本日の為替相場の焦点は、『NY株式市場の動向』と『リスク回避の流れ』、そして『週末要因』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)小売売上高&【除自動車】」
・「米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】」
への注目度が高い
米国以外の経済指標は、
・「NZ)小売売上高指数&【除自動車】」
・「独)第4四半期GDP【速報値】」
・「欧)第4四半期GDP【速報値】」
等に注目が集まる。
経済指標以外では、
・「週末要因(15日は米国が祝日のため、米国は連休入り)」
・「米主要企業の決算発表」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「2月中旬に大量の『米国債償還利払い』が控える点」
・「『ギリシャ救済策に関する協議』を来週に控える点」
・「来週から中国が旧正月入りする点」
などの要因に注意したい。
★★★
週末金曜日。
来週月曜日が米国で祝日のため、米国は連休入りとなる。
米国の経済指標は、「小売売上高&【除自動車】」と「ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】」がメイン。
昨日、大きな焦点となった「EU首脳会談」が行われたが、ギリシャ支援が合意されたものの、具体的な支援策については先送りされたため、引き続き材料視されやすい。
「NY株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」からも目が離せない。
その他、「バーナンキFRB議長による公定歩合引き上げの可能性への示唆」や「2月中旬に大量の『米国債償還利払い』が控える点」などにも注意したい。
引き続き、現在の金融市場の主流である「『リスク回避の流れ』や『ドル買い地合い』」をどれだけ捉える事ができるかが重要となりそうだ。
大きく変動した週末であること、そして米国が連休入りとなることから、ポジション調整などにも気を付けたい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・06時45分:NZ)小売売上高指数&【除自動車】
→内容重視。NZドルへの衝撃は大きい。
・16時00分:独)第4四半期GDP【速報値】
→内容も重要だが、ユーロがどう反応するかが重要。売られれば加速の可能性も。
・19時00分:欧)第4四半期GDP【速報値】
→ドイツのものに引き続き、ユーロの方向性に注視。加速装置にも。
・22時30分:米)小売売上高&【除自動車】
→本日のメイン。内容での衝撃も大きい。
・23時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
→米国が連休入りとなる点からも、週末要因での変動が気になるところ。取り敢えずは、ロンドンフィキシング(日本時間25時)までの流れを掴みたいところ。NYダウの動向も重要。
▼その他の本日の注目材料や注目点
・週末要因(15日は米国が祝日のため、米国は連休入り)
・米主要企業の決算発表
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・2月中旬に大量の『米国債償還利払い』が控える点
・『ギリシャ救済策に関する協議』を来週に控える点
・来週から中国が旧正月入りする点
2月8日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼『米国の雇用統計』明けの影響
▼『G7財務相・中央銀行総裁会議』明けの影響
▼『米国を中心とした株式市場』の動向
▼『ギリシャの財政懸念を発端としたユーロ圏の信用不安』への思惑や反応
▼『オバマ大統領による金融規制案』への思惑や反応
▼『中国による金融引き締め強化』への思惑や反応
▼『金や原油などの商品市場』の動向
▼『米国を中心とした主要経済指標』での反応
▼『ドル買い地合い』や『リスク回避の流れ』の継続や加速
▼金融当局者や要人による発言
▼『米国の長期金利』の動向
▼今週相次ぐ『米国債入札』の結果とそれによる米長期金利への影響
▼『米国の主要企業の決算発表』による株式市場への影響
▼来週月曜日が米国で祝日のため、今週末に米国が連休入りする点
▼2月中旬に大量の『米国債償還利払い』が控える点
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2月12日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
||||||||
・週末金曜日(15日は米国が祝日のため、米国は連休入り) ・米主要企業の決算発表 |
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06:45 | NZ)小売売上高指数 | ◎ | +0.6% | +0.8% | |||||||
↑・小売売上高指数【除自動車】 | +0.3% | +0.8% | |||||||||
14:00 | 日)消費者態度指数 | × | - | 37.9 | |||||||
16:00 |
独)第4四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
◎ | +0.2% | +0.7% | |||||||
-2.2% | -4.8% | ||||||||||
16:45 |
仏)第4四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
△ | +0.5% | +0.3% | |||||||
-0.3% | -2.3% | ||||||||||
仏)第4四半期非農業部門雇用者【速報値】 | △ | -0.3% | -0.6% | ||||||||
19:00 |
欧)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | +1.0% | |||||||
- | -7.1% | ||||||||||
欧)第4四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
○ | +0.3% | +0.4% | ||||||||
-1.9% | -4.0% | ||||||||||
22:30 | 加)新車販売台数 | × | +2.0% | -6.0% | |||||||
米)小売売上高 | S | +0.3% | -0.3% | ||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.5% | -0.2% | |||||||||
23:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数 【速報値】 |
AA | 75.0 | 74.4 | |||||||
24:00 | 米)企業在庫 | B | +0.2% | +0.4% | |||||||
25:00 | 米)週間原油在庫 | B | - | +232万 | |||||||
未定 | 米)ガイトナー財務長官の講演 | BB | 要人発言 | ||||||||
未定 | 米)タルーロFRB理事の講演 | B | 要人発言 | ||||||||
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中国が旧正月入りする点や米国が連休入りの週末である点、更には2月中旬に大量の米国債償還利払いを控えることから見送り。
基本、下落追随スタンスも、中国が旧正月入りする点や米国が連休入りの週末であることから要注意。
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