昨日の欧州時間ではドル円の買いが集中した。ついに最近のコアレンジの123.30から123.70の上限のほうを突破してきたのだ。夜中のFOMCに向かって利上げ期待が高まっているといえようか…。ともかくもドルが高めに推移。私も124円台に乗せてきたらドル円でロングにして攻めようと考えていた。しかしニューヨーク勢が参入してくるまでは、123円台の後半を堅持。ぴょんと跳ね上がるような局面はなかった。
経済指標もないままFOMC待ちとなって動意が少ない中、ドル円はようやく124円台乗せ。私も124.04で追随して買っていった。即座に123.95で売りのストップ注文だけ入れる。しばらくの間は私が高値つかみをしたようで、そこからぜんぜん上がっていかない。かといって下がりもせず、124円ちょうどを挟んでのもみ合いとなった。運よくストップロスだけはつかなかった。このいちばん苦しい状態でFOMCまで待たされるのかと思うとゲンナリした。
しかし日付が変わる頃になって、ようやく前進。ドル円も124.30を超えてきた。もうやめてしまって、FOMCまで仮眠したいと思っていたところだ。私は喜んで利食い。すっかりもう眠くもなっていたし、このまま124.50とかを超えてきても、それはそれで仕方がない。
夜中に起きたが、ドル円はほぼ同じレベルで、高値圏で張り付きだった。米国株も下がっているので、マーケットは利上げの時期が明記され、そのペースも遅くなることはないような文言が出ることを見込んでいるようだ。そして3時ちょうどの結果発表。どのような文言が出ているのかはニュースソースに頼るしかないのだが、目の前で動いているレートを追うほうが大変だった。相場がどちらに行きたがっているのかを確認しないといけないからだ。
ファーストアクションではドル高に進んだ。ドル円は瞬間的に124.40レベルまで吹き上がり、ユーロドルも下がった。しかしすぐにマーケットは切り返して、ドル売りモードに突入した。ドル円はすぐに123円台に逆戻り。ユーロドルもドル安で振れだした。
株価も見てみると同じような動きをしている。それまで軟調な推移をしていた米国株だったが、急激に反発をしだした。つまり声明文の内容はハト派的であったのだろう。私も123.90割れからドル円を売っていった。ちょっと寝たので、手の動きは軽快だ。
ドル円は簡単に123円台の中盤まで下押しした。やはり同じように考えるプレーヤーが多いせいだろう。でも123.60あたりまで突っ込んで、そこからの反発も激しかった。速攻で123.77で買い戻させられる羽目になったが、材料が大きいものであるだけに、そう簡単には流れは変わらないだろう。
イエレン議長は「市場は利上げ時期に神経質になり過ぎだ」といったが、マーケット従事者としてはそうならざるをえない。金利商品であれば、値段にモロに反映されるわけだし、株価だって為替相場だって影響を受ける。軽視はできないものだ。
市場に予断を与えないようにリードするのが、市場との対話だと思うのだが。「年内に利上げする」とはいっているが、もう半年しかないのも事実だ。いったいいつになったら明確に断言する場を迎えることになるのだろうか…。
日本時間 15時10分
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