昨日の欧州序盤では、ドル円は108円台に乗せてきて、値動きはとても安定的。かなりドル円のブル連中がポジションを作りまくっているのは容易に想像がつくのだが、ここからポジション調整で急落の憂き目に遭いそうもないように見える。多少の押しは我慢することにして、ロングで持っていれば、時間をかけさえすれば報われそうな展開である。
そもそもがドル高方向に動くのは想定外のことなのである。マーケットの予定していなかったことが起こっているのだから、とりあえず相場の行き先に限界の枠をはめずにいくところまでついて行くしかなさそうだ。そういうわけで私も短期的にドルロングで攻めている。相場の動きが止まったら、すぐに利食い売りに出す。またあまり評価損を大きくため込むつもりもない。
アメリカの経済指標は良いものが並んだので、ドル円も108円台の後半まで高値を広げた。グローベックスでの米国株は堅調ではあるが、大幅高というほどでもない。しかし原油価格が反発している。
このところドル金利の上昇穂余波を受けてスランプ状態であった原油相場だったが、サウジの鉱物相が生産調整の必要性を強調したことで2ドル強の上昇となっている。これが市場のリスク許容度を増大させることにつながって、ドル円は109円台に乗せてきたのである。
大統領選が終わって、不透明要因が一つ消えたということで、マーケットでは大いにリスクテークの流れとなっている。そしてドル円は昨夜の海外市場で109円台に達したのは、およそ半年ぶりの水準である。今のところはトランプ氏に対する不信の反動が出ているということが重要である。
反動のついでに、期待だけで持ち上がっているのである。本人はドル高をまったく毛嫌いしていることに注意しておかないといけないだろう。どういう形でかはわからないが、大きな揺り戻しがいつ来ても驚かないという心づもりも必要であろう。
日本時間 16時00分
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2023年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください |
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