本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』と『注目度の高い米国の経済指標の発表』、そして『今週に入って加速しているドル円の下落及びユーロドルの上昇の行方』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・時間未定:米)JPモルガン・チェースの決算発表
・時間未定:米)ウェルズ・ファーゴの決算発表
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
に注目が集まる。
米国以外では、
・08時50分:日)BOJ議事録公表(3月10日・11日開催分)
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・週末要因
・G20財務相・中央銀行総裁会議(10日・11日開催)
・IMF・世界銀行総会(11日~13日開催)
・米国の主要企業の決算発表→ウェルズ・ファーゴ、JPモルガン・チェース、その他
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・金融市場のリスク許容度
・欧州の金融政策への思惑
・米国の金融政策への思惑
・日本の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・ウクライナ情勢
・金や原油などの商品市場の動向
・中国の景気失速懸念
などの要因も重要。
★★★
週末金曜日で、昨日・今日とG20財務相・中央銀行総裁会議が開催されているほか、本日からIMF・世界銀行総会が行われる。
米国の経済指標は、生産者物価指数&【コア】とミシガン大消費者信頼感指数【速報値】がメイン。
その他、JPモルガン・チェースとウェルズ・ファーゴの決算発表も予定されている。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の大手金融機関の決算発表は、米国の株式市場に大きめの影響を与えやすい。
先週の為替相場は、ドル円は週初から続伸して一時104円乗せと大きく上昇したが、週末の米国の雇用統計の悪い結果でジリジリと下落して103円前半で引 けた。ユーロドルは週初に上値を試した後に1.38台が重くジリジリと戻されていたところを、木曜日のECB金融政策の結果や総裁の記者会見を受けて大き く下落した。
今週の為替相場は、ドル円が反落して大きく下落・続落し、ユーロドルが反発して大きく上昇・続伸している。
直近の為替相場は、主要な株式市場及び米・長期金利の動向、金融市場のリスク許容度、欧州の金融政策への思惑、米国の金融政策への思惑などが主な焦点。
本日は特に、主要な株式市場及び米・長期金利の動向や注目度の高い米国の経済指標の発表、今週に入って加速しているドル円の下落及びユーロドルの上昇の行方、週末要因に注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・08時50分:日)BOJ議事録公表(3月10日・11日開催分)
→内容にサプライズがなくても、今後の金融政策への思惑で大きく動きやすい
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
→発表での影響は大きめ。
中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい。
直近では、特に豪ドルが影響を受けやすい傾向あり。
・時間未定:米)JPモルガン・チェースの決算発表
・時間未定:米)ウェルズ・ファーゴの決算発表
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
→本日の米国のイベントは、経済指標の生産者物価指数&【コア】とミシガン大消費者信頼感指数【速報値】がメイン。
その他、JPモルガン・チェースとウェルズ・ファーゴの決算発表も予定されている。
米国の株式市場は昨日のNY市場で大きく下落しており、米国の株式市場や長期金利の動向は引き続き重要。
また、今週に入って加速しているドル円の下落及びユーロドルの上昇の行方にはしっかりと注目したい。
週末金曜日。
■4月7日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(4/7~)に日本、英国の金融政策発表と日本、米国の議事録公表が予定
▼来週(4/14~)にカナダの金融政策発表とオーストラリアの議事録公表が予定
▼[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]明け
▼[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率]発表明け
▼8日(火)に[BOJ政策金利&声明発表&黒田日銀総裁の記者会見]
▼9日(水)に[FOMC議事録公表(3月18日・19日開催分)]
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(8日・3年債、9日・10年債、10日・30年債)
▼週末に[G20財務相・中央銀行総裁会議]が開催
▼今週に米国の大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼来週末からイースター休暇入り
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策への思惑
▼米国の金融政策への思惑
▼日本の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金融当局者や要人による発言
▼ウクライナ情勢
▼中国の景気失速懸念
▼金や原油などの商品市場の動向
▼新興国からの資金流出や株価下落・通貨下落の加速への懸念
▼安倍政権の経済政策や税制変更、消費税増税の話題
▼欧州の債務問題への思惑
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4月11日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末 ・G20財務相・中央銀行総裁会議(10日・11日開催) ・IMF・世界銀行総会(11日~13日開催) ・米国の主要企業の決算発表→ウェルズ・ファーゴ、JPモルガン・チェース、その他 |
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08:50 | 日)BOJ議事録公表(3月10日・11日開催分) | ◎ | - | - | ||||||||||
日)国内企業物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.1% | -0.2% | |||||||||||
+1.8% | +1.8% | |||||||||||||
10:30 | 中)消費者物価指数 | ◎ | +2.4% | +2.0% | ||||||||||
中)生産者物価指数 | ○ | -2.2% | -2.0% | |||||||||||
15:00 |
独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
× | +0.3% | +0.3% | ||||||||||
+1.0% | +1.0% | |||||||||||||
未定 | 米)JPモルガン・チェースの決算発表 | A | 大手金融決算 | |||||||||||
未定 | 米)ウェルズ・ファーゴの決算発表 | A | 大手金融決算 | |||||||||||
21:30 |
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
AA | +0.1% | -0.1% | ||||||||||
+1.1% | +0.9% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | -0.2% | ||||||||||||
+1.1% | +1.1% | |||||||||||||
22:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】 | AA | 81.0 | 80.0 | ||||||||||
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NY市場まで様子見
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