本日の為替相場の焦点は、『今週に入って加速している株安・ドル安地合いの継続』と『主要な株式市場や米国の長期金利の動向』、『週末要因や直近で大きく動いたポジション調整』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外では、
・10時30分:豪)RBA四半期金融政策報告
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
・14時30分:中)鉱工業生産
・14時30分:中)小売売上高
・14時30分:中)固定資産投資
・17時30分:英)貿易収支
・21時15分:加)住宅着工件数
・21時30分:加)失業率&雇用ネット変化
への注目度が高い。
これら以外では、
・週末要因
・今週に入って加速している株安・ドル安地合いの継続
・主要な株式市場の動向
・米国の国債市場と長期金利の動向
・米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・米国の主要企業の決算発表が本格化(大手金融機関の決算発表も)
・欧州の大手金融機関決算が本格化
・金や原油などの商品市場の動向
・世界的に夏季休暇の時期(商いが薄くなりがち)
などの要因も重要。
★★★
週末金曜日で、シンガポールと南アフリカが休場。
注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期国債の入札は米国の長期金利(≒米国債利回り)、米国の主要企業及び大手金融機関の決算発表は米国の株式市場に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、FOMC結果発表後にドル買いが優勢となったが、米国の雇用統計の悪い結果でドル売りが加速して週末を迎えた。
今週の為替相場は、週明けから金融市場全体が不安定で株安・ドル安が優勢な地合いとなっており、ドル円は大幅下落&ユーロドルは大幅上昇している。
本日の為替相場は、今週に入って加速している株安・ドル安地合いの継続に最大限注視しながら、引き続き、現在の為替相場の焦点である主要な株式市場の動向、米国の長期金利の動向、米国の量的緩和早期縮小への思惑、金融市場のリスク許容度などに注目したい。
その他、週末要因や直近で大きく動いたポジション調整などにも注意。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・10時30分:豪)RBA四半期金融政策報告
→今後の金融政策への思惑で豪ドルの大きな変動に繋がりやすい
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
・14時30分:中)鉱工業生産
・14時30分:中)小売売上高
・14時30分:中)固定資産投資
→中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑が噴出しやすく、金融市場全体に影響を与えやすい。特に豪ドルへの影響が非常に大きい
・17時30分:英)貿易収支
→発表でのポンドへの影響はなかなか
・21時15分:加)住宅着工件
・21時30分:加)失業率&雇用ネット変化
→失業率がメイン。発表でのカナダドルへの影響は大きい
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
■8月5日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼『米)FOMC政策金利&声明発表』明けでの影響
▼『米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率』発表明けでの影響
▼今週に、オーストラリアと日本の金融政策発表が行われる
▼今週に、米国の中長期国債の入札が相次ぐ(6日・3年債、7日・10年債、8日・30年債)
▼世界的に夏季休暇の時期(商いが薄くなりがち)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の金融政策への思惑
▼欧州債務問題への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼米国の主要企業の決算発表が本格化(大手金融機関の決算発表も)
▼欧州の大手金融機関決算が本格化
▼金や原油などの商品市場の動向
▼日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
▼日本の金融政策への思惑
▼中国の金融システムや資本市場の動向
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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8月9日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・シンガポールと南アフリカが休場 ・米国の主要企業の決算発表→JCペニー、その他 |
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08:50 | 日)第三次産業活動指数 | △ | -0.4% | +1.2% | ||||||||||
10:30 | 豪)RBA四半期金融政策報告 | ◎ | - | - | ||||||||||
中)消費者物価指数 | ◎ | +2.8% | +2.7% | |||||||||||
中)生産者物価指数 | ○ | -2.1% | -2.7% | |||||||||||
14:00 | 日)金融経済月報・基本的見解 | △ | - | - | ||||||||||
日)消費者態度指数 | × | 45.0 | 44.3 | |||||||||||
14:30 | 中)鉱工業生産 | ○ | +8.9% | +8.9% | ||||||||||
中)小売売上高 | ○ | +13.5% | +13.3% | |||||||||||
中)固定資産投資 | ○ | +20.0% | +20.1% | |||||||||||
17:30 | 英)貿易収支 | ○ | -83.50億 | -84.91億 | ||||||||||
21:15 | 加)住宅着工件数 | ○ | 19.00万件 | 19.96万件 | ||||||||||
21:30 | 加)失業率 | ◎ | 7.1% | 7.1% | ||||||||||
↑・雇用ネット変化 | +1.00万人 | -0.04万人 | ||||||||||||
23:00 | 米)卸売在庫 | C | +0.4% | -0.5% | ||||||||||
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NY市場まで様子見
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