本日の為替相場の焦点は、『[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給]の発表』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』、そして『来週(15日)に[米)FOMC金融政策発表]を控える点』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給
に注目が集まる。
米国以外では、
・18時30分:英)貿易収支
・18時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
・22時30分:加)失業率&雇用ネット変化
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・[欧)ECB政策金利&声明発表]及び[欧)ドラギECB総裁の記者会見]明け
・五十日(10日)
・週末
・EU首脳会議(9日・10日開催)
・来週(15日)に[米)FOMC金融政策発表]を控える
・トランプ米大統領の政策や発言
・米国の金融政策
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場
・原油と金を中心とした商品市場
・欧州の金融政策
・金融当局者や要人による発言
・欧州の政局不安(仏大統領選やその他)
・日本の金融政策
・金融市場のリスク許容度
・英国のEU離脱
・人民元
・ギリシャ問題
などが重要となる。
★★★
本日は、[欧)ECB政策金利&声明発表]及び[欧)ドラギECB総裁の記者会見]明けの週末金曜日&10日の五十日で、昨日に引き続きEU首脳会議が開催されている。
また、来週(15日)には[米)FOMC金融政策発表]を控える。
米国の経済指標は、[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントは、特に予定されていない。
※[米)雇用統計]は、金融市場にとって月に一度のビッグイベントとも言われるほど注目度及び市場影響度が大きいモノで、この発表内容とその後の流れ次第ではここまでの金融市場の流れが大きく変化する事もある。
今週の為替相場は、週初から方向感なくドル円は113円後半~114円前半で揉み合いとなり&ユーロドルは1.05後半~1.06前半で揉み合いとなっていたが、米・ADP全国雇用者数の良い結果を受けてドル買いが加速。ドル円は114円後半まで上昇し&ユーロドルは1.05前半まで下落した。そこから、ドル円は114円後半の高値圏で力強く推移し&ユーロドルはECB金融政策発表後のドラギEC総裁の発言を受けてユーロ買いが優勢となって一時1.06前半まで上昇している。
本日は、[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給]の発表が重要となる。
その他、主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向や米国の金融政策への思惑、来週(15日)に[米)FOMC金融政策発表]を控える点にも注視したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・18時30分:英)貿易収支
・18時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
→発表での英ポンドへの影響は比較的大きなモノになりやすい
・22時30分:加)失業率&雇用ネット変化
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・22時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給
→ドル買い継続&[欧)ECB政策金利&声明発表]及び[欧)ドラギECB総裁の記者会見]を受けてユーロ買いも強まる
本日は、金融市場にとって月に1度のビッグイベントと言われるほど注目度及び市場影響度が大きい[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給]発表での影響が最も重要
引き続き、主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向と共に注視
週末金曜日&10日の五十日
来週(15日)には[米)FOMC金融政策発表]を控える
■3月6日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(3/6~)→オーストラリアとユーロ圏の金融政策発表が予定
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(7日・3年債、8日・10年債、9日・30年債)
▼9日(木)に[欧)ECB金融政策発表]を控える
▼10日(金)に[米)雇用統計]の発表を控える
▼来週(3/13~)→日本とスイス、英国、米国の金融政策発表が予定
▼トランプ米大統領の政策や発言
▼米国の金融政策
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼原油や金を中心とした商品市場
▼欧州の政局不安(仏大統領選やその他)
▼ギリシャ問題
▼金融市場のリスク許容度
▼欧州の金融政策
▼日本の金融政策
▼人民元
▼英国のEU離脱
▼中国の景気
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3月10日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・[欧)ECB政策金利&声明発表]及び[欧)ドラギECB総裁の記者会見]明け ・五十日(10日) ・週末 ・中国全国人民代表大会(5日~17日開催) ・EU首脳会議(9日・10日開催) ・来週(15日)に[米)FOMC金融政策発表]を控える |
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08:50 | 日)第1四半期景況判断BSI[全産業] | △ | - | +3.0 | ||||||||||
↑・第1四半期景況判断BSI[大企業製造業] | - | +7.5 | ||||||||||||
09:30 | 豪)住宅ローン貸出 | × | -1.0% | +0.4% | ||||||||||
16:00 | 独)貿易収支 | × | +180億 | +187億 | ||||||||||
18:30 | 英)貿易収支 | ○ | -111.00億 | -108.90億 | ||||||||||
英)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | -0.5% | +1.1% | |||||||||||
+3.2% | +4.3% | |||||||||||||
↑・製造業生産高 [前月比/前年比] |
○ | -0.7% | +2.1% | |||||||||||
+2.9% | +4.0% | |||||||||||||
22:30 | 加)失業率 | ◎ | 6.8% | 6.8% | ||||||||||
↑・雇用ネット変化 | -0.50万人 | +4.83万人 | ||||||||||||
米)雇用統計:非農業部門雇用者数 | SS | +20.0万人 | +22.7万人 | |||||||||||
↑・失業率 | 4.7% | 4.8% | ||||||||||||
↑・平均時給 [前月比/前年比] |
+0.3% | +0.1% | ||||||||||||
+2.8% | +2.5% | |||||||||||||
24:00 | 英)NIESRGDP予想 | × | +0.6% | +0.7% | ||||||||||
28:00 | 米)財政収支 | C | -1900億 | +513億 | ||||||||||
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[10日18時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
・押し目でのロングを回転[本日の想定コアレンジ→114円半ば~116円半ば、米・雇用統計発表前後の変動には要注意、NYダウが前日比で200ドル以上のマイナスになった場合は中止]
■スイング・トレード基本戦略
・現在の持ち越しポジションはなし、押し目でのロング狙い
[10日18時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
・ドル円をメインに
■スイング・トレード基本戦略
・現在の持ち越しポジションはなし
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)