本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』と『注目度の高い米国の経済指標の発表』、そして『ドルの方向性』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・23時00分:米)中古住宅販売件数
に注目が集まる。
米国以外では、
・23時00分:欧)ドラギECB総裁の発言
・翌8時00分:豪)景気先行指数
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・週明け要因
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・米国の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)
・ギリシャ問題
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度
などの要因が重要。
★★★
本日は、週明け月曜日で、ドイツ・ギリシャ首脳会談や[欧)ドラギECB総裁の発言]が予定されている。
米国の経済指標の発表は、[米)中古住宅販売件数]がメイン。
経済指標以外のイベントでは、特にない。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、週初はドル売りが優勢になって、ドル円は121円前半で揉み合い&ユーロドルは反発上昇した。その後、18日に行われたFOMC結果発 表を受けて、ドル売りが更に加速。ドル円は一時119円前半まで下落し&ユーロドルは一時1.10乗せまで上昇した。週末にかけては、一旦ドルの買い戻し が強まった後に再度ドル売りが強まった。
週明けの為替相場は、ドル売りヨリに窓を空けてスタートしてる。日本時間の朝7時の段階では、ドル円は119.8レベル、ユーロドルは1.086レベルとなっている。
直近の為替相場は、米国の国債市場と長期金利の動向、主要な株式市場の動向、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑、原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)などが主な焦点。
週明けの為替相場は、直近で大きな変動要因となっている米国の長期金利や主要な株式市場、米国の金融政策への思惑などと共にその行方を見極めたい。
先週に、大きな注目を集めて&その発表で大きく影響を与えた[米)FOMC結果発表]を消化して、ここからドルの方向性がどうなるのかが重要。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・23時00分:米)中古住宅販売件数
→週明け月曜日。本日のメイン。
米国の長期金利や主要な株式市場、米国の金融政策への思惑に注視。
先週に、大きな注目を集めて&その発表で大きく影響を与えた[米)FOMC結果発表]を消化して、ここからドルの方向性がどうなるのかが重要となる。
また、同時刻に行われるドラギECB総裁の発言での反応にも注意したい
・23時00分:欧)ドラギECB総裁の発言
→注目度は非常に高い。金融政策やギリシャに対する言及があれば、ユーロが大きく動くキッカケになりやすい
・翌8時00分:豪)景気先行指数
→発表での豪ドルへの影響は大きめ
■3月23日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ドルの方向性
▼ユーロの方向性
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼ギリシャ問題
▼金融当局者や要人による発言
▼日本の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度
▼中国の景気動向への思惑
▼ルーブルの動向(ロシアの対応も)
▼今週(3/23~)に→南アフリカの金融政策発表が予定(議事録公表の予定はない)
▼来週(3/30~)に→金融政策発表や議事録公表の予定はない)
▼[米)FOMC結果発表]明け
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(24日・2年債、25日・2年物価連動債&5年債、26日・7年債)
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3月23日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週明け ・ドイツ・ギリシャ首脳会談 |
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20:00 | 英)CBI企業動向調査 | △ | +9 | +10 | ||||||||||
23:00 | 米)中古住宅販売件数 | AA | 492万件 | 482万件 | ||||||||||
欧)ドラギECB総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | ||||||||||||
24:00 | 欧)消費者信頼感【速報値】 | × | -6.0 | -6.7 | ||||||||||
25:20 | 米)フィッシャーFRB副議長の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
翌 08:00 |
豪)景気先行指数 | ○ | - | +0.4% | ||||||||||
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レンジ内でのロング:[押し目狙い&回転] (※中長期的にはドル買い・円売りで上値を試す可能性が高いが、しばらくは115円~122円でのレンジが継続しやすいと判断)
ショート:[戻り狙い&下落加速時に追随] (※中長期的にユーロ売り・ドル買いで下値を試しやすいと判断)
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