欧州債務問題への思惑(燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向(今週長期国債の入札が相次ぐ、日米金利差など)
▼欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼来週末(7/6)に、米国の雇用統計の発表を控える点
▼6月・月末要因
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6月29日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・6月・月末での最後の取引日 ・外国為替平衡操作の実施状況(5月30日~6月27日) ・EU首脳会議(28日・29日開催) ・明日30日が米国の2年債及び5年債の大量償還日 ・来週末(7/6)に、米国の雇用統計の発表を控える点 |
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07:45 | NZ)住宅建設許可 | ◎ | +3.0% | -7.2% | ||||||||||
08:00 | 米)フィッシャー:ダラス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
08:01 | 英)GFK消費者信頼感調査 | × | -29 | -29 | ||||||||||
08:30 | 日)失業率 | × | 4.5% | 4.6% | ||||||||||
↑・有効求人倍率 | 0.80 | 0.79 | ||||||||||||
日)全国消費者物価指数 | ○ | +0.2% | +0.4% | |||||||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | ±0.0% | +0.2% | ||||||||||||
日)東京消費者物価指数 | △ | -0.5% | -0.5% | |||||||||||
↑・東京消費者物価指数【除生鮮】 | -0.7% | -0.8% | ||||||||||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
△ | -2.8% | -0.2% | ||||||||||
+6.7% | +12.9% | |||||||||||||
12:00 | NZ)マネーサプライM3 | × | - | +5.5% | ||||||||||
13:00 | 米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
14:00 | 日)住宅着工戸数 | × | +6.6% | +10.3% | ||||||||||
日)建設工事受注 | × | - | +16.2% | |||||||||||
15:00 |
独)小売売上高 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.6% (-0.2%) |
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+1.9% | -3.8% | |||||||||||||
南ア)マネーサプライM3 | × | +6.15% | +6.16% | |||||||||||
16:00 | ス)KOF先行指数 | △ | +0.78 | +0.81 | ||||||||||
17:00 | 欧)マネーサプライM3 | × | +2.3% | +2.5% | ||||||||||
18:00 | 欧)消費者物価指数【速報値】 | ◎ | +2.4% | +2.4% | ||||||||||
18:30 | 英)BOE金融安定報告書 | ◎ | - | - | ||||||||||
英)キングBOE総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | ||||||||||||
20:00 | 米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
21:00 | 南ア)貿易収支 | × | -67億 | -99億 | ||||||||||
南ア)財政収支 | × | - | -264億 | |||||||||||
21:30 | 加)GDP[前月比/前年比] | ◎ | +0.2% | +0.1% | ||||||||||
+1.8% | +1.6% | |||||||||||||
加)鉱工業製品価格指数 | × | ±0.0% | ±0.0% | |||||||||||
加)原材料価格指数 | × | -2.0% | -2.0% | |||||||||||
米)個人所得 | BB | +0.2% | +0.2% | |||||||||||
↑・個人支出 | ±0.0% | +0.3% | ||||||||||||
↑・PCEデフレーター | +1.5% | +1.8% | ||||||||||||
↑・PCEコア・デフレーター [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.1% | ||||||||||||
+1.8% | +1.9% | |||||||||||||
米)ダドリーNY連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||||||
22:05 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
22:45 | 米)シカゴ購買部協会景気指数 | A | 52.3 | 52.7 | ||||||||||
22:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数 【確報値】 |
A | 74.1 | 74.1 | ||||||||||
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なし
週末要因や月末要因に気を付けつつ、下落継続&加速時の追随ショート狙い
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