3月2日(水)■『主要な株式市場＆米・長期金利＆原油価格の動向』と『注目度の高い米国の経済指標の発表』、そして『週末に[米)雇用統計]の発表を控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場＆米・長期金利＆原油価格の動向』と『注目度の高い米国の経済指標の発表』、そして『週末に[米)雇用統計]の発表を控える点』にあり。

米国の経済指標及びイベントは、
・22時15分：米)ADP全国雇用者数
・24時30分：米)週間原油在庫
・28時00分：米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
に注目が集まる。

米国以外では、
・09時30分：豪)第4四半期GDP
・18時30分：英)建設業PMI
に注目が集まる。

経済指標や要人発言以外では、
・米国の主要企業の決算発表→コストコ、その他
・週末に[米)雇用統計]の発表を控える
・ドル・円・ユーロの方向性
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・米国の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度
・金融当局者や要人による発言
・イギリスのEU離脱問題
・人民元の動向
・欧州の金融政策への思惑
・日本の金融政策への思惑
・中国の景気動向への思惑
などが重要。


★★★

本日は、米大統領選挙のスーパーチューズデーの大勢が判明する。
また、週末には[米)雇用統計]の発表を控える。

米国の経済指標は、[米)ADP全国雇用者数]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントは、[米)地区連銀経済報告(ベージュブック)]の他、複数の主要企業の決算発表が予定されている。

今週の為替相場は、週明けに円買い・ユーロ売りの流れが強まり、ドル円は一時112円割れ直前まで下落し＆ユーロドルはジリジリと1.08半ばまで下落し た。しかし、昨日の欧州及びNY市場でリスク回避の巻き戻しが強まり、ドル円は大きく反発して114円台まで上昇し＆ユーロドルは1.08半ばで軟調に推 移している。

本日は、為替相場を先行している主要な株式市場＆米・長期金利＆原油価格の動向が重要となる。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や週末に[米)雇用統計]の発表を控える点での影響にも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

・09時30分：豪)第4四半期GDP
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きい

・18時30分：英)建設業PMI
→発表での英ポンドへの影響は大きめ

・22時15分：米)ADP全国雇用者数
・24時30分：米)週間原油在庫
・28時00分：米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
→昨日の欧州及びNY市場でリスク回避の巻き戻しが強まった
ドル円は東京・アジア市場での112円割れトライから、NY市場で114円乗せまで大きく動いた
為替相場は他の金融市場の動向に左右されやすくなっている
引き続き、主要な株式市場＆米・長期金利＆原油価格の動向に注視
昨日は、ISM製造業の発表をキッカケに金融市場が大きく動いたため、本日のADPの発表にも注目
ベージュブックでの反応は限定的と思われる
明後日に米・雇用統計の発表を控えて、どこまで動くか


■2月29日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼原油や金を中心とした商品市場の動向
▼金融市場のリスク許容度
▼米国の金融政策への思惑
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の金融政策への思惑
▼日本の金融政策への思惑
▼イギリスのEU離脱問題
▼人民元の動向
▼中国の景気動向への思惑
▼今週(2/29～)に→オーストラリアの金融政策発表が予定(主要国の議事録公表の予定はない)
▼来週(3/7～)に→ニュージーランド、欧州、カナダの金融政策発表が予定(主要国の議事録公表の予定はない)
▼[G20財務相・中央銀行総裁会議]明け
▼2月の月末＆3月の月初め
▼4日に[米)雇用統計]の発表
▼5日から[中国全国人民代表大会(全人代)]が開催

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3月2日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・米国の主要企業の決算発表→コストコ、その他 ・週末に[米)雇用統計]の発表を控える
09:30		豪)第4四半期GDP [前期比/前年比]	◎	+0.4%	+0.9%
				+2.5%	+2.5%
15:45		ス)第4四半期GDP [前期比/前年比]	△	+0.1%	±0.0%
				+0.1%	+0.8%
18:30		英)建設業PMI	○	55.5	55.0
19:00		欧)生産者物価指数 [前月比/前年比]	×	-1.0%	-0.8%
				-2.9%	-3.0%
		英)ブロードベントBOE副総裁の発言	△	要人発言
21:00		米)MBA住宅ローン申請指数	C	-	-4.3%
22:15		米)ADP全国雇用者数	AA	+19.0万人	+20.5万人
23:00		英)カンリフBOE副総裁の発言	△	要人発言
24:30		米)週間原油在庫	A	-	+350.2万
28:00		米)地区連銀経済報告(ベージュブック)	A	-	-
翌 07:30		豪)AIGサービス業指数	×	-	48.4
文字が、普通→太字→赤色太字の順番で重要なものになる。ピンク太字は金融政策関連のもの。 ピンクのバックは米国の材料でオレンジは金融政策関連、黄は要人発言、緑は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

[米)雇用統計]発表待ちで様子見

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