本日の為替相場の焦点は、『日)BOJ政策金利&声明発表&黒田日銀総裁の記者会見』と『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』、そして『ウクライナ情勢やロシアの動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外では、
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
・15時30分:日)黒田日銀総裁の記者会見
・18時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(11日・3年債、12日・10年債、13日・30年債)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・金融市場のリスク許容度
・米国の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・ウクライナ情勢やロシアの動向
・金や原油などの商品市場の動向
・中国の景気失速懸念
・金融当局者や要人による発言
などの要因も重要。
★★★
日)BOJ政策金利&声明発表&黒田日銀総裁の記者会見と米国の3年債の入札が行われる。
本日も、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期国債の入札は米国の長期金利に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、週初はウクライナ情勢の緊迫化でリスク回避の方向に大きく傾いたが、その後は反発が優勢となった。
また、ECBの金融政策発表後にユーロドルが大きく上昇したほか、米国の長期金利や株式市場の上昇を受けてドル円も大きめに上昇。更に、週末には、米国の雇用統計の発表で大きく動き、、週末クローズにかけては再度ウクライナ情勢への懸念が高まった。
週明けの為替相場は、オープン直後こそ円高ヨリに傾いたが、欧州市場移行はドル円もユーロドルも堅調に推移している。
直近の為替相場は、主要な株式市場及び米・長期金利の動向、金融市場のリスク許容度、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑、ウクライナ情勢やロシアの動向などでの影響が重要。
本日は特に、日)BOJ政策金利&声明発表&黒田日銀総裁の記者会見や主要な株式市場及び米・長期金利の動向に注視したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
・15時30分:日)黒田日銀総裁の記者会見
→発表での影響は未知数だが、注目度が高く、今後の金融政策への思惑で大きく動くキッカケになりやすい
・18時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
→発表でのポンドへの影響はなかなか
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
■3月10日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(3/10~)にニュージーランド、日本の金融政策発表と日本の議事録公表が予定
▼来週(3/17~)にスイス、米国の金融政策発表とオーストラリア、英国の議事録公表が予定
▼[ECB金融政策結果発表&ドラギ総裁の記者会見]明け
▼[米国の雇用統計]発表明け
▼13日にFRB指名候補者承認公聴会(上院銀行委員会)
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(11日・3年債、12日・10年債、13日・30年債)
▼来週にFOMC結果発表を控える
▼ウクライナ情勢やロシアの動向
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼中国の景気失速懸念
▼金や原油などの商品市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼新興国からの資金流出や株価下落・通貨下落の加速への懸念
▼日本の金融政策への思惑
▼安倍政権の経済政策や税制絡みの話題
▼欧州の債務問題への思惑
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3月11日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・EU財務相会合 | ||||||||||||||
09:30 | 豪)NAB企業景況感指数 | △ | - | +4 | ||||||||||
↑・NAB企業信頼感指数 | - | +8 | ||||||||||||
正午 過ぎ |
日)BOJ政策金利&声明発表 | ◎ | - | - | ||||||||||
15:00 | 日)工作機械受注【速報値】 | × | - | +40.3% | ||||||||||
15:30 | 日)黒田日銀総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
16:00 | 独)貿易収支 | △ | +150億 | +142億 | ||||||||||
独)経常収支 | × | +153億 | +235億 | |||||||||||
17:15 | ス)第4四半期鉱工業生産 | × | +1.0% | +0.7% | ||||||||||
18:30 |
英)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.4% | ||||||||||
+3.0% | +1.8% | |||||||||||||
↑・製造業生産高 [前月比/前年比] |
○ | +0.3% | +0.3% | |||||||||||
+3.3% | +1.5% | |||||||||||||
23:00 | 米)卸売在庫 | C | +0.4% | +0.3% | ||||||||||
24:00 | 英)NIESRGDP予想 | △ | - | +0.8% | ||||||||||
26:00 | 米)3年債入札 | BB | 300億ドル | |||||||||||
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3月10日~3月14日はお休みです
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