10月14日(水)■『米国の経済指標』と『NY株式市場の動向』、そして『米国の主要企業の決算』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NY株式市場の動向』、そして『米国の主要企業の決算』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)小売売上高＆【除自動車】」
・「米)輸入物価指数」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「中)貿易収支」
・「英)失業率＆失業保険申請件数」
・「欧)鉱工業生産」
などが主な注目材料。

経済指標以外では、
・「日)BOJ政策金利発表」
・「日)白川日銀総裁の会見」
・「米)JPモルガン・チェース決算発表」
・「米)モルガン・スタンレー決算発表」
・「米)FOMC議事録公表(9月22日、23日開催分)」
・「米主要企業決算発表が本格化(本日の目玉→JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレー)」
・「他の市場の動向(上海株、米国株、米金利、金、原油、などが中心)」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意したい。

★★★

本日はまず、東京市場において「日銀の金融政策の結果発表」と「日銀総裁の会見」が予定されている。
ただ、政策金利は据え置きが確実視されている上に、日銀総裁の会見にもそれほど反応しない可能性が高い。

本日の米国の経済指標は、「小売売上高」と「輸入物価指数」がメイン。
経済指標以外では、22日・23日開催分の「FOMC議事録の公表」への注目度が高い。

「NY株式市場」と「米国の長期金利」の動向は引き続き最重要項目。
その他、「原油」や「金」の動向からも目が離せない。

また、「米国の主要企業の決算発表」が本格化する点には十分に注意したい。
その結果は「米国の株式市場」の動向に影響を与えやすく、「金融機関」のモノも数多く含まれていることから、内容次第では金融市場全体が大きく反応するキッカケともなり得る。
本日予定されている「米主要企業の決算発表」の中では、JPモルガン・チェースとモルガン・スタンレーのモノへの注目度が高い。

為替相場は、先週末こそドルの買い戻しが加速したが、週明けは再度ドル売りに傾いている。
現在の金融市場では「ドル売り」や「リスク資産買い」の流れが焦点となっており、その動向には引き続き注意したい。

■□■本日のトレード用のエサ
・正午過ぎ：日)BOJ政策金利発表
・時刻未定：中)貿易収支
・15時30分：日)白川日銀総裁の会見
・17時30分：英)失業率＆失業保険申請件数
・18時00分：欧)鉱工業生産
・時刻未定：米)JPモルガン・チェース決算発表
・時刻未定：米)モルガン・スタンレー決算発表
・21時30分：米)小売売上高＆【除自動車】
・21時30分：米)輸入物価指数
・27時00分：米)FOMC議事録公表(9月22日、23日開催分)

10月12日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼米国の長期金利の動向
▼米国を中心とした主要経済指標の結果
▼原油価格の動向
▼金価格の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼12日が日本と米国で休場となる点(※米株式市場は通常通り)
▼9月22日、23日開催分のFOMC議事録の公表
▼相次ぐ米国の金融機関の決算発表
▼相次ぐ米国の主要企業の決算発表
▼ドル安やリスク選好の流れの継続

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10月14日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・米主要企業決算発表が本格化(本日の目玉→JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレー)
08:50		日)企業物価指数 [前月比/前年比]	×	+0.1%	±0.0%
				-7.9%	-8.5%
09:00		豪)Westpac消費者信頼感指数	△	-	+5.2%
昼 過ぎ		日)BOJ政策金利発表	○	0.10% 据え置き	0.10% 据え置き
未定		中)貿易収支	○	+170億	+157億
14:00		日)消費者態度指数	×	41.3	40.4
15:30		日)白川日銀総裁の会見	○	要人発言
17:30		英)失業率	◎	5.1%	5.0%
		英)失業保険申請件数		+2.45万件	+2.44万件
18:00		欧)鉱工業生産 [前月比/前年比]	○	+1.2%	-0.3%
				-15.5%	-15.9%
18:30		南ア)実質小売売上高	△	-3.1%	-3.9%
19:30		南ア)ムボウェニSARB総裁の講演	△	要人発言
20:00		米)MBA住宅ローン申請指数	C	-	+16.4%
未定		米)JPモルガン・チェース決算発表	AA	-	-
未定		米)モルガン・スタンレー決算発表	AA	-	-
21:30		加)新車販売台数	×	±0.0%	+5.3%
		米)小売売上高	S	-2.1%	+2.7%
		↑・小売売上高【除自動車】		+0.2%	+.1.1%
		米)輸入物価指数	A	+0.2%	+2.0%
22:15		欧)ビーニ・スマギECB理事の講演	△	要人発言
23:00		米)企業在庫	B	-1.0%	-1.0%
27:00		米)FOMC議事録公表 (9月22日、23日開催分)	S	-	-
27:30		米)タルーロFRB理事の講演	B	要人発言
翌 06:45		NZ)第3四半期消費者物価指数 [前期比/前年比]	◎	+0.8%	+0.6%
				+1.1%	+1.9%
翌 08:30		豪)スティーブンスRBA総裁の講演	◎	要人発言
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

本日の諸々の材料での反応を見極めたい

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NYダウ主導での市場のリスク許容度が重要。[少し長いスパンで見ての押し目買い]と[上昇時の追随]

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