本日の為替相場の焦点は、『今週に入って強まっている原油安&株安&ドル安の流れの行方』と『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分:米)新規失業保険申請件数
・22時30分:米)輸入物価指数
・27時00分:米)30年債入札
・28時00分:米)財政収支
に注目が集まる。
米国以外では、
・05時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・05時05分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の記者会見
・09時10分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
・09時30分:豪)失業率&新規雇用者数
・17時30分:ス)SNB政策金利&声明発表
・18時30分:英)貿易収支
・21時00分:英)BOE政策金利&声明&BOE資産購入枠発表
・21時00分:英)BOE議事録公表
・22時30分:加)新築住宅価格指数
・27時30分:英)カーニーBOE総裁の発言
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・五十日(10日)
・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(8日・3年債、9日・10年債、10日・30年債)
・来週(16日)に[米)FOMC結果発表]を控える
・今週に入って強まっている原油安&株安&ドル安の流れの行方
・米国の金融政策への思惑
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・原油と金を中心とした商品市場の動向(原油価格が直近安値を更新中)
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度
・欧州の金融政策への思惑
・中国の景気動向への思惑
・日本の金融政策への思惑
などが重要。
★★★
本日は、[NZ)RBNZ政策金利&声明発表]&[NZ)ウィーラーRBNZ総裁の記者会見]と[ス)SNB政策金利&声明発表]、[英)BOE政策金利&声明&BOE資産購入枠発表]&[英)BOE議事録公表]が行われる。
米国の経済指標は、[米)新規失業保険申請件数]と[米)輸入物価指数]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントは、[米)30年債入札]が予定されている。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)の動向や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、今週相次ぐ米国の中長期国債の入札は米国の長期金利に影響を与えやすい。
今週の為替相場は、週明けこそドルは堅調だったが、その後に原油安や株安の流れを受けてドル売りの流れが強まった。昨日のNY市場でドル売りが加速して、ドル円は一時121円割れ直前まで下落し&ユーロドルは一時1.104レベルまで上昇している。
本日は、今週に入って強まっている原油安&株安&ドル安の流れが継続するかどうかが重要となる。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や米国の長期金利の動向、金融当局者や要人による発言、米国の金融政策への思惑での影響にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・05時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・05時05分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の記者会見
→0.25%の利下げがコンセンサス。発表内容と今後の金融政策への思惑でNZドルが大きく変動しやすい
・09時10分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
→発言内容次第。金融政策発表後となる点にも注意
・09時30分:豪)失業率&新規雇用者数
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きい
・17時30分:ス)SNB政策金利&声明発表
→政策金利は据え置きがコンセンサスだが、声明内容に注目したいところ。内容次第ではスイスフランが大きく動くキッカケに
・18時30分:英)貿易収支
→発表での英ポンドへの影響は大きめ
・21時00分:英)BOE政策金利&声明&BOE資産購入枠発表
・21時00分:英)BOE議事録公表
→政策金利も資産購入枠も据え置きがコンセンサスでサプライズはないと思われるが、今後の金融政策へのの思惑次第では英ポンドが大きく動くキッカケに
・22時30分:加)新築住宅価格指数
→発表でのカナダドルへの影響はそれなり
・22時30分:米)新規失業保険申請件数
・22時30分:米)輸入物価指数
・27時00分:米)30年債入札
・28時00分:米)財政収支
→米国の経済指標は、[米)新規失業保険申請件数]と[米)輸入物価指数]がメイン
米国の経済指標以外のイベントは、[米)30年債入札]が予定
本日は、今週に入って強まっている原油安&株安&ドル安の流れが継続するかどうかが重要
・27時30分:英)カーニーBOE総裁の発言
→発言内容次第。今後の金融政策へのの思惑次第では英ポンドが大きく動くキッカケに
■12月7日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ドル、ユーロ、円の方向性
▼米国の金融政策への思惑
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の金融政策への思惑
▼原油や金を中心とした商品市場の動向
▼中国の景気動向への思惑
▼金融市場のリスク許容度
▼日本の金融政策への思惑
▼地政学的リスクへの懸念
▼世界的なテロへの懸念
▼今週(12/7~)に→ニュージーランド、スイス、英国の金融政策発表が予定(議事録公表の予定はない)
▼来週(12/14~)に→日本と米国の金融政策発表とオーストラリアの議事録公表が予定
▼[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]明け
▼[米)雇用統計]発表明け
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(8日・3年債、9日・10年債、10日・30年債)
▼来週に[米)FOMC結果発表]を控える
▼来週に[日)BOJ金融政策結果発表]を控える
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12月10日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・五十日(10日) ・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ( ・来週(16日)に[米)FOMC結果発表]を控える |
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05:00 | NZ)RBNZ政策金利&声明発表 | ◎ | 25bp 利下げ 2.50% |
2.75% 据え置き |
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05:05 | NZ)ウィーラーRBNZ総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
08:50 | 日)第4四半期景況判断BSI[全産業] | △ | - | +9.6 | ||||||||||
↑・景況判断BSI[大企業製造業] | - | +11.0 | ||||||||||||
日)国内企業物価指数 [前月比/前年比] |
× | -0.3% | -0.6% | |||||||||||
-3.8% | -3.8% | |||||||||||||
09:01 | 英)RICS住宅価格 | × | +48% | +49% | ||||||||||
09:10 | NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
09:30 | 豪)失業率 | ◎ | 6.0% | 5.9% | ||||||||||
↑・新規雇用者数 | -1.00万人 | +5.86万人 (+5.83万人) |
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17:30 | ス)SNB政策金利&声明発表 | ◎ | -0.75% 据え置き |
-0.75% 据え置き |
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18:30 | 英)貿易収支 | ○ | -97.00億 | -93.51億 | ||||||||||
21:00 | 英)BOE政策金利&声明発表 | ◎ | 0.50% 据え置き |
0.50% 据え置き |
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英)BOE資産購入枠発表 | ◎ | 3750億 据え置き |
3750億 据え置き |
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英)BOE議事録公表 | ◎ | - | - | |||||||||||
22:30 | 加)新築住宅価格指数 | ○ | +0.1% | +0.1% | ||||||||||
+1.3% | +1.3% | |||||||||||||
加)設備稼働率 | × | 82.0% | 81.3% | |||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 27.0万件 | 26.9万件 | |||||||||||
米)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
BB | -0.8% | -0.5% | |||||||||||
-9.6% | -10.5% | |||||||||||||
27:00 | 独)バイトマン独連銀総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
米)30年債入札 | BB | 130億ドル | ||||||||||||
27:30 | 英)カーニーBOE総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
28:00 | 米)財政収支 | B | -660億 | -1365億 | ||||||||||
翌 06:30 |
NZ)製造業PMI | × | - | 53.3 | ||||||||||
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ショート(ただし、本日のNY市場で原油価格の軟調推移とNYダウの下落が継続した場合のみ。そうでない場合は様子見に変更)
ロング(ただし、本日のNY市場で原油価格の軟調推移とNYダウの下落が継続した場合のみ。そうでない場合は様子見に変更)
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