本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』と『注目度の高い米国の経済指標の発表』、そして『週末&月末&四半期末要因(週明け月曜日が6月・月末での最後の営業日)』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
に注目が集まる。
米国以外では、
・07時45分:NZ)貿易収支
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
・17時30分:英)第1四半期GDP【確報値】
・17時30分:英)第1四半期経常収支
・21時00分:独)消費者物価指数【速報値】
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・週末要因
・月末&四半期末要因(週明け月曜日が6月・月末での最後の営業日)
・EU首脳会議(26日・27日開催)
・来週(3日)に[欧)ECB理事会結果発表]を控える
・来週(3日)に[米)雇用統計]の発表を控える
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・米国の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度
・金や原油などの商品市場の動向
・金融当局者や要人による発言
・中国の景気動向への思惑
・イラク情勢
・日本の金融政策への思惑
などの要因も重要。
★★★
本日は、週末金曜日及び月末&四半期末間近。
また、昨日からEU首脳会議が開催されている。
米国の経済指標は、ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】がメイン。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週の為替相場は、先週末より多少のドル買いヨリでスタートした後は、ドル買いとドル売りが交錯して、ドル円は102円ちょうど&ユーロドルは1.36 ちょうどを挟んで上下していた。しかし、週末にかけてドル売りが強まり、ドル円は101円半ばまで下落し、ユーロドルはドル売りとユーロ売りが重なって、 依然として1.360を挟んでの推移となっている。
直近の為替相場は、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑などが主な焦点。
本日は特に、直近で為替相場の主な変動要因となっている主要な株式市場及び米国の長期金利の動向と注目度の高い米国の経済市場の発表、週末&月末&四半期末要因(週明け月曜日が6月・月末での最後の営業日)に注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・07時45分:NZ)貿易収支
→発表でのNZドルへの影響は非常に大きい
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
→反応は未知数も注目度は高め
・17時30分:英)第1四半期GDP【確報値】
・17時30分:英)第1四半期経常収支
→発表でのポンドへの影響は大きめ
・21時00分:独)消費者物価指数【速報値】
→欧州市場が動き出すキッカケとして注視したい
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
→米国の経済指標は、ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】がメインで、その他に注目度の高いイベントはない。
直近で為替相場の主な変動要因となっている米国の株式市場と米国の長期金利の動向には引き続き注意。
週末にかけてドル売りヨリの流れが強まっており、この傾向が継続するのか加速するのか、それとも元の方向感のない相場に戻るのかが重要となる。
週末&月末&四半期末(週明け月曜日が6月・月末での最後の営業日)。
■6月23日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼中国の景気動向への思惑
▼日本の金融政策への思惑
▼イラク情勢
▼ウクライナ情勢
▼[FOMC結果発表]明け
▼今週(6/23~)に→主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼来週(6/30~)に→オーストラリア、欧州の金融政策発表が予定(議事録公表はなし)
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(24日・2年債、25日・5年債、26日・7年債)
▼来週(7/3)に[ECB金融政策結果発表]を控える
▼来週(7/3)に[米)雇用統計]の発表を控える
▼6月の月末・四半期末要因(来週月曜日・30日が6月・月末での最後の営業日)
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6月27日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末 ・月末&四半期末間近(週明け月曜日が6月・月末での最後の営業日) ・EU首脳会議(26日・27日開催) ・来週(3日)に[欧)ECB理事会結果発表]を控える ・来週(3日)に[米)雇用統計]の発表を控える |
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07:45 | NZ)貿易収支 | ◎ | +2.50億 | +5.34億 | ||||||||||
08:05 | 英)GFK消費者信頼感 | × | +2 | ±0 | ||||||||||
08:30 | 日)失業率 | × | 3.6% | 3.6% | ||||||||||
↑・有効求人倍率 | 1.08 | 1.08 | ||||||||||||
日)全国消費者物価指数 | ○ | +3.7% | +3.4% | |||||||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | +3.4% | +3.2% | ||||||||||||
日)東京消費者物価指数 | △ | +3.1% | +3.1% | |||||||||||
↑・東京消費者物価指数【除生鮮】 | +2.8% | +2.8% | ||||||||||||
08:50 | 日)小売業販売額 | △ | -2.0% | -4.4% | ||||||||||
↑・大型小売店販売額 | -2.5% | -6.8% | ||||||||||||
15:00 |
独)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
× | ±0.0% | -0.3% | ||||||||||
-2.2% | -2.4% | |||||||||||||
16:00 | ス)KOF景気先行指数 | △ | 100.0 | 99.8 | ||||||||||
17:30 |
英)第1四半期GDP【確報値】 [前期比/前年比] |
○ | +0.8% | +0.8% | ||||||||||
+3.1% | +3.1% | |||||||||||||
英)第1四半期経常収支 | ○ | -173億 | -224億 | |||||||||||
18:00 | 欧)消費者信頼感【確報値】 | × | -7.4 | -7.4 | ||||||||||
21:00 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | -0.1% | ||||||||||
+1.0% | +0.9% | |||||||||||||
21:30 | 加)鉱工業製品価格 | △ | ±0.0% | -0.2% | ||||||||||
加)原料価格指数 | △ | -0.1% | +0.1% | |||||||||||
22:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】 | A | 82.0 | 81.2 | ||||||||||
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101円前半、101.0割れ、100円後半のそれぞれの節目での反発に気を付けながら、戻り売りを小刻みに回転させて利益を積み重ねる
来週にECB理事会結果発表を控えるため、様子見
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)