11月30日(金)■『欧米の株式市場の動向』と『米国の財政の崖問題への思惑』、そして『欧州債務問題への懸念』や『週末要因・月末要因』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧米の株式市場の動向』と『米国の財政の崖問題への思惑』、そして『欧州債務問題への懸念』や『週末要因・月末要因』にあり。

米国の経済指標は、
・22時30分：米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・23時45分：米)シカゴ購買部協会景気指数
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・06時45分：NZ)住宅建設許可
・08時30分：日)全国消費者物価指数＆【除生鮮】
・16時00分：独)小売売上高
・19時00分：欧)消費者物価指数【速報値】
・19時00分：欧)失業率
・22時30分：加)GDP＆第3四半期GDP
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・08時00分：豪)スティーブンスRBA総裁の発言
・17時00分：欧)ドラギECB総裁の発言
・週末要因
・五十日要因
・月末要因(本日が11月の月末最後の営業日)
・外国為替平衡操作の実施状況(10月30日～11月28日)
・米国の中長期国債の利払い・償還日
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の財政の崖問題への思惑
・欧州債務問題への思惑(スペインとギリシャが中心)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・日本の政局や金融政策への思惑
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

本日は、週末金曜日で30日の五十日、更に11月の月末最後の営業日。
その他、日本の外国為替平衡操作の実施状況(10月30日～11月28日)の発表が行われ、米国の中長期国債の利払い・償還日でもある。

米国の経済指標の発表は、個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーターとシカゴ購買部協会景気指数に注目が集まる。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

先週の為替相場は、ドル円が継続的に上昇したほか、リスク選好の流れや欧州債務懸念の緩和でユーロドルも大きく上昇した。

今週の為替相場は、感謝祭明けのためか、方向感なく上下に大きめの調整が主体となっている。

本日は、引き続き、金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)や欧州債務問題、日本の政局や金融政策、米国の財政の崖問題が大きな焦点。
また、注目度の高い米国の経済指標の発表や週末要因・月末要因にも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

・06時45分：NZ)住宅建設許可
→発表での影響はなかなか

・08時00分：豪)スティーブンスRBA総裁の発言
→言及次第

・08時30分：日)全国消費者物価指数＆【除生鮮】
→注目度はそれにあるも反応は限定的か

・16時00分：独)小売売上高
→発表での影響はなかなか

・17時00分：欧)ドラギECB総裁の発言
→言及次第

・19時00分：欧)消費者物価指数【速報値】
・19時00分：欧)失業率
→発表での影響はなかなか

・22時30分：加)GDP＆第3四半期GDP
→発表での影響は非常に大きい

・22時30分：米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・23時45分：米)シカゴ購買部協会景気指数
→2つ時間に2種類の経済指標。注目度及び影響度はまずまずだが、発表後の方向性を見極めたい


11月26日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼11月の月末要因
▼ユーロ財務相会合による影響
▼米国が感謝祭絡みの連休明けとなる点
▼米国の中長期国債の利払い・償還での影響
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼日本の政局や金融政策への思惑
▼欧州債務問題への思惑(スペインとギリシャが中心)
▼米国の財政の崖問題への思惑
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の追加金融緩和への思惑
▼欧州の追加金融緩和への思惑

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11月30日(金)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・週末金曜日 ・30日の五十日 ・11月の月末最後の営業日 ・外国為替平衡操作の実施状況(10月30日～11月28日) ・米国の中長期国債の利払い・償還日
06:45		NZ)住宅建設許可	○	±0.0%	+7.8%
08:00		豪)スティーブンスRBA総裁の発言	○	要人発言
08:30		日)失業率	△	4.2%	4.2%
		↑・有効求人倍率		0.80	0.81
		日)全国消費者物価指数	○	-0.4%	-0.3%
		↑・全国消費者物価指数【除生鮮】		-0.1%	-0.1%
		日)東京消費者物価指数	△	-0.6%	-0.8%
		↑・東京消費者物価指数【除生鮮】		-0.4%	-0.4%
08:50		日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比]	△	-2.0%	-4.1%
				-8.0%	-8.1%
09:01		英)GFK消費者信頼感調査	△	-30	-30
14:00		日)住宅着工戸数	×	+10.1%	+15.5%
16:00		独)小売売上高 [前月比/前年比]	○	-0.4%	+1.5% (+0.8%)
				-0.3%	-3.1%
17:00		ス)KOF先行指数	△	+1.60	+1.67
		欧)ドラギECB総裁の発言	○	要人発言
19:00		欧)消費者物価指数【速報値】	○	+2.4%	+2.5%
		欧)失業率	○	11.7%	11.6%
20:00		欧)プラートECB理事の発言	△	要人発言
21:00		南ア)貿易収支	×	-155億	-138億
22:30		加)GDP	◎	+0.1%	-0.1%
		↑・第3四半期GDP		+0.8%	+1.8% (+1.9%)
		米)個人所得	BB	+0.2%	+0.4%
		↑・個人支出		±0.0%	+0.8%
		↑・PCEデフレーター[前年比]		+1.8%	+1.7%
		↑・PCEコア・デフレーター [前月比/前年比]		+0.2%	+0.1%
				+1.7%	+1.7%
23:45		米)シカゴ購買部協会景気指数	A	50.5	49.9
翌 07:00		米)コチャラコタ：ミネアポリス連銀総裁の発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

相場が大きく動き出すまで、監視は続けるも、トレードは休憩

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