7月12日(火)■『[米)雇用統計]発表後に優勢となっているリスクオンの流れ』と『主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向』、そして『米国の金融政策への思惑』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『[米)雇用統計]発表後に優勢となっているリスクオンの流れ』と『主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向』、そして『米国の金融政策への思惑』にあり。

米国の経済指標及びイベントは、
・22時15分：米)タルーロFRB理事の発言
・22時35分：米)ブラード：セントルイス連銀総裁の発言
・26時00分：米)10年債入札
に注目が集まる。
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない

米国以外では、
・18時00分：英)カーニーBOE総裁の発言
に注目が集まる。

経済指標や要人発言以外では、
・米国の主要企業の決算発表(ヘルスケア・サービシズ、その他)
・明日に[加)BOC政策金利＆声明発表＆ポロズBOC総裁の記者会見]を控える
・14日に[英)BOE政策金利＆声明＆資産購入枠発表＆議事録公表]が控える
・主要な株式市場
・米国の国債市場と長期金利
・米国の金融政策
・日本の為替介入
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場
・英国のEU離脱
・ドイツ銀行の破綻懸念
・欧州の金融政策
・日本の金融政策
・金融市場のリスク許容度
・中国の景気動向
などが重要。


★★★

本日は、[英)カーニーBOE総裁の発言]が行われる。
また、明日に[加)BOC政策金利＆声明発表＆ポロズBOC総裁の記者会見]、14日には[英)BOE政策金利＆声明＆資産購入枠発表＆議事録公表]を控える。

本日も、注目度の高い米国の経済指標の発表はなく、米国の経済指標以外のイベントでは複数のFRB関係者の発言と[米)10年債入札]、米国の主要企業の決算発表が予定されている。

先週の為替相場は、円買い・ポンド売り・ユーロ売りの流れが優勢となって、ドル円は大きく下落して100円前半まで下値を試し＆ユーロドルは1.10半ば まで下落して上値重く推移した。そこから、週末に米国の雇用統計の良い内容を受けて乱高下した後に結局はイッテコイとなって、ドル円は100円半ば＆ユー ロドルは1.10半ばで週末を引けている。

週明けの為替相場は、先週末と同レベルでスタートした後は、円売りの流れが優勢となってドル円はグングンと上値を試して103円手前まで上昇し＆それにつられてクロス円も大きく上昇している。

本日は、引き続き、[米)雇用統計]発表後に優勢となっているリスクオンの流れと主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向が重要となる。
その他、米国の金融政策への思惑や金融当局者や要人による発言にも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

・18時00分：英)カーニーBOE総裁の発言
→発言で金融政策やEU離脱に関しての言及があれば、英ポンドが動くキッカケになりやすい

・22時15分：米)タルーロFRB理事の発言
・22時35分：米)ブラード：セントルイス連銀総裁の発言
・26時00分：米)10年債入札
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→注目度の高い米国の経済指標の発表はない
週明けに為替相場の流れが一変している
[米)雇用統計]発表後に発生したリスクオンの流れが継続するかどうかが重要
主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向や米国の金融政策への思惑と共に見極めたい


■7月11日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼[米)雇用統計]発表明け
▼14日(水)に[英)BOE金融政策発表]
▼今週(7/11～)→英国、カナダの金融政策発表が予定(主要国の議事録公表の予定はない)
▼来週(7/18～)→ユーロ圏、南アフリカの金融政策発表とオーストラリアの議事録公表が予定
▼米国の中長期国債の入札(12日・3年債、13日・10年債、14日・30年債)
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼主要な株式市場
▼米国の国債市場と長期金利
▼米国の金融政策
▼日本の為替介入
▼金融当局者や要人による発言
▼原油や金を中心とした商品市場
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼英国のEU離脱
▼ドイツ銀行の破綻懸念
▼欧州の金融政策
▼日本の金融政策
▼金融市場のリスク許容度
▼中国の景気動向

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7月12日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・EU財務相会合 ・米国の主要企業の決算発表(ヘルスケア・サービシズ、その他) ・明日に[加)BOC政策金利＆声明発表＆ポロズBOC総裁の記者会見]を控える ・14日に[英)BOE政策金利＆声明＆資産購入枠発表＆議事録公表]を控える
08:50		日)国内企業物価指数 [前月比/前年比]	×	-0.1%	+0.2%
				-4.2%	-4.2%
10:30		豪)NAB企業景況感指数	△	-	+10
		↑・NAB企業信頼感指数		-	+3
15:00		独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比]	×	+0.1%	+0.1%
				+0.3%	+0.3%
18:00		英)カーニーBOE総裁の発言	◎	要人発言
19:00		米)NFIB中小企業楽観指数	C	94.0	93.8
20:00		南ア)製造業生産 [前月比/前年比]	×	+0.4%	+0.8%
				+2.5%	+2.9%
22:15		米)タルーロFRB理事の発言	A	要人発言
22:35		米)ブラード：セントルイス連銀総裁の発言	A	要人発言
23:00		米)卸売在庫	C	+0.2%	+0.6%
		米)JOLT労働調査	C	565.0万件	578.8万件
26:00		米)10年債入札	BB	200億ドル
文字が、普通→太字→赤色太字の順番で重要なものになる。ピンク太字は金融政策関連のもの。 ピンクのバックは米国の材料でオレンジは金融政策関連、黄は要人発言、緑は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

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