あまり動きそうもない気配を感じながらも、木曜日にユーロドルが下落してきたので、ちょっと目が離せない状況にもなりつつある。欧州序盤はユーロドルが1.22台の後半だ。ややドル買い相場となってきているので、ドル円が78円台の後半にまで上昇するならば、それを契機にユーロドルでも売っていってみようかなと、相場の入りどころを探っていた。金曜日はイベントが少ないので、それが相場エントリーのタイミングを与えることはないのだ。
ドル円はすでに78.50あたりが重くなってしまい、小動きではあるが何となく下向きに動きたさそうにしている。ユーロドルが一瞬、前日の安値である1.2267を下回る場面もあったが、私がショートに踏み切らなかったのはドル円がドル買いになっていないからである。それでもユーロドルは売りたくて仕方がないのは変わりがない。
ニューヨーク市場にシフトするとユーロポンドの下落が顕著になってきた。もちろんユーロ円も安い。米国株は大きな動きはしていないが、やや重たい状態。ここ一連の中国の経済指標で、中国のスローダウンがはっきりしてきたからだろうが、それに合わせてのリスク回避の意味合いもあるのだろう。しかし株安となっていない以上、その方面からの理由でユーロ売りに励むわけにもいかない。また早朝には男子サッカーもあるので、ニューヨーククローズでも見ながらの勝負としよう。
朝の4時過ぎに起きると、ドル円は少し下がっており、ユーロドルは1.22台の後半。つまりドル安の流れとなっているのだ。ユーロドルはニューヨークのランチタイム以降、4時間くらいは10ポイントほどしか動いていないようだ。男子サッカーは日本が相手のゴール前で攻めている時間が多かった割には、カウンターで簡単に点を入れられて、2点差で負けた。
ユーロドルを売っておいて、オーバーウィークエンドでポジションキープしようと思ったが、終了間際の米国株では高値引けさせるべき株買いが起こっていたので、リスクの観点からやめておいた。女子のサッカーの時もユーロドルショートでやられちゃったし(笑)。
今朝は日本のGDPが発表された。プラス0.3%となり、年率ベースでもプラス1.4%と、予想を大きく下回った。ややリスク回避の動きが強まっており、ドル円、ユーロ円ともに重い。日本株が大崩れをしていないので、それほども値動きは激しくないが、先週末にリスクテークとなって終わった分だけ、そのポジション解消も気にかかるところ。
今週はオリンピックも終わって、また欧米の要人も多くがバカンス地から戻ってくることもあって、マーケットのほうは揺れ動く材料が増えてきそうだ。その上、今週は経済指標もたくさん出る。注目はリーマンショック以来の高値圏に急接近しているほど高値圏を維持している欧米の株価だろう。
とくに米国株とドイツ株である。これが値を保つことができるのかどうかがとても重要である。すでに期待先行ということでリスクテークが進んできたが、これが一段のリスクオンを許すような状態にあるのかどうか。今週の相場が試金石となるだろう。
とりあえず今晩は何もイベントがない。ユーロドルはアジア時間の昼間に1.23台を何度か触りにいったものの、あまり勢いはなく、中国の株価などもクローズにかけて力なく落ちていったあたりを見ても、期待値の分だけははげ落ちる可能性もある。これにならって私は1.2305ストップの、ユーロドルショートで臨みたいと思っている。
日本時間 16時50分
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング) | |||
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」 | |||
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.2銭原則固定 (9-27時) |
0.3pips原則固定 (9-27時) |
1000通貨 | 20ペア |
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】 機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。 |
|||
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】 ■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼ |
|||
【総合2位】 SBI FXトレード | |||
SBI FXトレードの主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.18銭 | 0.3pips | 1通貨 | 34ペア |
【SBI FXトレードのおすすめポイント】 すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。 |
|||
【SBI FXトレードの関連記事】 ■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼SBI FXトレード▼ |
|||
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」 | |||
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり) |
0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり) |
1000通貨 | 30ペア |
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】 業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。 |
|||
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】 ■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼ |
|||
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年10月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください |
総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
⇒FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)