本日の為替相場の焦点は、『米国の株式市場の動向』と『ドル売り優勢地合いの継続』、そして『月末・期末要因』にあり。
米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外の経済指標は、
・「NZ)貿易収支」
・「日)第3四半期日銀短観」
・「ス)KOF先行指数」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言」
・「月末・期末要因(明日が9月・月末最終営業日)」
・「ドル売り優勢地合いの継続」
・「欧州の財政・金融不安の再燃」
・「日本政府・日銀による為替介入での変動や円高牽制発言や介入警戒感での反応」
・「今週相次ぐ米国債入札における影響」
・「米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)」
・「金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「世界的な景気先行き懸念」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意したい。
★★★
明日が9月の月末最終営業日。
本日は、注目度の高い「米国の経済指標」の発表はない。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因で有り続ける。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。
今週相次ぐ「米国債の入札」は、「米国の長期金利」に影響えるため、変動要因にもなり得る。
直近の為替相場は、引き続き「米国の株式市場が主導する金融市場のリスク許容度」が大きな影響力を持つ中、21日のFOMC声明公表以降に加速している「ドル売り優勢地合い」や、6年半ぶりに行われた「日本政府・日銀による為替介入」及び「円高牽制発言や介入警戒感」での影響も為替相場の流れを見極める上で非常に重要となる。
また、たびたび再燃する「欧州の財政・金融不安」や、今週が月末・月初を挟むことから「9月の月末要因(期末)」や「10月の月初要因(期首)」にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・06時45分:NZ)貿易収支
→内容次第。インパクトの大きさはまずまず
・08時50分:日)第3四半期日銀短観
→相場の気分次第で大きな反応に
・18時30分:ス)KOF先行指数
→内容と相場の気分次第
※本日は『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→ドル売りが継続するか。NYダウの動向や金の動向、米国債入札による米長期金利の動向も重要。また、月末や期末要因にも注意したい。注目度の高い経済指標がないことから恣意的に動かされやすいとみる
▼その他の本日の注目材料や注目点
・月末・期末要因(明日が9月・月末最終営業日)
・ドル売り優勢地合いの継続
・欧州の財政・金融不安の再燃
・日本政府・日銀による為替介入での変動や円高牽制発言や介入警戒感での反応
・今週相次ぐ米国債入札における影響
・米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)
・金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・世界的な景気先行き懸念
・金融当局者や要人による発言
9月27日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼ドル売り優勢地合いの継続
▼日本政府・日銀による為替介入での変動や円高牽制発言や介入警戒感での反応
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼米国を中心とした主要経済指標の発表
▼金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)
▼米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)
▼米国の長期金利の動向
▼欧州の財政・金融不安の再燃
▼金融当局者や要人による発言
▼今週相次ぐ米国債入札における影響
▼9月の月末要因及び10月の月初要因での影響(期末・期首でもある)
▼世界的な景気先行き懸念
▼金や原油などの商品市場の動向
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9月29日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
||||||||
・月末・期末(明日が9月・月末最終営業日) ・米国の主要企業の決算発表 |
|||||||||||
05:30 | 米)ウォルシュFRB理事の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||
06:45 | NZ)貿易収支 | ○ | -4.17億 | -1.86億 | |||||||
08:50 |
日)第3四半期日銀短観 [大企業製造業業況判断] |
◎ | +7 | +1 | |||||||
↑・[大企業製造業先行き] | +3 | +3 | |||||||||
↑・[大企業非製造業業況判断] | -2 | -5 | |||||||||
↑・[大企業非製造業先行き] | -4 | -4 | |||||||||
↑・[設備投資計画] | +3.0% | +4.4% | |||||||||
09:00 | 豪)コンファレンスボード景気先行指数 | △ | - | +0.1% | |||||||
17:30 | 英)消費者信用残高 | × | +1億 | +2億 | |||||||
英)住宅ローン承認件数 | × | 4.70万件 | 4.87万件 | ||||||||
英)マネーサプライM4【確報値】 | × | - | +1.8% | ||||||||
18:00 | 欧)消費者信頼感【確報値】 | × | -11 | -11 | |||||||
18:30 | ス)KOF先行指数 | ○ | +2.11 | +2.18 | |||||||
南ア)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.3% | +0.6% | ||||||||
+3.6% | +3.7% | ||||||||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | -1.4% | |||||||
21:30 | 加)鉱工業製品価格 | △ | +0.2% | +0.1% | |||||||
23:00 | 欧)ゴンザレス・パラモECB理事の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||
23:15 |
米)コチャラコタ:ミネアポリス連銀総裁 の発言 |
B | 要人発言 | ||||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | BB | - | +97.0万 | |||||||
25:30 |
米)プロッサー:フィラデルフィア連銀総裁 の発言 |
B | 要人発言 | ||||||||
26:00 | 米)7年債入札(350億ドル) | BB | - | - | |||||||
26:15 | 米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁 の発言 |
BB | 要人発言 | ||||||||
翌 06:45 |
NZ)住宅建設許可 | ○ | -3.5% | +3.1% | |||||||
|
引き続き、円買いヨリ。月末・期末要因には注意
引き続き、ドル売り・ユーロ買い方向ヨリ。調整入りの可能性に注意しながらも
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