本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NYダウの動向』、そして『月末・期末要因』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)第2四半期GDP【確報値】/個人消費」
・「米)週間新規失業保険申請件数」
・「米)シカゴ購買部協会景気指数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「NZ)住宅建設許可」
・「日)鉱工業生産【速報値】」
・「豪)住宅建設許可件数」
・「独)失業率&失業者数」
・「欧)消費者物価指数【速報値】」
・「加)GDP」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「米)バーナンキFRB議長の議会証言」
・「加)カーニーBOC総裁の発言」
・「米)バーナンキFRB議長の発言」
・「外国為替平衡操作の実施状況の公表日」
・「月末・期末要因(本日が9月・月末最終営業日)」
・「ドル売り優勢地合いの継続」
・「欧州の財政・金融不安の再燃」
・「日本政府・日銀による為替介入での変動や円高牽制発言や介入警戒感での反応」
・「米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)」
・「金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「世界的な景気先行き懸念」
・「金融当局者や要人による発言」
・「来週末に米国の雇用統計の発表を控える点」
・「中国市場が明日から連休入りとなる点」
などの要因に注意したい。
★★★
9月の月末最終営業日。
本日の「米国の経済指標」は、「第2四半期GDP【確報値】/個人消費」と「週間新規失業保険申請件数」がメイン。
その他、「シカゴ購買部協会景気指数」へにも注目が集まる。
経済指標以外にも、「バーナンキFRB議長の議会証言や発言」への注目度も高い。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因で有り続ける。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。
直近の為替相場は、引き続き「米国の株式市場が主導する金融市場のリスク許容度」が大きな影響力を持つ中、21日のFOMC声明公表以降に加速している「ドル売り優勢地合い」や、6年半ぶりに行われた「日本政府・日銀による為替介入」及び「円高牽制発言や介入警戒感」での影響も為替相場の流れを見極める上で非常に重要となる。
また、たびたび再燃する「欧州の財政・金融不安」や、本日が9月の月末最終営業日であることから「月末・期末要因」などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・06時45分:NZ)住宅建設許可
・08時50分:日)鉱工業生産【速報値】
・10時30分:豪)住宅建設許可件数
→相場の気分次第か
・16時55分:独)失業率&失業者数
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
→加速しているユーロ買いを後押しするかどうか
・21時30分:加)GDP
→内容に対するインパクトは大きくなりやすい
・21時30分:米)第2四半期GDP【確報値】/個人消費
・21時30分:米)週間新規失業保険申請件数
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
→2つの時間における3種類の経済指標。内容も重要だが、相場が大きく動くキッカケになりやすい。NYダウや月末要因にも注意
・23時00分:米)バーナンキFRB議長の議会証言
・25時50分:加)カーニーBOC総裁の発言
・27時30分:米)バーナンキFRB議長の発言
→それぞれの言及次第
▼その他の本日の注目材料や注目点
・外国為替平衡操作の実施状況の公表日
・月末・期末要因(本日が9月・月末最終営業日)
・ドル売り優勢地合いの継続
・欧州の財政・金融不安の再燃
・日本政府・日銀による為替介入での変動や円高牽制発言や介入警戒感での反応
・米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)
・金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・世界的な景気先行き懸念
・金融当局者や要人による発言
・来週末に米国の雇用統計の発表を控える点
・中国市場が明日から連休入りとなる点
9月27日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼ドル売り優勢地合いの継続
▼日本政府・日銀による為替介入での変動や円高牽制発言や介入警戒感での反応
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼米国を中心とした主要経済指標の発表
▼金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)
▼米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)
▼米国の長期金利の動向
▼欧州の財政・金融不安の再燃
▼金融当局者や要人による発言
▼今週相次ぐ米国債入札における影響
▼9月の月末要因及び10月の月初要因での影響(期末・期首でもある)
▼来週末に米国の雇用統計の発表を控える点
▼世界的な景気先行き懸念
▼金や原油などの商品市場の動向
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9月30日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・9月の月末最終営業日(期末でもある) ・外国為替平衡操作の実施状況の公表日 ・中国市場が明日から連休入りとなる ・米国の主要企業の決算発表 |
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06:45 | NZ)住宅建設許可 | ○ | - | +3.1% | |||||||
08:01 | 英)GFK消費者信頼感調査 | △ | -19 | -18 | |||||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | +1.1% | -0.2% | |||||||
+16.9% | +14.2% | ||||||||||
日)小売業販売額 | × | +4.7% | +3.9% | ||||||||
日)大型小売店販売額 | × | -1.9% | -1.2% | ||||||||
10:30 |
豪)住宅建設許可件数 [前月比/前年比] |
○ | ±0.0% | +2.3% | |||||||
+10.8% | +11.0% | ||||||||||
11:00 | NZ)NBNZ企業信頼感 | △ | - | +16.4 | |||||||
13:00 | 日)自動車生産 | × | - | +16.8% | |||||||
14:00 | 日)住宅着工戸数 | × | +10.2% | +4.3% | |||||||
日)建設工事受注 | × | - | -0.7% | ||||||||
15:00 | 南ア)マネーサプライM3 | × | +4.50% | +3.71% | |||||||
英)ネーションワイド住宅価格 [前月比/前年比] |
○ | -0.3% | -0.9% | ||||||||
+2.6% | +3.9% | ||||||||||
15:45 | 仏)生産者物価指数 | × | +3.5% | +3.5% | |||||||
16:00 | 英)タッカーBOE副総裁の発言 | ○ | 要人発言 | ||||||||
16:55 | 独)失業率 | ○ | 7.6% | 7.6% | |||||||
↑・失業者数 | -2.0万人 | -1.7万人 | |||||||||
18:00 | 欧)消費者物価指数【速報値】 | ○ | +1.8% | +1.6% | |||||||
18:05 | 英)フィッシャーMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||
18:30 |
南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.3% | +1.3% | |||||||
+7.7% | +7.7% | ||||||||||
21:00 | 南ア)貿易収支 | × | -10億 | +20億 | |||||||
21:30 | 加)GDP | ◎ | -0.1% | +0.2% | |||||||
米)第2四半期GDP【確報値】 | AA | +1.6% | +1.6% | ||||||||
↑・個人消費【確報値】 | +2.0% | +2.0% | |||||||||
↑・GDPデフレーター【確報値】 | +1.9% | +1.9% | |||||||||
↑・コアPCEデフレーター【確報値】 | +1.1% | +1.1% | |||||||||
米)週間新規失業保険申請件数 | AA | 46.0万件 | 46.5万件 | ||||||||
22:45 | 米)シカゴ購買部協会景気指数 | BB | 56.0 | 56.7 | |||||||
23:00 | 米)バーナンキFRB議長の議会証言 | AA | 要人発言 | ||||||||
25:50 | 加)カーニーBOC総裁の発言 | ○ | 要人発言 | ||||||||
27:30 | 米)バーナンキFRB議長の発言 | AA | 要人発言 | ||||||||
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引き続き、円買いヨリ。日銀の追加金融緩和観測+月末・期末要因に注意
引き続き、ドル売り・ユーロ買い方向ヨリ。急激な調整入り+月末・期末要因に注意
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