3月20日(金)■『ドル買いの流れの行方』や『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』、そして『週末要因』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『ドル買いの流れの行方』や『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』、そして『週末要因』にあり。

米国の経済指標及びイベントは、
注目度の高いものの発表はない。

米国以外では、
・08時50分：日)BOJ議事要旨公表(2月17日・18日開催分)
・11時10分：豪)スティーブンスRBA総裁の発言
・21時30分：加)消費者物価指数＆【コア】
・21時30分：加)小売売上高＆【除自動車】
に注目が集まる。

経済指標や要人発言以外では、
・週末要因
・五十日要因
・EU首脳会合(19日・20日開催)
・ドル買いの流れ
・ユーロ売りの流れ
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・米国の金融政策への思惑(早期利上げ観測が強まる)
・欧州の金融政策への思惑
・原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)
・日本の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度
・ギリシャ問題
などの要因が重要。


★★★

週末金曜日＆20日の五十日。
昨日からEU首脳会合が開催中で、[日)BOJ議事要旨公表(2月17日・18日開催分)]が行われる。

本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
経済指標以外のイベントでは、要人発言がいくつか予定されている。

米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

今週の為替相場は、週初はドル売りが優勢になって、ドル円は121円前半で揉み合い＆ユーロドルは反発上昇した。その後、18日に行われたFOMC結果発 表を受けて、ドル売りが更に加速。ドル円は一時119円前半まで下落し＆ユーロドルは一時1.10乗せまで上昇した。その流れが続くかと思われたが、昨日 の相場ではドルの買い戻しが優勢となっている。

直近の為替相場は、ドル買いが優勢な流れ、ユーロ売りが優勢な流れ、米国の国債市場と長期金利の動向、主要な株式市場の動向、米国の金融政策への思惑(早期利上げ観測が強まる)、欧州の金融政策への思惑、原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)などが主な焦点。

週末の為替相場は、直近で大きな変動要因となっている米国の長期金利や主要な株式市場、米国の金融政策への思惑などと共にその行方を見極めたい。
大きな注目を集めて＆その発表で大きく影響を与えた[米)FOMC結果発表]を消化して、ここからドル買いの流れがどうなるのかが重要となる。
また、ビッグイベントを消化した週末と言うこともあり、週末要因やポジション調整などにも注意。


■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

・08時50分：日)BOJ議事要旨公表(2月17日・18日開催分)
→内容次第。今後の金融政策への思惑が高まる内容であれば、大きな反応も

・11時10分：豪)スティーブンスRBA総裁の発言
→RBAは直近でサプライズな金融政策決定が続いているため注目度は高め。金融政策や豪ドルの為替レートに関する言及に注意

・21時30分：加)消費者物価指数＆【コア】
・21時30分：加)小売売上高＆【除自動車】
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きい

※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない


■3月16日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ドル買いが優勢な流れ
▼ユーロ売りが優勢な流れ
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼日本の金融政策への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼金融市場のリスク許容度
▼ギリシャ問題
▼ルーブルの動向(ロシアの対応も)
▼中国の景気動向への思惑
▼今週(3/16～)に→日本、スイス、米国の金融政策発表とオーストラリア、日本、英国の議事録公表が予定
▼来週(3/23～)に→南アフリカの金融政策発表が予定(議事録公表の予定はない)
▼17日(火)に[日)日銀金融政策決定会合結果発表]
▼18日(水)に[米)FOMC結果発表]

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3月20日(金)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・週末 ・20日の五十日 ・EU首脳会合(19日・20日開催)
08:50		日)BOJ議事要旨公表(2月17日・18日開催分)	◎	-	-
11:10		豪)スティーブンスRBA総裁の発言	◎	要人発言
16:00		独)生産者物価指数 [前月比/前年比]	×	+0.2%	-0.6%
				-2.0%	-2.2%
18:00		欧)経常収支	×	-	+292億
18:30		英)公共部門ネット負債	△	+77億	-94億
21:30		加)消費者物価指数 [前月比/前年比]	◎	+0.8%	-0.2%
				+1.0%	+1.0%
		↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.6%	+0.2%
				+2.1%	+2.2%
		加)小売売上高	◎	-0.8%	-2.0%
		↑・小売売上高【除自動車】		-0.5%	-2.3%
-		米)注目度の高いものの発表はない	-	-	-
23:20		米)ロックハート：アトランタ連銀総裁の発言	B	要人発言
24:30		米)エバンス：シカゴ連銀総裁の発言	B	要人発言
文字が、普通→太字→赤色太字の順番で重要なものになる。ピンク太字は金融政策関連のもの。 ピンクのバックは米国の材料でオレンジは金融政策関連、黄は要人発言、緑は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

羊飼いの都合により、3月18日～3月20日の戦略コメントはお休み

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