週明け月曜日。
明日が9月の最終営業日で、月末や四半期末が意識される。
本日の為替相場の焦点は、『金融安定化法案の行方』と『原油価格やNY株式市場の動向』にあり。
米国の経済指標は、「個人所得/個人支出」に注目が集まる。
「個人所得/個人支出」は、社会保険料控除後の個人が実際に受け取った所得であり、所得と消費は密接な関係を持つ為、注目される。特にPCEコアデフレーターの注目度が高い。
本日一番の注目は、「金融安定化法案の行方」にあり。その動向次第で金融市場は大きく上下しそうだ。しかし、成立となれば一旦は好感される可能性は高いが、それが継続するかどうかは不透明。現在の金融市場には方向感がなくなっているため、これによって発生する流れをシッカリと見極めていきたいところ。
今週も引き続き、為替相場はNY株式市場や原油価格に影響されやすい地合いが続くだろう。その動向には経済指標以上に注視したい。
本日の注目材料
→米国以外
▼NZ)貿易収支
→米国
▼米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコアデフレーター
今週の為替相場の焦点
・金融安定化法案の行方とそれに対する思惑
・雇用統計を中心とした米国の経済指標
・消費者物価指数を中心としたユーロ圏の経済指標
・ECB政策金利発表とトリシェ総裁の記者会見
・NY株式市場の動向
・原油価格の動向
・欧・米の金融当局者や要人の発言
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今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週明け月曜日 | ||||||||
06:45 | NZ)貿易収支 | ○ | -9.12億 | -7.81億 | ||||
08:50 | 日)大型小売店販売額【速報値】 | × | -2.2% | -0.7% | ||||
日)小売業販売額【速報値】 | × | +0.3% | +1.9% | |||||
17:30 | 英)マネーサプライM4【確報値】 | × | - | 11.5% | ||||
英)消費者信用残高 | × | +12億 | +11億 | |||||
英)モーゲージ承認件数 | × | 3.0万件 | 3.3万件 | |||||
18:00 | 欧)消費者信頼感 | × | -20 | -19 | ||||
21:30 | 米)個人所得 | A | +0.2% | -0.7% | ||||
↑・個人支出 | +0.2% | +0.2% | ||||||
↑・PCEデフレーター[前年比] | +4.5% | +4.5% | ||||||
↑・PCEコア・デフレーター [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.3% | ||||||
+2.4% | +2.4% | |||||||
要人発言予定 | ||||||||
12:30 | 日)西村:日銀副総裁■講演[日本外国特派員協会] | |||||||
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金融安定化法案成立に注目が集まり、結果次第で上下
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