本日の為替相場の焦点は、『[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給]発表での影響』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』、そして『米国の金融政策への思惑』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給
・21時30分:米)貿易収支
・23時00分:米)ISM非製造業景況指数
・23時00分:米)製造業受注指数
・25時30分:米)ブレイナードFRB理事の発言
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時45分:中)財新サービス業PMI
・17時30分:英)サービス業PMI
・21時30分:加)貿易収支
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]明け
・週末
・米国の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・主要な株式市場の動向
・欧州の金融政策への思惑
・米国の国債市場と長期金利の動向
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・日本の金融政策への思惑
・中国の景気動向への思惑
・金融市場のリスク許容度
などが重要。
★★★
本日は、[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]明けの週末金曜日。
米国の経済指標は、[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給]がメイン。
その他、[米)貿易収支]や[米)ISM非製造業景況指数]、[米)製造業受注指数]も発表される。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)ブレイナードFRB理事の発言]が予定されている。
※[米)雇用統計]は、金融市場にとって月に一度のビッグイベントとも言われるほど注目度及び市場影響度が大きいもので、この発表内容とその後の流れ次第ではここまでの金融市場の流れが一変する可能性もあり得る。
今週の為替相場は、週初にドル買い・円売りの流れが強まって、ドル円は上値を試して一時111円半ばまで上昇し&ユーロドルは下値を試して一時1.11割 れまで下落した。その後は方向感のない推移が続いていたが、週半ばからドル売り・円買いの流れが強まって、ドル円は大きく下落して一時108円半ばまで& ユーロドルはジリジリと上値を試して一時1.12前半まで上昇した。
また、昨日のECB金融政策発表後のドラギECB総裁の記者会見を受けて、ユーロが乱高下しユーロドルはジリジリと1.11半ばまで下落している。
本日は、[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給]発表での影響が最も重要となる。
その他、主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向や米国の金融政策への思惑にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時45分:中)財新サービス業PMI
→反応は限定的か
・17時30分:英)サービス業PMI
→発表での英ポンドへの影響はカナリ大きなモノになりやすい
・21時30分:加)貿易収支
→発表でのカナダドルへの影響はそれなり
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給
・21時30分:米)貿易収支
・23時00分:米)ISM非製造業景況指数
・23時00分:米)製造業受注指数
・25時30分:米)ブレイナードFRB理事の発言
→本日は、金融市場にとって月に1度のビッグイベントと言われるほど注目度及び市場影響度が大きい米・雇用統計発表での影響が最も重要
米国の株式市場、米国の長期金利、原油、金の動向と共に注視
週末金曜日でもある
21時30分の雇用統計以外にも、23時に注目度の高い経済指標の発表が行われため併せて注意したい
雇用統計発表後の流れを加速させる方向に反応しやすいと思われる
また、FRB関係者による発言は、米国の金融政策への思惑を刺激しやすい
■5月30日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ドル・円・ユーロの方向性
▼日本の消費税増税延期決定での反応
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼原油や金を中心とした商品市場の動向
▼欧州の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度
▼日本の金融政策への思惑
▼中国の景気動向への思惑
▼日本の為替介入に対する思惑
▼今週(5/30~)→ユーロ圏の金融政策発表が予定(主要国の議事録公表の予定はない)
▼来週(6/6~)→ニュージーランドとオーストラリアの金融政策発表が予定(主要国の議事録公表の予定はない)
▼[G7サミット]明け
▼6月2日に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]
▼2日に[OPEC総会]
▼6月3日に[米)雇用統計]の発表
▼英国と米国が連休明け(30日月曜日が祝日)
▼5月の月末要因
▼6月の月初め要因
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6月3日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]明け ・週末 |
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08:30 | 豪)AIGサービス業指数 | × | - | 49.7 | ||||||||||
10:45 | 中)財新サービス業PMI | ○ | - | 51.8 | ||||||||||
16:55 | 独)サービス業PMI 【確報値】 | × | 55.2 | 55.2 | ||||||||||
17:00 | 欧)サービス業PMI 【確報値】 | × | 53.1 | 53.1 | ||||||||||
17:30 | 英)サービス業PMI | ◎ | 52.5 | 52.3 | ||||||||||
18:00 |
欧)小売売上高 [前月比/前年比] |
△ | +0.4% | -0.5% | ||||||||||
+2.1% | +2.1% | |||||||||||||
21:30 | 加)貿易収支 | ○ | -25.0億 | -34.1億 | ||||||||||
米)雇用統計:非農業部門雇用者数 | SS | +16.0万人 | +16.0万人 | |||||||||||
↑・失業率 | 4.9% | 5.0% | ||||||||||||
↑・平均時給 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.3% | ||||||||||||
+2.5% | +2.5% | |||||||||||||
米)貿易収支 | AA | -410億 | -404億 | |||||||||||
22:45 | 米)サービス業PMI【確報値】 | C | 51.4 | 51.2 | ||||||||||
23:00 | 米)ISM非製造業景況指数 | S | 55.3 | 55.7 | ||||||||||
米)製造業受注指数 | BB | +1.9% | +1.1% (+1.5%) |
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25:30 | 米)ブレイナードFRB理事の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
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[米)雇用統計]発表直後の変動とその後の流れに臨機応変に対応
[米)雇用統計]発表直後の変動とその後の流れに臨機応変に対応
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