だからピケティ氏が来日しても日本政府としては、勉強会などとしょうして彼を招へいしようとしないのも当然なのは理解できる。でも昨日の国債市場のようなことが起こったり、またそれが他の資本市場に不安を与えたりするのは、たまたまピケティ氏が日本に滞在しているのと偶然の一致なのだろうか。
ともかくも昨日は海外市場ではリスク許容度の回復が見られた。BPやガスプロムなどが減産につながる設備投資のカットを表明してきており、原油価格が急上昇した。また米企業でも大型合併の話なども出てきたりして、米国株は大幅高になった。ドル円もアジア時間での値動きがウソのように、117円台の後半までひたすら上昇した。
そうしたリスクテークの流れは今日も続いており、アジア時間の午前中にドル円は118円ちょうどを目前にするところまあで上がり切った。今晩はそのリスクテークが続くのかどうかに注目だ。
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