本日の為替相場の焦点は、『日銀による追加金融緩和策の実施』と『米・ISM非製造業景況指数』、そして『NYダウの動向』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)ISM非製造業景況指数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「豪)小売売上高」
・「豪)貿易収支」
・「ス)消費者物価指数」
・「英)サービス業PMI」
・「欧)小売売上高」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「日)BOJ政策金利&声明発表&白川日銀総裁の記者会見」
・「豪)RBA政策金利&声明発表」
・「ゴトオ日要因」
・「日銀による追加金融緩和策への思惑と実施による影響」
・「ドル売り優勢地合いの行方」
・「米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)」
・「金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「欧州の財政・金融不安の再燃」
・「日本政府・日銀による為替介入・円高牽制発言・介入警戒感での反応」
・「世界的な景気先行き懸念」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米国の雇用統計の発表を控える点」
・「G7財務相・中央銀行総裁会議を控える点」
などの要因に注意したい。
★★★
5日のゴトオ日。
本日の「米国の経済指標」は、「ISM非製造業景況指数」がメイン。
また、本日は、「BOJ政策金利&声明発表&白川日銀総裁の記者会見」や「RBA政策金利&声明発表」にも大きな注目が集まる。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因であり続ける。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。
直近の為替相場は、引き続き「米国の株式市場が主導する金融市場のリスク許容度」が大きな影響力を持つ中、「FRBによる金融緩和観測」などを材料に加速している「ドル売り優勢地合い」の行方や、たびたび再燃する「欧州の財政・金融不安」での影響も為替相場の流れを見極める上で非常に重要となる。
また、今週発表される「豪、日、英、欧の金融政策」の結果、週末に控える「米国の雇用統計」や「G7財務相・中央銀行総裁会議」などによる影響にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・08時30分:米)バーナンキFRB議長の発言
・09時30分:豪)小売売上高
・09時30分:豪)貿易収支
→内容によるインパクトは大きいが、直後にRBA政策金利&声明発表を控えるため、どこまで影響するか
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
→追加金融緩和策の実施とそれによる影響に注目
・12時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
→利上げが濃厚視されている。結果がどちらにしても、変動のキッカケになりやすい
・15時30分:日)白川日銀総裁の記者会見
→言及次第
・16時15分:ス)消費者物価指数
・17時28分:英)サービス業PMI
→発表内容での影響は大きめ
・18時00分:欧)小売売上高
・23時00分:米)ISM非製造業景況指数
→本日のメイン。内容による影響を、NYダウの動向と共に注目
▼その他の本日の注目材料や注目点
・ゴトオ日要因
・日銀による追加金融緩和策への思惑と実施による影響
・ドル売り優勢地合いの行方
・米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)
・金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・欧州の財政・金融不安の再燃
・日本政府・日銀による為替介入・円高牽制発言・介入警戒感での反応
・世界的な景気先行き懸念
・金融当局者や要人による発言
・米国の雇用統計の発表を控える点
・G7財務相・中央銀行総裁会議を控える点
10月4日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼ドル売り優勢地合いの継続
▼米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)
▼日銀による追加金融緩和策の実施
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼米国の雇用統計を中心とした主要経済指標の発表
▼金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)
▼日本政府・日銀による為替介入・円高牽制発言・介入警戒感での反応
▼米国の長期金利の動向
▼欧州の財政・金融不安の再燃
▼金融当局者や要人による発言
▼G7財務相・中央銀行総裁会議(週末)を控える点
▼ECB理事会結果発表後のトリシェ総裁の発言
▼世界的な景気先行き懸念
▼金や原油などの商品市場の動向
▼豪、日、英、欧の金融政策の発表
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10月5日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・5日のゴトオ日 ・中国市場休場(1日~7日) |
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08:30 | 米)バーナンキFRB議長の発言 | BB | 要人発言 | ||||||||
09:30 | 豪)ANZ求人広告件数 | × | - | +2.6% | |||||||
豪)小売売上高 | ◎ | +0.4% | +0.7% | ||||||||
豪)貿易収支 | ○ | +23.00億 | +18.88億 | ||||||||
正午 過ぎ |
日)BOJ政策金利&声明発表 | ◎ | 0.10% 据え置き |
0.10% 据え置き |
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12:30 | 豪)RBA政策金利&声明発表 | ◎ | 25bp 利上げ4.75% |
4.50% 据え置き |
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15:30 | 日)白川日銀総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | ||||||||
16:15 |
ス)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | ±0.0% | ±0.0% | |||||||
+0.3% | +0.3% | ||||||||||
16:55 | 独)サービス業PMI【確報値】 | × | 54.6 | 54.6 | |||||||
16:58 | 欧)サービス業PMI【確報値】 | × | 53.6 | 53.6 | |||||||
17:28 | 英)サービス業PMI | ◎ | 51.0 | 51.3 | |||||||
18:00 |
欧)小売売上高 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.1% | |||||||
+1.3% | +1.1% | ||||||||||
23:00 | 米)ISM非製造業景況指数 | S | 52.0 | 51.5 | |||||||
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日銀による追加金融緩和策への思惑や実施での影響に注目。発表までは、基本様子見
流れの変化なのか押し目なのかを見極めて
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