本日の為替相場の焦点は、『欧米の株式市場の動向』と『欧州債務問題への懸念』、そして『日本の金融政策への思惑』や『米国の長期金利の動向』にあり。
米国の経済指標は、
・24時00分:米)新築住宅販売件数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・22時00分:独)消費者物価指数【速報値】
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・26時15分:ス)ジョーダンSNB総裁の発言
・28時00分:米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
・米国の週間原油在庫の公表
・米国の長期国債の入札が相次ぐ(27日・2年債、28日・5年債、29日・7年債)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・日本の政局や金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑(スペインとギリシャが中心)
・米国の財政の崖問題への思惑
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
米国の経済指標の発表は、新築住宅販売件数がメイン。
その他、地区連銀経済報告(ベージュブック)も行われる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ、米国の中長期の国債の入札は米国の長期金利(米国債)に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、ドル円が継続的に上昇したほか、リスク選好の流れや欧州債務懸念の緩和でユーロドルも大きく上昇した。
今週の為替相場は、感謝祭明けのためか、方向感なく調整が主体の展開になっている。
本日は、引き続き、金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)や欧州債務問題、日本の政局や金融政策、米国の財政の崖問題が大きな焦点。
また、米)新築住宅販売件数や米)地区連銀経済報告(ベージュブック)の発表にも注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・22時00分:独)消費者物価指数【速報値】
→発表での影響はなかなか
・24時00分:米)新築住宅販売件数
・28時00分:米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
→2つの時間に経済指標とベージュブック。新築住宅販売件数の注目度及び影響度は高い。発表後の大きめの流れを見極めたいところ
・26時15分:ス)ジョーダンSNB総裁の発言
→言及次第
11月26日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼11月の月末要因
▼ユーロ財務相会合による影響
▼米国が感謝祭絡みの連休明けとなる点
▼米国の中長期国債の利払い・償還での影響
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼日本の政局や金融政策への思惑
▼欧州債務問題への思惑(スペインとギリシャが中心)
▼米国の財政の崖問題への思惑
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の追加金融緩和への思惑
▼欧州の追加金融緩和への思惑
【外為どっとコム】FXレポートや億トレーダーのインタビューが満載!マネ育ch
11月28日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
|||||||||||
・スポットレベルでの11月の最後の営業日 | ||||||||||||||
08:00 | 米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
14:40 | 欧)クーレECB理事の発言 | × | 要人発言 | |||||||||||
21:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | -2.2% | ||||||||||
22:00 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | -0.1% | ±0.0% | ||||||||||
+1.9% | +2.0% | |||||||||||||
24:00 | 米)新築住宅販売件数 | AA | 39.0万件 | 38.9万件 | ||||||||||
24:30 | 米)週間原油在庫 | B | +35万 | -146.6万 | ||||||||||
26:15 | 米)タルーロFRB理事の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
ス)ジョーダンSNB総裁の発言 | ○ | 要人発言 | ||||||||||||
27:00 | 米)5年債入札 | BB | 350億ドル | |||||||||||
28:00 | 米)地区連銀経済報告(ベージュブック) | AA | - | - | ||||||||||
|
相場が大きく動き出すまで、監視は続けるも、トレードは休憩
相場が大きく動き出すまで、監視は続けるも、トレードは休憩
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)