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メキシコペソのスワップポイントを徹底比較!
スプレッドも一覧で比較し、おすすめのFX会社を紹介!
メキシコペソ/円の今後の見通しやチャートも確認しよう

2023年11月06日(月)17:09公開 (2023年11月06日(月)17:09更新)
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ザイFX限定!口座開設&取引で最大10000円もらえる! トレイダーズ証券みんなのFX

メキシコペソは、高いスワップポイントで人気の通貨!
数千円程度の少額から取引できるので、FX初心者にも魅力的!

「メキシコペソ」は高金利通貨として知られていて、FXではメキシコペソ/円の取引で、スワップポイント(スワップ金利)による高水準の金利収益を狙えます。
【※メキシコペソの最新の政策金利はこちら!】
主要各国の政策金利の推移をグラフでチェック!

 メキシコペソ/円の買いポジションを長期目線で保有して、日々のスワップポイントを受け取りながら金利収益を積み重ねていく「スワップ運用」は、FXでは初心者を含む幅広い層のトレーダーに人気のある取引手法です。

 メキシコペソ/円の為替レートが下落して、金利収益以上の為替差損が生じるのは好ましくありませんが、為替レートが安定しているときは効果的なスワップ運用が期待できますし、為替レートが上昇する局面ではスワップ収益と為替差益の両方を狙うことも可能です。

 また、メキシコペソ/円には「少額で取引できる」というメリットもあります。

 今年、2023年のメキシコペソ/円の最高値は8.77円付近です。余裕をもって9.0円と仮定した場合でも、一般的なレバレッジ25倍のFX口座で取引すれば、1万通貨のメキシコペソ/円のポジションを保有するのに必要な資金(証拠金)は最低3600円です。これなら1万円くらいの資金があれば、よほど急激な為替レートの変動がない限り、中長期目線でポジションを保有し続けることができます。

そのため、少額で投資したい人、少しずつ取引金額を増やしたいFX初心者にとっても、メキシコペソ/円は取引しやすい通貨ペアと言えるでしょう。

 スワップポイントの金額は、FX口座によって異なります。メキシコペソ/円の場合、同じポジション量でも金額の高いFX口座と低いFX口座では約5倍の金額差があるので、スワップ運用を効率よく行うためには、「できるだけスワップポイントの水準が高いFX口座で取引する」のがおすすめです。

 そこで、この記事では主要なFX口座のメキシコペソ/円の「スワップポイント」を調査して、その結果をもとに各口座で水準の異なるメキシコペソ/円のスワップポイントを一覧で紹介! さらに、FXの取引コストに相当する「スプレッド」も調査し、「スワップポイント」と「スプレッド」の両方で条件が良い、「メキシコペソ/円の取引におすすめのFX会社」も紹介します。どのFX口座でメキシコペソ/円の取引をしようか迷っている人は、ぜひ、参考にしてください。
【※メキシコペソ/円の取引に、特におすすめのFX会社はこちら!】
「スワップポイント」と「スプレッド」両方とも条件が良い、メキシコペソ/円の取引に、特におすすめのFX会社は?
メキシコペソ/円の「スワップポイント」が高く、自動売買ができるおすすめのFX会社は?

 さらに、記事の後半ではメキシコペソ/円の値動きの特徴や今後の見通しについても触れていますので、こちらもあわせて参考にしてください。
【※メキシコペソ/円の値動きの特徴や今後の見通しはこちら!】
メキシコペソ/円の値動きの特徴や今後の見通し、メキシコの基本情報や経済情勢を紹介!

メキシコペソ/円の「スワップポイント」を徹底比較!
効率の良いスワップ運用が可能なFX口座はココだ!

 さっそく、メキシコペソ/円の「スワップポイント」を確認していきましょう。

 下の表は、ザイFX!編集部が主要なFX口座のスワップポイントを日々調査して、対象期間中のメキシコペソ/円1万通貨の買いポジションで受け取った、1日あたりの平均金額を算出。その結果を金額が高かった順に並べたものです。

■主要なFX会社のメキシコペソ/円のスワップポイントを比較(2023年10月平均・1日あたり)
FX会社「口座名」
(クリックで詳細ページへ)
スワップポイント
(1万通貨あたり)
年利 メキシコペソ/円の
最低取引単位
公式サイトへ
トレイダーズ証券
「LIGHT FX・LIGHTペア」
27.37円 11.89% 1000通貨
トレイダーズ証券「LIGHT FX」の公式サイトはこちら!
GMO外貨
「外貨ex」
27.15円 11.80% 1万通貨
GMO外貨「外貨ex」の公式サイトはこちら!
GMOクリック証券
「FXネオ」
27.00円 11.73% 1万通貨
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら!
JFX
「MATRIX TRADER」
27.00円 11.73% 1万通貨
JFX「MATRIX TRADER」の公式サイトはこちら!
アイネット証券
「ループイフダン」
27.00円 11.73% 1万通貨
アイネット証券「ループイフダン」の公式サイトはこちら!
ゴールデンウェイ・ジャパン
「FXTF GX-FX」
26.30円 11.43% 1000通貨
ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF GX-FX」の公式サイトはこちら!
ゴールデンウェイ・ジャパン
「FXTF MT4」
26.24円 11.40% 1000通貨
ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF MT4」の公式サイトはこちら!
くりっく365 25.30円 10.99% 10万通貨
外為どっとコム
「外貨ネクストネオ」
24.88円 10.81% 1000通貨
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら!
LINE証券
「LINE FX」
24.88円 10.81% 1000通貨
LINE証券「LINE FX」の公式サイトはこちら!
ヒロセ通商
「LION FX」
24.85円 10.80% 1万通貨
ヒロセ通商「LION FX」の公式サイトはこちら!
マネックス証券
「FX PLUS」
24.85円 10.80% 1000通貨
マネックス証券「FX PLUS」の公式サイトはこちら!
IG証券 24.79円 10.77% 1万通貨
IG証券の公式サイトはこちら!
auカブコム証券
「auカブコム FX」
24.61円 10.69% 1000通貨
auカブコム証券「auカブコム FX」の公式サイトはこちら!
SBI FXトレード 24.61円 10.69% 1通貨
SBI FXトレードの公式サイトはこちら!
トレイダーズ証券
「LIGHT FX」
24.55円 10.67% 1000通貨
トレイダーズ証券「LIGHT FX」の公式サイトはこちら!
トレイダーズ証券
「みんなのFX」
24.55円 10.67% 1000通貨
トレイダーズ証券「みんなのFX」の公式サイトはこちら!
セントラル短資FX
「FXダイレクトプラス」
23.70円 10.30% 1000通貨
セントラル短資FX「FXダイレクトプラス」の公式サイトはこちら!
松井証券 23.48円 10.20% 1通貨
松井証券「MATSUI FX」の公式サイトはこちら!
サクソバンク証券 21.97円 9.55% 1万通貨
サクソバンク証券の公式サイトはこちら!
楽天証券
「楽天FX」
20.52円 8.91% 1000通貨
楽天証券「楽天FX」の公式サイトはこちら!
楽天証券
「楽天MT4」
20.52円 8.91% 1000通貨
楽天証券「楽天MT4」の公式サイトはこちら!
フィリップ証券
「フィリップMT5」
17.31円 7.52% 1000通貨
フィリップ証券「フィリップMT5」の公式サイトはこちら!
マネースクエア
「マネースクエアFX」
17.00円 7.39% 1万通貨
マネースクエア「マネースクエアFX」の公式サイトはこちら!
マネーパートナーズ
「パートナーズFX」
15.88円 6.90% 1万通貨
マネーパートナーズ「パートナーズFX」の公式サイトはこちら!
マネーパートナーズ
「パートナーズFX nano」
13.61円 5.91% 100通貨
マネーパートナーズ「パートナーズFX nano」の公式サイトはこちら!
外為オンライン
「外為オンラインFX」
5.00円 2.17% 1万通貨
外為オンライン「外為オンラインFX」の公式サイトはこちら!
トレイダーズ証券
「みんなのシストレ」
4.93円 2.14% 1000通貨
トレイダーズ証券「みんなのシストレ」の公式サイトはこちら!
※スワップポイントは各FX会社の公式サイトや取引ツール内に掲載された情報をもとに、対象期間中の1万通貨の買いポジションに付与された1日あたりの平均金額を算出。年利は、メキシコペソ/円のレートを2023年10月最終営業日の終値に近い8.40円、取引に必要な資金(証拠金)をレバレッジ1倍の8万4000円として算出し、小数点以下第3位を四捨五入して掲載。スワップポイントの金額、メキシコペソ/円の為替レートは原則として日々変動するため、記載した金額や年利はあくまで参考値としてご活用ください

 2023年10月にメキシコペソ/円の平均スワップポイントがもっとも高かったFX口座は、トレイダーズ証券「LIGHT FX」が提供する「LIGHTペア」の27.37円でした。

トレイダーズ証券「LIGHT FX」の公式サイトはこちら!

LIGHTペアとは、1回の注文数量が20万通貨までに制限されている代わりに、スワップポイントとスプレッドが通常の通貨ペアよりも有利な「LIGHT FX」独自の通貨ペア。メキシコペソ/円だけでなく、米ドル/円、英ポンド/円、南アフリカランド/円など、多くのLIGHTペアのスワップポイントが業界最高水準です。
【※関連記事はこちら!】
LIGHT FXが「LIGHTペア」をリリース! スプレッドやスワップポイントがさらに有利になり、為替の変動リスクを回避しながら高水準の金利収益が狙える!?

 「LIGHT FX」は、通常なら月額料金の支払いが必要な機能の一部も搭載した、高機能チャートツールの「TradingView」が使えるほか、新興国通貨の為替ニュースを独占配信しているなど、サービスも充実しているので、ぜひチェックしてほしいFX口座です。
【※関連記事はこちら!】
「TradingView(トレーディングビュー)」の有料機能を無料で使う裏ワザがあった!大人気のチャート分析ツールを賢く使おう

大人気チャートツールのTradingViewが使え、スペックも業界上位水準!
トレイダーズ証券「LIGHT FX」 ⇛詳細データはこちら
トレイダーズ証券「LIGHT FX」の主なスペック
最低取引単位 通貨ペア数 スプレッド
米ドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/円
1000通貨 33ペア 0.2銭原則固定
(8-29時)
0.3pips原則固定
(8-29時)
0.4銭原則固定
(8-29時)
※通常の通貨ペアのスプレッド。「LIGHTペア」のスプレッドは原則固定の対象外で上記とは異なる
トレイダーズ証券「LIGHT FX」のおすすめポイント
トレイダーズ証券の「LIGHT FX」は、世界的に人気のチャート分析ツール、TradingViewが搭載されたFX口座です。TradingViewの一部の有料機能を無料で提供しているのも注目ポイント。さらに、主要10通貨ペアでは1回の注文数量が20万通貨までと上限があるものの、スプレッドやスワップポイントの水準が通常の通貨ペアより有利な「LIGHTペア」の取り扱いがあるのも特徴です。
トレイダーズ証券「LIGHT FX」の関連記事
■大人気チャートツール、TradingViewが使える FX口座を徹底比較。有料機能を無料で使える 口座が複数! ロシア製MT4のピンチで脚光!?
■LIGHT FXが「LIGHTペア」をリリース! スプレッドやスワップポイントがさらに有利になり、為替の変動リスクを回避しながら高水準の金利収益が狙える!?
■トレイダーズ証券「LIGHT FX」のおすすめポイントや、「スプレッド」「スワップポイント」「取り扱い通貨ペア数」などをまとめて紹介!
▼トレイダーズ証券「LIGHT FX」▼
トレイダーズ証券「LIGHT FX」の公式サイトはこちら
※この表は2023年12月1日時点のデータに自動で更新されているため、本記事の公開時の情報とは異なっている場合があります

 そのほか、GMO外貨「外貨ex」GMOクリック証券「FXネオ」JFX「MATRIX TRADER」アイネット証券「ループイフダン」ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF GX-FX」ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF MT4」も、スワップ運用による金利収益が単純計算で年率11%超えと、金利を重視した取引としては相当に魅力ある投資対象ということがわかると思います。

 また、この想定年利はレバレッジ1倍、つまり、実際の取引規模と同水準の金額に対する利回りなので、一般的なFX口座でレバレッジをかけて取引すればその分、投下資金に対する利回りの割合はさらに高くなります(ただし、スワップ運用は、ある程度の長い期間を見据えてポジションを保有するのが基本スタンスなので、それなりに資金に余裕を持たせ、低レバレッジとなるようポジションの量を調整することが必要です)。

ちなみに、メキシコペソ/円のスワップポイントが高いFX口座の中で、やや特殊なサービスを提供しているのがアイネット証券「ループイフダン」です。「ループイフダン」ではリピート系発注機能を使ったFXの自動売買(システムトレード)ができるので、自動売買で着実に為替差益を得ながら、高いスワップポイントを狙うことも可能です。
【※関連記事はこちら!】
FXの自動売買(システムトレード)ができる「おすすめFX口座」を比較! (1)リピート系発注機能【ループイフダン・トラリピなど】

アイネット証券の公式サイトはこちら!

 「ループイフダン」は、設定が簡単、1000通貨単位の取引が可能と、FXの自動売買が初めての初心者にもおすすめ。通貨ペアごとに用意されたシステムの中から気に入ったものを選び、取引数量と最大ポジション数を決めれば、すぐに自動売買をスタートすることができます。

 他のFX口座よりも、相対的にスプレッドが広めな点がデメリットではありますが、自動売買機能を使ってあまり手間をかけずにメキシコペソ/円のスワップポイントを狙うなら、投資資金の一部をアイネット証券「ループイフダン」で運用してみるのもおもしろそうです。

 アイネット証券の公式サイトには、「ループイフダン」の設定方法から運用のコツまで、取引をサポートしてくれるさまざまなコンテンツが用意されていますので、サービスを利用する際はそうしたコンテンツも活用すると良いでしょう。

FXのシストレ(自動売買)で大人気の「ループイフダン」が使える!
アイネット証券 ⇛詳細データはこちら
アイネット証券の主なスペック
最低取引単位 通貨ペア数 スプレッド
米ドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/円
1000通貨 24ペア 2.0銭原則固定 2.0pips原則固定 3.0銭原則固定
※「ループイフダン」のスペック。「アイネットFX」の最低取引単位、スプレッドは上記とは異なります
アイネット証券のおすすめポイント
アイネット証券は、リピート系発注機能の「ループイフダン」が利用できる「ループイフダン」と、裁量取引専用の「アイネットFX」の2つのFX口座を提供しています。「ループイフダン」は1000通貨から取引でき、簡単な設定で初心者でも簡単に自動売買ができることで人気。「ループイフダン」でも裁量取引は可能ですが、裁量取引のみを行うなら「アイネットFX」の方がスプレッドが狭いため、コスト面では有利です。
アイネット証券の関連記事
■アイネット証券「ループイフダン」のおすすめポイントや、「スプレッド」「スワップポイント」「取り扱い通貨ペア数」などをまとめて紹介!
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■FXの自動売買(システムトレード)ができる「おすすめFX口座」を比較して、FXシストレ口座を種類別に詳しく解説!
▼アイネット証券▼
アイネット証券の公式サイトはこちら
※この表は2023年12月1日時点のデータに自動で更新されているため、本記事の公開時の情報とは異なっている場合があります

メキシコペソ/円の「スプレッド」を徹底比較!
低コストでメキシコペソ/円を取引できるFX口座はココだ!

 次に、メキシコペソ/円の「スプレッド」を比較してみましょう。スプレッドはFX取引における実質的な取引コストにあたるので、スプレッドが狭ければその分、低コストの取引が可能になります。

 下の表は、主要なFX口座のメキシコペソ/円における、1万通貨の取引に適用される「スプレッド」を調査して、スプレッドが狭い(取引コストが安い)順に並べたものです。

■主要なFX会社のメキシコペソ/円のスプレッドを比較(1万通貨・2023年11月6日時点)
FX会社「口座名」
(クリックで詳細ページへ)
スプレッド
(1万通貨取引)
取引手数料
(1万通貨・片道)
公式サイト
マネーパートナーズ
「パートナーズFX nano」
0.0銭原則固定
(9-27時)(3万通貨まで)
無料
マネーパートナーズ「パートナーズFX nano」の公式サイトはこちら!
セントラル短資FX
「FXダイレクトプラス」
0.1銭原則固定
(9-24時)
無料
セントラル短資FX「FXダイレクトプラス」の公式サイトはこちら!
松井証券 0.1銭原則固定
(※1)
無料
松井証券「MATSUI FX」の公式サイトはこちら!
マネーパートナーズ
「パートナーズFX」
0.1銭原則固定
(14-27時)
~11/30までのキャンペーン
無料
マネーパートナーズ「パートナーズFX」の公式サイトはこちら!
SBI FXトレード 0.18銭
(9-27時)
無料
SBI FXトレードの公式サイトはこちら!
GMO外貨
「外貨ex」
0.2銭原則固定
(8-27時)
~12/15までのキャンペーン
無料
GMO外貨「外貨ex」の公式サイトはこちら!
LINE証券
「LINE FX」
0.2銭原則固定
(例外あり)(9-27時)
無料
LINE証券「LINE FX」の公式サイトはこちら!
ヒロセ通商
「LION FX」
0.2銭 無料
ヒロセ通商「LION FX」の公式サイトはこちら!
JFX
「MATRIX TRADER」
0.2銭 無料
JFX「MATRIX TRADER」の公式サイトはこちら!
トレイダーズ証券
「みんなのFX」
0.2銭原則固定
(18-22時)
~12/22までのキャンペーン
無料
トレイダーズ証券「みんなのFX」の公式サイトはこちら!
外為どっとコム
「外貨ネクストネオ」
0.2銭原則固定
(例外あり)
無料
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら!
GMOクリック証券
「FXネオ」
0.2銭原則固定 無料
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら!
楽天証券
「楽天FX」
0.2銭原則固定 無料
楽天証券「楽天FX」の公式サイトはこちら!
マネックス証券
「FX PLUS」
0.3銭原則固定 無料
マネックス証券「FX PLUS」の公式サイトはこちら!
auカブコム証券
「auカブコム FX」
0.3銭原則固定 無料
auカブコム証券「auカブコム FX」の公式サイトはこちら!
ゴールデンウェイ・ジャパン
「FXTF MT4」
0.3銭 無料
ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF MT4」の公式サイトはこちら!
ゴールデンウェイ・ジャパン
「FXTF GX-FX」
0.3銭 無料
ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF GX-FX」の公式サイトはこちら!
IG証券 0.3銭
(8-26時)
無料
IG証券の公式サイトはこちら!
くりっく365 0.662銭
(※2)
各社で異なる
楽天証券
「楽天MT4」
0.7銭原則固定 無料
楽天証券「楽天MT4」の公式サイトはこちら!
外為オンライン
「外為オンラインFX」
1.0銭原則固定 無料
(※3)
外為オンライン「外為オンラインFX」の公式サイトはこちら!
アイネット証券
「ループイフダン」
1.0銭原則固定 無料
アイネット証券「ループイフダン」の公式サイトはこちら!
トレイダーズ証券
「みんなのシストレ」
非公開 無料
トレイダーズ証券「みんなのシストレ」の公式サイトはこちら!
トレイダーズ証券
「LIGHT FX・LIGHTペア」
非公開 無料
トレイダーズ証券「LIGHT FX」の公式サイトはこちら!
トレイダーズ証券
「LIGHT FX」
非公開 無料
トレイダーズ証券「LIGHT FX」の公式サイトはこちら!
サクソバンク証券 非公開 無料
サクソバンク証券の公式サイトはこちら!
マネースクエア
「マネースクエアFX」
非公開 無料
マネースクエア「マネースクエアFX」の公式サイトはこちら!
フィリップ証券
「フィリップMT5」
非公開 無料
フィリップ証券「フィリップMT5」の公式サイトはこちら!
(※1)松井証券…スプレッドは成行(ストリーミング)注文時の水準。成行(ストリーミング)注文以外の注文方法、1回の注文数量が1万通貨を超える場合は「0.3銭原則固定」
(※2)くりっく365…スプレッドは東京金融取引所の公式サイトに掲載された2023年10月の平均実績値
(※3)外為オンライン「外為オンラインFX」…iサイクル2取引、サイクル2を使ったメキシコペソ/円の取引では、1万通貨あたり片道20円の取引手数料がかかる。ただし、口座保有者は12/31まで決済手数料が無料、新規口座開設者は開設日から90日間は新規・決済ともに無料
※スプレッドが原則固定制の店頭FX口座には、24時間、上の表のスプレッドが適用されるFX口座と、日本時間8時~28時など、主要な時間帯のみ上の表のスプレッドが適用されるFX口座があります。スプレッドはすべて例外あり

 調査時点で、メキシコペソ/円のスプレッドの狭さがトップ水準だったのは、マネーパートナーズ「パートナーズFX nano」の1回の取引量が3万通貨までに適用される「0.0銭原則固定」。そして、セントラル短資FX「FXダイレクトプラス」松井証券​マネーパートナーズ「パートナーズFX」が、「0.1銭原則固定」で続きます。

 ただし、これらのFX口座はいずれも、1回あたりの取引数量や適用される注文方法、表中のスプレッドが提供される時間帯が限定されているなどの条件があります。

 また、原則固定の適用対象外などでスプレッドを非公開にしているFX口座も、必ずしもスプレッドが広いということではありません。たとえば、スワップポイントが業界最高水準だったトレイダーズ証券「LIGHT FX」のLIGHTペアは原則固定スプレッドの対象外ですが、当編集部が定期的に取引ツールにログインして調査した限り、通常時ならメキシコペソ/円では「0.18銭」のスプレッドが継続的に提供されていました。

 それらも踏まえると、メキシコペソ/円は通常スプレッドとしては「0.2銭」前後が業界最狭水準の基準と考えてよさそうです。

「スワップポイント」と「スプレッド」の両方とも条件が良い、
メキシコペソ/円の取引で、特におすすめのFX口座はココだ!

 ここまで、メキシコペソ/円の「スワップポイント」が高いFX口座と、「スプレッド」が狭いFX口座を紹介してきましたが、実際にメキシコペソ/円を取引するときは、「できるだけスワップポイントが高く、スプレッドが狭いFX口座」を選ぶのがおすすめです。

 そこで、スワップポイントとスプレッドの両方のスペックを踏まえ、メキシコペソ/円の取引で条件が良い(できるだけスワップポイントが高く、スプレッドが狭い)、おすすめのFX口座をいくつか紹介します。


★JFX「MATRIX TRADER」

JFX「MATRIX TRADER」の公式サイトはこちら!

 1つは、JFX「MATRIX TRADER」です。

JFX「MATRIX TRADER」は、スワップポイントとスプレッドの両方で業界上位水準をキープしています。超短期売買のスキャルピングを容認していて、メキシコペソ/円を含め、一部の新興国通貨ペアで親会社のヒロセ通商「LION FX」よりも魅力的なスワップポイントを提供しているという特徴もあり、取引するなら利用を検討してみたい1社と言えます。
【※関連記事はこちら!】
FXのスキャルピングとは? スキャルOK!のFX会社、JFXの社長で元為替ディーラーの小林芳彦氏に、スキャルピングの取引手法としての魅力や上達のコツを徹底取材!

 重要な経済指標の結果をほぼリアルタイムで入手できる、「ロイター経済指標速報」を使えるのもポイント。FXの取引全般で活用できるサービスなので、メキシコペソ/円以外の通貨ペアにも興味があるならおすすめです。
【※関連記事はこちら!】
経済指標の速報を、ほぼリアルタイムで知る方法とは? もちろん無料で利用できるのが魅力! 実際に使ってみた!

 また、JFX「MATRIX TRADER」はキャンペーンにも力を入れているFX口座で、特に、毎月開催されている食品キャンペーンは親会社・ヒロセ通商にも引けを取らない充実ぶり! メキシコペソ/円の取引が対象になるキャンペーンもありますので、取引しながらたくさん食品がもらえるよう、チャレンジするのも楽しいかもしれません。ぜひ、公式サイトでチェックしてみてください。
【※関連記事はこちら!】
【毎月更新!】FXのキャンペーンおすすめ10選!キャッシュバックがもらえる条件が簡単なFX会社や、「ザイFX!」限定のお得なキャンペーンを厳選して紹介

スキャルピングOK、注目の経済指標の結果も瞬時にわかる!
JFX「MATRIX TRADER」 ⇛詳細データはこちら
JFX「MATRIX TRADER」の主なスペック
最低取引単位 通貨ペア数 スプレッド
米ドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/円
1000通貨 41ペア 0.2銭原則固定
(10-28時)
0.3pips原則固定 0.4銭原則固定
(10-28時)
※2023年12月23日(土)午前6時30分までのキャンペーンスプレッド。スプレッドはすべて例外あり
JFX「MATRIX TRADER」のおすすめポイント
JFXの「MATRIX TRADER」は、41種類の豊富な通貨ペアが取引できるうえ、スキャルピングを公式に許可している、超短期トレーダーにうれしいFX口座です。チャート分析ツールとして日本時間表示に対応したMT4(メタトレーダー4)チャートを提供しており、社長の小林芳彦氏のツイートを表示するオリジナルインジケーターもあります。小林氏が発信する会員限定コンテンツや、取り扱い全通貨ペアの足種別ボラティリティ表などヒロセ通商と共通しているサービスもあります。
JFX「MATRIX TRADER」の関連記事
■スキャルOK!のJFX社長・小林芳彦氏に スキャルピングの魅力や上達のコツを取材!
■JFX「MATRIX TRADER」のおすすめポイントや、「スプレッド」「スワップポイント」「取り扱い通貨ペア数」などをまとめて紹介!
▼JFX「MATRIX TRADER」▼
JFX「MATRIX TRADER」の公式サイトはこちら
※この表は2023年12月1日時点のデータに自動で更新されているため、本記事の公開時の情報とは異なっている場合があります

★GMO外貨「外貨ex」

GMO外貨「外貨ex」の公式サイトはこちら!

 もう1つは、GMO外貨「外貨ex」です。

 GMO外貨「外貨ex」も、スワップポイントとスプレッドがともに上位水準。特に、ここ最近は高スワップの提供に力を入れていて、主要な通貨ペアで魅力的なスワップポイントを受け取ることができます。高機能かつ使いやすい取引ツールにも定評があり、総合的に満足できるFX口座として人気です。
【※関連記事はこちら!】
GMO外貨「外貨ex」の特徴やスプレッド、スワップポイント、取り扱い通貨ペア数などを紹介!

 GMO外貨「外貨ex」には、レバレッジの倍率を1倍・10倍・25倍の3つのコースから選択して取引できるという特徴もあります。10倍や1倍のレバレッジを設定しておけば、資金効率は低下するものの、総資産に対するレバレッジを相対的に抑えることもできるので、初心者やリスク管理が得意ではない投資家にもおすすめです。

業界上位水準のスプレッドと高水準のスワップポイントで人気
GMO外貨「外貨ex」 ⇛詳細データはこちら
GMO外貨「外貨ex」の主なスペック
最低取引単位 通貨ペア数 スプレッド
米ドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/円
1000通貨 24ペア 0.2銭原則固定
(8-27時)
0.3pips原則固定
(8-27時)
0.4銭原則固定
(8-27時)
※ユーロ/米ドル、ユーロ/円は、2023年12月16日(土)午前3時までのキャンペーンスプレッド
GMO外貨「外貨ex」のおすすめポイント
GMO外貨の「外貨ex」は、業界上位水準のスプレッドと、スタイリッシュで操作性の高い取引ツールに定評があるFX口座。レバレッジの上限をあらかじめ1倍・10倍・25倍の3つから選択できるので、初心者や資金管理の苦手な人にも向いています。わかりやすくビジュアル化された取引履歴でトレードを振り返ったり、他のトレーダーの取引情報や収益ランキングをチェックしたりできるGMOグループの独自コンテンツ、「トレードアイランド」も盛況です。申し込みの完了から最短30分で口座が開設できるので、今すぐにFXを取引したい!という人にもおすすめです。
GMO外貨「外貨ex」の関連記事
■GMO外貨「外貨ex」 の口座開設の流れや方法・注意点を解説
■GMO外貨「外貨ex」のおすすめポイントや、「スプレッド」「スワップポイント」「取り扱い通貨ペア数」などをまとめて紹介!
▼GMO外貨「外貨ex」▼
GMO外貨「外貨ex」の公式サイトはこちら
※この表は2023年12月1日時点のデータに自動で更新されているため、本記事の公開時の情報とは異なっている場合があります

★LINE証券「LINE FX」

LINE証券「LINE FX」の公式サイトはこちら!

 最後は、LINE証券「LINE FX」です。

 LINE証券「LINE FX」は、スワップポイント、スプレッドのどちらもトップ水準ではありませんが、どちらかが良ければもう片方はイマイチというFX口座が多い中、両方ともバランス良く上位水準に位置している貴重なFX口座です。

 先に紹介したJFX「MATRIX TRADER」、GMO外貨「外貨ex」のメキシコペソ/円の最低取引単位は1万通貨ですが、LINE証券「LINE FX」は「1000通貨」単位の取引が可能なので、初心者だけでなく、少額の取引を検討している人にもおすすめです。
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 また、LINEの特徴を活用して、ニュース、売買シグナル、経済指標など10種類の通知をLINEで受け取る事が可能。その情報から、FX取引アプリにダイレクトに移行できるため、タイミングを逃さずスムーズに取引したい方には、うってつけのFX会社と言えるでしょう。

スマホからの取引に徹底的にこだわった、スマホトレーダーに特におすすめのFX口座!
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LINE証券「LINE FX」の主なスペック
最低取引単位 通貨ペア数 スプレッド
米ドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/円
1000通貨 23ペア 0.2銭原則固定
(9-27時)
0.3pips原則固定
(9-27時)
0.4銭原則固定
(9-27時)
※ユーロ/米ドル、ユーロ/円は、2023年12月23日(土)午前3時までのキャンペーンスプレッド。スプレッドはすべて例外あり
LINE証券「LINE FX」のおすすめポイント
LINE証券の「LINE FX」は、LINEと野村證券という、それぞれ業界を代表する企業を出自とするFX口座です。経済指標やレートの変動、テクニカル指標の売買サインなどがLINEで通知され、チャットから取引画面にアクセスできるのも非常に便利。普段使っているLINEのアプリからも取引画面に移行できるため、チャートのチェックやトレードを習慣にしやすいのも特徴です。また、世界中の投資家が利用している「TradingView」を搭載していて、多くの有料機能を無料で使えるメリットもあります。
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※この表は2023年12月1日時点のデータに自動で更新されているため、本記事の公開時の情報とは異なっている場合があります

 スワップポイントとスプレッドの両面のスペックを踏まえ、メキシコペソ/円の取引におすすめのFX口座3つを紹介しましたが、中長期の保有を前提に高いスワップ収益を目指すなら、スプレッドの水準にはそれほどこだわらず、純粋にスワップポイントの水準ができるだけ高いFX口座を選んで取引する方が最終的な損益は有利になると考えられます。

 一方、メキシコペソ/円の値動きを利用しながら為替差益を狙う取引をメインに考えている人は、スプレッドの水準ができるだけ狭いFX口座を選んで取引すればトータルのコストが抑えられ、最終的な損益がより有利になるでしょう。

 また、FX口座には、それぞれ提供するスペックやサービスに特徴があります。

 お伝えしたとおり、メキシコペソ/円を取引する際は、スワップポイントやスプレッドができるだけ有利なFX口座を選ぶことも大事ですが、見た目のスペックだけでは測れないサービスの特徴をよく理解したうえで、自身の取引スタイルや投資目的にあったFX会社を選ぶことも大事です。

 実際にFX会社を選ぶ際は、さまざまな角度から各社を比較する必要もあります。どこから比較すればいいかわからないという人は、ザイFX!の読者に人気があるFX会社をチェックしてみるのも良いでしょう。ランクインしているFX口座では、いずれもメキシコペソ/円の取引が可能です。
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(※各種キャンペーンの詳しい条件、期間などについては、FX会社のウェブサイトなどで必ずご確認ください。キャンペーン条件が変更されたり、キャンペーン期間が延長されたり、キャンペーンが終了したりすることなどがあります)

メキシコペソ/円の値動きの特徴や今後の見通し、
メキシコの基本情報や経済情勢を紹介!

 メキシコペソ/円は、FXのスワップ運用で高い利回りが期待できる人気の通貨ペアですが、高い利回りに魅了され、メキシコペソ/円の買いポジションをやみくもに保有し続けるようなやり方にはリスクも伴います。

 メキシコの金利の動向や経済情勢、メキシコペソの値動きの特徴、長期的な見通しなどを押さえておき、ある程度の期間、メキシコペソ/円で下降トレンドが続きそうなどと判断したときには、為替差損の発生を回避するために買いポジションを決済し、下降トレンドが終わったと判断してから改めてスワップ運用を再開するなどの対応も必要になってくるでしょう。

 そこで、メキシコペソの値動きの分析などに役立つメキシコの基本情報や経済情勢、メキシコペソの金利動向、メキシコペソ/円の今後の見通しなどをご紹介します。

メキシコの基本情報と経済情勢

 メキシコは中南米に分類される、ラテン系の住民が大半を占める国家。正式名称は「メキシコ合衆国」、首都は中心部に位置する「メキシコシティ」です。国が定める公用語は存在しませんが、割合としてはスペイン語がもっとも多く使われています。

 国土面積は世界で13番目に広い196万平方キロメートルで日本のおそよ5倍、人口は約1億2600万人と、日本の約1億2570万人とおおむね同水準です。

 2022年の名目GDP(国内総生産)は約1兆4100億ドルで世界14位ですが、国民1人当たりの名目GDPでは世界74位に低下するため、労働生産性はさほど高くありません。しかし、経済成長率は3.07%で、リーマンショックのあった2009年と、コロナショックのあった2020年を除く直近20年の経済成長率も平均で2%台後半と、緩やかながら成長は続いています。2023年5月の失業率は3.0%と低く、雇用環境も悪くないと推測できます。

■メキシコの基本情報
正式名称 メキシコ合衆国
人口 1億2600万人(2020年)
名目GDP(米ドル換算) 1兆4141億ドル
経済成長率 3.066%
インフレ率 7.899%
経常収支(米ドル換算) -130億4200万ドル
政府総債務残高(対GDP比) 56.03%
財政収支(対GDP比) -4.43%
外貨準備高 2078億ドル
失業率 3.0%(2023年5月)

※人口と失業率はINEGI(メキシコ国立統計地理情報院)、それ以外はIMF(国際通貨基金)『World Economic Outlook2023年4月版』に基づく2022年のデータ

 メキシコの主要輸出品目を見ると、「工業製品・同部品」の割合が88.2%と極めて高く、そのうちの28.3%が「自動車・同部品」であることから、メキシコは自動車と自動車に関連する部品をもっとも多く輸出している国だということがわかります。

メキシコ主要輸出品目の構成比率

※数値は2021年の暫定値。JETRO(日本貿易振興機構)『世界貿易投資動向シリーズ(2022年版)』のデータを基に編集部が作成

 また、輸出先の80.7%が米国と、米国向けの輸出が圧倒的なシェアを占めています。このことから、メキシコの経済は北部で繋がる米国の経済状況に影響を受ける可能性が高く、「メキシコペソの動向を分析するには、米国の状況も把握する必要がある」と言えます。

 さらに、メキシコは世界有数の天然資源国としても知られています。メキシコの主要輸出品目に占める原油の割合は4.9%なので、自動車関連の品目と比較するとシェアとしては大きくありませんが、メキシコはOPEC(石油輸出国機構)とロシアなどの非加盟国で構成される「OPECプラス」に加盟する産油国でもあります。

 メキシコペソ/円と原油(WTI原油先物)の長期チャートを比較すると、両者には相関性の高い時期があったり、そうでない時期があったりと一律ではありません。しかし、原油価格の急落時には、メキシコペソ/円もそれに連動して下落する傾向があるように見えるので、メキシコペソ/円を取引する際は、原油価格の値動きもチェックしておくと良さそうです。

メキシコペソ/円とWTI原油先物の比較チャート
メキシコペソ/円とWTI原油先物の比較チャート

(出所:TradingView

 ちなみに、原油価格の値動きはCFD口座を開設すれば手軽に確認できます。特に、WTI原油先物は原油価格の指標としてもっとも注目されている銘柄で、多くのCFD口座がWTI原油先物の価格を参照したCFDを取り扱っています。
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CFD比較!【2023年最新】おすすめのCFD口座&国内の全CFD口座を紹介

 チャートで原油価格の動向を確認するだけでなく、メキシコペソ/円の価格変動リスクをヘッジする目的で原油のCFDを取引するといった使い方もできるので、ぜひ、この機会にCFDのこともチェックしてみてください。

メキシコペソ/円の今後の見通し

 メキシコは慢性的な経常赤字国で、主要な先進国と比較してインフレ率(消費者物価指数の上昇率)が高めという特徴があります。経常赤字とインフレは、教科書的にはどちらも通貨安の要因と考えられています。

 一方、近年の日本は経常黒字が常態化しており、さらに、インフレ率はメキシコよりも低いため、日本とメキシコを相対的に比較した場合、メキシコペソ/円はファンダメンタルズ的には下落しやすい通貨ペアと言うことができます。

 しかし、メキシコ銀行(メキシコの中央銀行)には、メキシコペソ安に対して利上げやメキシコペソ買いの為替介入などで対抗してきた歴史もあります。2023年11月時点のメキシコの政策金利は11.25%で、これは先進国のみならず、トルコや南アフリカなどのFX投資家にはおなじみの新興国と比較しても高い水準です。

 金利は高ければ高いほうがいいというわけではありませんが、特に、緩和的な金融政策が続く日本との金利差は非常に大きく、これが近年のメキシコペソ/円の底堅い推移につながっているとも言えるでしょう。
【※メキシコを含む主要国の最新の政策金利はこちら!】
主要各国の政策金利の推移をグラフでチェック!

 メキシコペソ/円は2020年4月に4.2円台の史上最安値をつけたあと、2022年10月にかけて7円台半ばまで反発。その後は乱高下しながらも、2023年8月には8.77円付近まで持ち直しています。今後の値動きを予測するうえでは、「日本とメキシコの金利差」「原油価格の動向」「メキシコ最大の貿易相手国である米国経済の状態」が、特に重要になるでしょう。

 こうした点を日頃からチェックしておくようにすれば、スワップ収益を上回る為替差損の発生を回避できたり、スワップ運用をより効率良く行えるタイミングを見極めたりすることができる可能性が高まると思います。

メキシコペソ/円は主要な通貨ペアに比べて絶対的な為替レートの水準が低いので、少額の投資にも向いています。総資産に対する投下資金の割合に十分な余裕を持たせるなど、しっかりした資金管理を前提に取引に臨めば、FX初心者にも取引しやすい通貨ペアなので、この機会にメキシコペソ/円の取引を検討してみてはいかがでしょうか。
【※メキシコペソ/円の取引におすすめのFX会社はこちら!】
「スワップポイント」と「スプレッド」両方とも条件が良い、メキシコペソ/円の取引に、特におすすめのFX会社は?

メキシコペソ/円の取引に関するQ&A

・ Q: メキシコペソ投資の魅力は?

 A: メキシコペソ投資は、高いスワップポイント(スワップ金利)による金利収益を狙えるのが魅力です。FXでメキシコペソ/円の買いポジションを長期目線で保有して、日々のスワップポイントを受け取る「スワップ運用」は、多くの投資家に人気のある取引手法です。

・ Q: メキシコペソ/円の投資には、どれくらいの資金が必要?

 A: メキシコペソ/円の為替レートが9.0円だと仮定した場合、1万通貨の買いポジションを保有するのに必要な資金は、一般的なレバレッジ25倍のFX口座なら最低3600円の計算になります。1万円もあれば、わりと余裕をもって取引できるでしょう。メキシコペソ/円は為替レートの水準が低いので、他の主要な通貨ペアと比較しても少額から取引できるので、FX初心者にも取引しやすい通貨ペアと言えます。

・ Q: メキシコペソ/円の取引でおすすめのFX口座は?

 A: メキシコペソ/円で高いスワップ収益を目指すなら、買いポジションの保有で受け取るスワップポイントの水準が、できるだけ高いFX口座で取引するのがおすすめ。一方、為替レートの値動きを利用した取引がメインなら、スプレッドの狭いFX口座で取引するのがおすすめです。口座選びに迷ったら本記事を参考に、スワップポイントの高さとスプレッドの狭さで、両方とも上位水準のFX口座を選ぶのもいいでしょう。
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「スワップポイント」と「スプレッド」両方とも条件が良い、メキシコペソ/円の取引に、特におすすめのFX会社は?

・ Q: メキシコペソ/円の今後の見通しは?

 A:メキシコペソ/円は2020年4月につけた4.2円台を史上最安値に、2023年8月には8.77円付近まで反発しました。今後の値動きを予測するうえでは、「日本とメキシコの金利差」「原油価格の動向」「メキシコ最大の貿易相手国である米国経済の状態」が、特に重要と考えられます。

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