本日の為替相場の焦点は、『欧米の株式市場の動向』と『欧州債務問題への懸念』、そして『日本の金融政策への思惑』や『米国の長期金利の動向』にあり。
米国の経済指標は、
・22時30分:米)新規失業保険申請件数
・22時30分:米)第3四半期GDP【改定値】/個人消費
・24時00分:米)中古住宅販売保留
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・09時30分:豪)第3四半期民間設備投資
・15時45分:ス)第3四半期GDP
・17時55分:独)失業率&失業者数
・翌6時45分:NZ)住宅建設許可
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・19時30分:英)BOE金融安定報告
・19時30分:英)キングBOE総裁の発言
・月末要因(明日が11月の月末最後の営業日)
・イタリアの10年債入札日
・米国の主要企業の決算発表→ティファニー、他
・米国の長期国債の入札が相次ぐ(27日・2年債、28日・5年債、29日・7年債)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・日本の政局や金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑(スペインとギリシャが中心)
・米国の財政の崖問題への思惑
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
明日が11月の月末最後の営業日で、イタリアの10年債入札日。
BOE金融安定報告とキングBOE総裁の発言が行われる。
米国の経済指標の発表は、新規失業保険申請件数と第3四半期GDP【改定値】/個人消費、中古住宅販売保留がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ米国の中長期の国債の入札は米国の長期金利(米国債)に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、ドル円が継続的に上昇したほか、リスク選好の流れや欧州債務懸念の緩和でユーロドルも大きく上昇した。
今週の為替相場は、感謝祭明けのためか、方向感なく上下に大きめの調整が主体となっている。
本日は、引き続き、金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)や欧州債務問題、日本の政局や金融政策、米国の財政の崖問題が大きな焦点。
また、注目度の高い米国の経済指標の発表や米国の長期金利の動向にも注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・09時30分:豪)第3四半期民間設備投資
→発表での影響はなかなか
・15時45分:ス)第3四半期GDP
→発表での影響はなかなか
・17時55分:独)失業率&失業者数
→発表での影響はなかなか
・19時30分:英)BOE金融安定報告
・19時30分:英)キングBOE総裁の発言
→今後の景気先行きや金融政策への思惑次第
・22時30分:米)新規失業保険申請件数
・22時30分:米)第3四半期GDP【改定値】/個人消費
・24時00分:米)中古住宅販売保留
→2つの時間に3種類の経済指標の発表。いずれも注目度及び影響度が大きいため、まずは発表直後の変動を見極めたい
・翌6時45分:NZ)住宅建設許可
→発表での影響はなかなか
11月26日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼11月の月末要因
▼ユーロ財務相会合による影響
▼米国が感謝祭絡みの連休明けとなる点
▼米国の中長期国債の利払い・償還での影響
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼日本の政局や金融政策への思惑
▼欧州債務問題への思惑(スペインとギリシャが中心)
▼米国の財政の崖問題への思惑
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の追加金融緩和への思惑
▼欧州の追加金融緩和への思惑
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11月29日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・イタリアの10年債入札日 ・米国の主要企業の決算発表→ティファニー、他 ・明日が11月の月末最後の営業日となる |
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08:50 | 日)小売業販売額 | △ | -0.8% | +0.4% | ||||||||||
↑・大型小売店販売額 | -2.2% | -1.0% | ||||||||||||
09:00 | NZ)NBNZ企業信頼感 | △ | - | +17.2 | ||||||||||
09:30 | 豪)第3四半期民間設備投資 | ○ | +2.0% | +3.4% | ||||||||||
10:30 | 日)白井日銀審議委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
15:45 |
ス)第3四半期GDP [前期比/前年比] |
○ | +0.2% | -0.1% | ||||||||||
+0.9% | +0.5% | |||||||||||||
16:00 |
英)ネーションワイド住宅価格指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.1% | +0.6% | ||||||||||
-1.0% | -0.9% | |||||||||||||
17:55 | 独)失業率 | ○ | 6.9% | 6.9% | ||||||||||
↑・失業者数 | +1.6万人 | +2.0万人 | ||||||||||||
18:30 |
南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | -0.1% | -4.0% | ||||||||||
+4.7% | +4.2% | |||||||||||||
英)消費者信用残高 | × | +3億 | +12億 | |||||||||||
英)住宅ローン承認件数 | × | 5.15万件 | 5.00万件 | |||||||||||
19:00 | 欧)消費者信頼感【確報値】 | × | -26.9 | -26.9 | ||||||||||
19:30 | 英)BOE金融安定報告 | ○ | - | - | ||||||||||
英)キングBOE総裁の発言 | ○ | 要人発言 | ||||||||||||
20:00 | 英)CBI流通取引調査 | △ | +18 | +30 | ||||||||||
米)フィッシャー:ダラス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||||||
22:30 | 加)第3四半期経常収支 | △ | -192億 | -160億 (-184億) |
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加)鉱工業製品価格 | × | -0.2% | +0.5% | |||||||||||
加)原料価格指数 | × | -1.0% | +1.3% | |||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 39.0万件 | 41.0万件 | |||||||||||
米)第3四半期GDP【改定値】 | AA | +2.8% | +2.0% | |||||||||||
↑・個人消費【改定値】 | +1.9% | +2.0% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター【改定値】 | +2.8% | +2.8% | ||||||||||||
↑・コアPCEデフレーター【改定値】 | +1.3% | +1.3% | ||||||||||||
23:00 | 米)ダドリーNY連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
24:00 |
米)中古住宅販売保留 [前月比/前年比] |
A | +1.0% | +0.3% | ||||||||||
+8.9% | +8.5% | |||||||||||||
25:00 | 欧)プラートECB理事の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
25:20 | 独)バイトマン独連銀総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 欧)アスムセンECB理事の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
27:00 | 米)7年債入札 | BB | 290億ドル | |||||||||||
翌 06:45 |
NZ)住宅建設許可 | ○ | ±0.0% | +7.8% | ||||||||||
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相場が大きく動き出すまで、監視は続けるも、トレードは休憩
相場が大きく動き出すまで、監視は続けるも、トレードは休憩
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)