8月6日(金)◆『米・雇用統計の発表』と『NYダウの動向』、そして『週末要因』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米・雇用統計の発表』と『NYダウの動向』、そして『週末要因』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)雇用統計：非農業部門雇用者数/失業率」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「英)鉱工業生産」
・「英)生産者物価指数＆【コア】」
・「独)鉱工業生産」
・「加)失業率＆就業者数」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「豪)RBA四半期金融政策報告」
・「英)ロイヤルバンク・オブ・スコットランド(RBS)第2四半期決算発表」
・「欧)トリシェECB総裁の発言」
・「週末要因」
・「米国の主要企業の決算」
・「欧州の大手金融機関の決算発表」
・「金融当局者や要人による発言」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)の動向」
・「米国の金融政策に対する思惑（低金利政策の長期化懸念や景気先行き懸念)」
・「欧州の財政懸念や信用不安」
・「来週10日(火)に『FOMC政策金利＆声明発表』を控える点」
・「ドル売り優勢の地合い(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し＆その他)の行方」
・「市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)」
などの要因に注意したい。

★★★

週末金曜日。

米国の経済指標は、「雇用統計」がメイン。
キング・オブ・経済指標である「雇用統計」の中でも、特に「非農業部門雇用者数」や「失業率」への注目度が高い。

「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因で有り続ける。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。
相次ぐ「米国の主要企業の決算」は「米国の株式市場」の動向を左右しやすい。

直近の為替市場は、
「ドル売り優勢の地合い」が加速している他、「株式市場主導での金融市場のリスク許容度での流れ」にも大きく影響を受けている。
これらが「米国の雇用統計」を受けてどのように変化するのか見極めたい。

また、本日に「米国の雇用統計」が発表される事や、「週末金曜日」であること、更には来週に「FOMC政策金利＆声明発表」が控える事から、大きな変動や調整には十分に注意すべき日となる。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・10時30分：豪)RBA四半期金融政策報告
→内容次第だが、影響力は大きめ

・15時00分：英)ロイヤルバンク・オブ・スコットランド(RBS)第2四半期決算発表

・16時30分：欧)トリシェECB総裁の発言
→言及次第。雇用統計を控えて調整のキッカケに使われる可能性も

・17時30分：英)鉱工業生産
・17時30分：英)生産者物価指数＆【コア】
→その内容でのポンドへの影響力は大きい

・19時00分：独)鉱工業生産
→相場の気分次第とみる

・20時00分：加)失業率＆就業者数
→内容が重要

・21時30分：米)雇用統計：非農業部門雇用者数/失業率
→言わずと知れたキング・オブ・経済指標。その影響力は計り知れない。発表後だけでなく、発表前の変動も侮れない。また、週末と言うこともあり、ロンドンフィキシング前後の変動や週末に向けての動向にも注意したい。来週にFOMCを控えるため、いつもより更に注目度アップか。

▼その他の本日の注目材料や注目点
・週末要因
・米国の主要企業の決算
・欧州の大手金融機関の決算発表
・金融当局者や要人による発言
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)の動向
・米国の金融政策に対する思惑（低金利政策の長期化懸念や景気先行き懸念)
・欧州の財政懸念や信用不安
・来週10日(火)に『FOMC政策金利＆声明発表』を控える点
・ドル売り優勢の地合い(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し＆その他)の行方
・市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)


8月2日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼ドル売り優勢の地合い(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し＆その他)の行方
▼市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)
▼米国の雇用統計を中心とした主要な経済指標
▼8月の月初要因
▼米国の金融政策に対する思惑（低金利政策の長期化懸念や景気先行き懸念)
▼米国の主要企業の決算
▼米国の長期金利の動向
▼来週10日火曜日にFOMCを控える点
▼欧州の大手金融機関の決算
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州の財政懸念や信用不安

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8月6日(金)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・週末金曜日 ・欧州の大手金融機関の決算発表→ロイヤルバンク・オブ・スコットランド(RBS) ・米国の主要企業の決算発表 ・来週10日(火)に『FOMC政策金利＆声明発表』を控える
10:30		豪)RBA四半期金融政策報告	◎	-	-
14:00		日)景気動向指数【速報値】 [先行CI指数/一致CI指数]	△	+98.7	+98.6
				+101.2	+101.2
14:45		ス)失業率	△	3.6%	3.7%
15:00		英)ロイヤルバンク・オブ・スコットランド （RBS）第2四半期決算発表	○	-	-
15:45		仏)貿易収支	×	-44億	-55億
		仏)財政収支	×	-	-679億
16:30		欧)トリシェECB総裁の発言	○	要人発言
17:30		英)鉱工業生産 [前月比/前年比]	◎	+0.1%	+0.7%
				+1.9%	+2.6%
		英)製造業生産高 [前月比/前年比]	△	+0.4%	+0.3%
				+4.1%	+4.3%
		英)生産者物価指数 [前月比/前年比]	○	±0.0%	-0.3%
				+4.9%	+5.1%
		↑・生産者物価指数【コア】[前年比]		+4.5%	+4.8%
19:00		独)鉱工業生産 [前月比/前年比]	○	+0.5%	+2.6%
				+11.6%	+12.4%
20:00		加)失業率	◎	7.9%	7.9%
		↑・就業者数		+1.25万人	+9.32万人
21:30		米)雇用統計：非農業部門雇用者数	SS	-6.5万人	-12.5万人
		↑・失業率		9.6%	9.5%
23:00		加)Ivey購買部協会指数	○	55.5	58.9
28:00		米)消費者信用残高	C	-53億	-91億
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

直近に「米・雇用統計」や「FOMC」が控えるため、基本的には様子見だが、チャンスがあれば臨機応変に

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直近に「米・雇用統計」や「FOMC」が控えるため、基本的には様子見だが、チャンスがあれば臨機応変に

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