3月3日(火)■「中古住宅販売保留」と「バーナンキFRB議長の議会証言」、そして「NY株式市場の動向」に注目！

本日の為替相場の焦点は、「中古住宅販売保留」と「バーナンキFRB議長の議会証言」、そして「NY株式市場の動向」にあり。

米国の経済指標は「中古住宅販売保留」への注目度が高い。
「中古住宅販売保留」とは、契約は成立しているが所有権の移転が完了していないものを指す。契約完了に至る割合が高いため、住宅指標の先行指標となる。

本日は、「バーナンキFRB議長の議会証言」が行われる点が一番の注目材料。
その内容や質疑応答で深い言及があれば相場が動意づくキッカケになりやすい。

その他、オーストラリアとカナダの政策金利も発表される。どちらも利下げが濃厚視されており、今後も利下げ余地があると言われている。
木曜日にはユーロ圏と英国の政策金利発表も予定されており、欧州の金利先安観なども台等しやすく、金利差の縮小や相対的な見方からドルが選好される可能性もある。

軟調な推移を続ける「NY株式市場の動向」からは引き続き目が離せない。
「金融危機の再燃」と思われる材料も出てきており、NYダウは直近の安値を更新し続け、ついに7000ドルを割って終了している。

本日のトレード用のエサ
▼主要材料
・09時30分：豪)小売売上高
・12時30分：豪)RBA政策金利発表
→どちらも、結果次第だが、豪ドル売りに傾きやすいか。

・23時00分：加)BOC政策金利発表

・23時30分：NY株式市場オープン
→このところ不安定な推移が継続中。為替相場との相関性も薄れてきているが、要注目。

・24時00分：米)中古住宅販売保留
・24時00分：米)バーナンキ：FRB議長の議会証言【経済見通しと予算】
→どちらも、相場が動くキッカケになりやすい。

・26時30分：欧)トリシェ：ECB総裁の講演
・26時30分：米)ガイトナー：財務長官の講演
→内容次第

▼その他の本日の注目材料や注目点
その他要人発言

3月2日からの週の為替相場の焦点
▼バーナンキFRB議長の議会証言
▼米国の経済指標
▼NY株式市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼米銀の国有化などに関する話題
▼ユーロ圏の政策金利発表や今後の金融政策への思惑
▼年度末・四半期末に向けた動向

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3月3日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・RBA政策金利発表 ・BOC政策金利発表 ・米)バーナンキ：FRB議長の議会証言【経済見通しと予算】
08:50		日)マネタリーベース	×	-	+3.9%
09:30		豪)第4四半期経常収支	△	-73.50億	-97.36億
		豪)小売売上高	◎	-0.5%	+3.8%
12:30		豪)RBA政策金利発表	◎	25bp利下 3.00%	100bp利下 3.25%
15:45		ス)第4四半期GDP [前期比/前年比]	△	-0.8%	±0.0%
				-0.1%	+1.6%
16:00		独)卸売物価指数	×	-2.0%	-3.0%
18:00		南ア)Naamsa自動車販売	×	-	-35.4%
		南ア)インベステックPMI	×	-	40.7
18:30		英)建設業PMI	△	-	34.5
19:00		欧)生産者物価指数 [前月比/前年比]	△	-0.2%	-1.3%
				+0.5%	+1.8%
22:00		米)ロックハート：アトランタ連銀総裁 の講演【経済・FRB関連】	BB	要人発言
23:00		加)BOC政策金利発表	◎	50bp利下 0.50%	50bp利下 1.00%
24:00		米)中古住宅販売保留	AA	-3.0%	+6.3%
		米)バーナンキ：FRB議長の議会証言 【経済見通しと予算】	S	要人発言
26:30		欧)トリシェ：ECB総裁の講演	○	要人発言
		米)ガイトナー：財務長官の講演	A	要人発言
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

底堅い推移が続く可能性が高いも、株式市場が大きく下落しているため注意

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戻り売り＆下落追随スタンスを継続

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