本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』と『注目度の高い米国の経済指標の発表』、そして『今週に入って加速しているドル円の下落及びユーロドルの上昇の行方』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)輸入物価指数
・26時00分:米)30年債入札
・27時00分:米)財政収支
に注目が集まる。
米国以外では、
・時間未定:中)貿易収支
・10時30分:豪)失業率&新規雇用者数
・20時00分:英)BOE政策金利&声明発表&BOE資産購入枠発表
・21時30分:加)新築住宅価格指数
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・五十日要因
・G20財務相・中央銀行総裁会議(10日・11日開催)
・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(8日・3年債、9日・10年債、10日・30年債)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・欧州の金融政策への思惑
・米国の金融政策への思惑
・日本の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度
・金融当局者や要人による発言
・ウクライナ情勢
・中国の景気失速懸念
・金や原油などの商品市場の動向
などの要因も重要。
★★★
本日は、10日の五十日で、週末にかけてG20財務相・中央銀行総裁会議が開催される。
また、米国の30年債の入札や[英)BOE政策金利&声明発表&BOE資産購入枠発表]が行われる。
米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と輸入物価指数がメイン。
その他、財政収支も発表される。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期国債の入札は米国の長期金利に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、ドル円は週初から続伸して一時104円乗せと大きく上昇したが、週末の米国の雇用統計の悪い結果でジリジリと下落して103円前半で引 けた。ユーロドルは週初に上値を試した後に1.38台が重くジリジリと戻されていたところを、木曜日のECB金融政策の結果や総裁の記者会見を受けて大き く下落した。
今週の為替相場は、ドル円が反落して大きく下落し、ユーロドルが反発して大きく上昇している。
直近の為替相場は、主要な株式市場及び米・長期金利の動向、欧州の金融政策への思惑、米国の金融政策への思惑、日本の金融政策への思惑などが主な焦点。
本日は特に、主要な株式市場及び米・長期金利の動向や注目度の高い米国の経済指標の発表、今週に入って加速しているドル円の下落及びユーロドルの上昇の行方に注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・時間未定:中)貿易収支
→発表での影響は大きめ。
中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい。
直近では、特に豪ドルが影響を受けやすい傾向あり。
・10時30分:豪)失業率&新規雇用者数
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きい
・20時00分:英)BOE政策金利&声明発表&BOE資産購入枠発表
→政策金利及び資産購入枠、声明内容にはサプライズはない可能性が高いが、今後の金融政策への思惑でそれなりに動く可能性が高い
・21時30分:加)新築住宅価格指数
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)輸入物価指数
・26時00分:米)30年債入札
・27時00分:米)財政収支
→本日の米国のイベントは、経済指標の新規失業保険申請件数と輸入物価指数がメイン。
その他、財政収支の発表や30年債の入札も行われる。
米国の株式市場や長期金利の動向は引き続き重要。
今週に入って加速しているドル円の下落及びユーロドルの上昇の行方に注目したい。
■4月7日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(4/7~)に日本、英国の金融政策発表と日本、米国の議事録公表が予定
▼来週(4/14~)にカナダの金融政策発表とオーストラリアの議事録公表が予定
▼[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]明け
▼[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率]発表明け
▼8日(火)に[BOJ政策金利&声明発表&黒田日銀総裁の記者会見]
▼9日(水)に[FOMC議事録公表(3月18日・19日開催分)]
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(8日・3年債、9日・10年債、10日・30年債)
▼週末に[G20財務相・中央銀行総裁会議]が開催
▼今週に米国の大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼来週末からイースター休暇入り
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策への思惑
▼米国の金融政策への思惑
▼日本の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金融当局者や要人による発言
▼ウクライナ情勢
▼中国の景気失速懸念
▼金や原油などの商品市場の動向
▼新興国からの資金流出や株価下落・通貨下落の加速への懸念
▼安倍政権の経済政策や税制変更、消費税増税の話題
▼欧州の債務問題への思惑
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4月10日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・10日の五十日 ・G20財務相・中央銀行総裁会議(10日・11日開催) |
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07:30 | NZ)製造業PMI | △ | - | 56.2 | ||||||||||
08:00 | 米)タルーロFRB理事の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
08:01 | 英)RICS住宅価格 | × | +43% | +45% | ||||||||||
08:50 |
日)機械受注 [前月比/前年比] |
△ | -2.6% | +13.4% | ||||||||||
+17.5% | +23.6% | |||||||||||||
未定 | 中)貿易収支 | ◎ | +18.0億 | -229.9億 | ||||||||||
10:30 | 豪)失業率 | ◎ | 6.1% | 6.0% | ||||||||||
↑・新規雇用者数 | +0.25万人 | +4.73万人 | ||||||||||||
15:00 | 日)工作機械受注【速報値】 | × | - | +26.1% | ||||||||||
17:00 | 欧)ECB月例報告 | △ | - | - | ||||||||||
20:00 | 英)BOE政策金利&声明発表 | ◎ | 0.50% 据え置き |
0.50% 据え置き |
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英)BOE資産購入枠発表 | ◎ | 3750億 据え置き |
3750億 据え置き |
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南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
△ | +0.5% | +0.5% | |||||||||||
+3.5% | +2.5% | |||||||||||||
21:30 |
加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | +0.3% | ||||||||||
- | +1.5% | |||||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 32.0万件 | 32.6万件 | |||||||||||
米)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
BB | +0.2% | +0.9% | |||||||||||
-0.9% | -1.1% | |||||||||||||
24:30 | 米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)30年債入札 | BB | 130億ドル | |||||||||||
27:00 | 米)財政収支 | B | -360億 | -1935億 | ||||||||||
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NY市場で米国の株式市場が続騰するようであれば、押し目買い狙いを継続
様子見
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