昨日は1日を通じても、為替相場はほとんど動かなかった。ドル円もユーロドルも20ポイントほどの値幅しかない。その中でも動いたのはポンドだけだろう。夜中にメイ首相が離脱期限の延期を説いたので、それが事実上のEU残留だと言うことで好感した。
他の通貨が動きに乏しかったこともあって、市場参加者はいっせいにそれに飛びついた格好だ。ポンドドルは100ポイント以上も上昇した。やはり押し目は1.3000あたりが強力なサポートになりつつある。
また久しぶりにビットコインも上昇した。ずっと3000台の中を行ったり来たりしていたのに、4000台に乗せてきたのが定着すると20%ほどのジャンプアップを演じた。しかしポンドもビットコインも私が積極的にトレードする対象ではないので、昨日はノーディール政策となった。
今日も仲値買いに向けてドル円は上昇した。それと同時に「米中協議が合意しそうだ」というまことしやかな観測も出てきた。日本株も上昇したが、ドル円は20ポイントほどだけ上がって、111.50あたりまで。その後は上サイドで作ってしまったロングのシコリに汲々としているようでもある。米中の閣僚レベル協議も控えているので、神経質にならざるをえないところでもある。
簡単に「合意した」というが、肝心の知財権はどうなるのか。問題に触らないようにしておくこと自体が、ミッキーマウスや偽ダンボの使用を無許可で使っていることを追認する形になるのではないだろうか。
そして特定品目の輸入枠の増加や、技術移転の強要を緩くすること程度で矛を収めるのではなかろうか。しかしそれだと市場を騒がせてきた分だけ、成果といっても見劣りがする。いよいよ迫ってくる日本の10連休に向けて、大きなリスク回避を誘発してしまう引き金にもなりかねない。
今晩は経済指標としてADP指数がある。次回のFOMCが5月下旬なので、まだ間がある。だから金融政策をどうこう言う時期ではないために、雇用状況に関して市場の関心は比較的に薄い。
日本時間 15時00分
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2023年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください |
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