本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『FRBによる追加金融緩和観測』、そして『週末&ゴトオ日要因』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)消費者物価指数&【コア】」
・「米)小売売上高&【除自動車】」
・「米)NY連銀製造業景気指数」
・「米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「欧)消費者物価指数【確報値】&【コア】」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「日)白川日銀総裁の発言」
・「米)バーナンキFRB議長の発言」
・「週末要因」
・「ゴトオ日要因」
・「本格化する米国の主要企業の決算発表」
・「ドル売り優勢地合い」
・「米国の追加金融緩和観測」
・「金融市場のリスク許容度」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「欧州の金融当局者や要人によるユーロ高懸念や牽制発言」
・「金融当局者や要人による発言」
・「日本政府・日銀による為替介入・円高牽制発言・介入警戒感」
・「欧州の財政・金融不安」
・「世界的な景気先行き懸念」
などの要因に注意。
★★★
週末金曜日及び15日のゴトオ日。
本日の「米国の経済指標」は、「消費者物価指数&【コア】」と「小売売上高&【除自動車】」がメイン。
その他、「NY連銀製造業景気指数」や「ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】」への注目度も高い。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因であり続ける。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。
今週から「米国の主要企業の決算発表」が本格化している点には要注意。
直近の為替相場は、「FRBによる金融緩和観測の高まり」などを背景に加速している「ドル売り」の他、「米国の株式市場が主導する金融市場のリスク許容度」に大きな影響を受けている。
その他、たびたび再燃する「欧州の財政・金融不安」や「日本政府・日銀による介入警戒感」、「ユーロ高懸念・牽制発言」、「ユーロ圏の金融緩和拡大観測」での影響も重要となる。
また、本日は週末金曜日及び15日のゴトオ日であることから、「週末要因」や「ポジション調整」にも気を付けたい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・21時15分:米)バーナンキFRB議長の発言
→言及次第。議題がインフレや金融政策関連
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・21時30分:米)小売売上高&【除自動車】
・21時30分:米)NY連銀製造業景気指数
→同時に発表される3種類の経済指標。どれも重要だが、昨日、米・PPIに反応したため、本日の米・CPIに反応する可能性も高いとみる。NYダウの方向性にも注視
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
→21時30分発表の指標群での反応を加速させるかどうかが重要。NYダウの動向やロンドンフィキシング前後の変動、週末に向けての流れなどにも注意
▼その他の本日の注目材料や注目点
・週末要因
・ゴトオ日要因
・本格化する米国の主要企業の決算発表
・ドル売り優勢地合い
・米国の追加金融緩和観測
・金融市場のリスク許容度
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・欧州の金融当局者や要人によるユーロ高懸念や牽制発言
・金融当局者や要人による発言
・日本政府・日銀による為替介入・円高牽制発言・介入警戒感
・欧州の財政・金融不安
・世界的な景気先行き懸念
10月11日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼G7財務相・中央銀行総裁会議明けでの影響
▼ドル売り優勢地合いの継続
▼米国の追加金融緩和観測
▼FOMC議事録(9月21日開催分)の公表
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼米国を中心とした主要経済指標の発表
▼金融市場のリスク許容度
▼米国の長期金利の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の主要企業の決算発表が本格化する点
▼日本政府・日銀による為替介入・円高牽制発言・介入警戒感での反応
▼今週相次ぐ米国債入札(12日・13日・14日)での影響
▼欧州の財政・金融不安の再燃
▼世界的な景気先行き懸念
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10月15日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・15日のゴトオ日 ・米国の主要企業の決算発表→GE、ジュニュイン・パーツその他 |
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08:00 | 英)フィッシャーMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||
未定 | 日)白川日銀総裁の発言 | ○ | 要人発言 | ||||||||
13:30 |
日)鉱工業生産【確報値】 [前月比/前年比] |
× | - | -0.3% | |||||||
- | +15.4% | ||||||||||
日)稼働率指数【確報値】 | × | - | -0.3% | ||||||||
16:30 | 欧)ファンロンパイEU大統領の発言 | × | 要人発言 | ||||||||
17:45 | 欧)シュタルクECB理事の発言 | × | 要人発言 | ||||||||
18:00 |
欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.2% | |||||||
+1.8% | +1.8% | ||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +1.0% | +1.0% | |||||||||
欧)貿易収支 | × | ±0億 | +67億 | ||||||||
21:15 | 米)バーナンキFRB議長の発言 | A | 要人発言 | ||||||||
21:30 | 加)新車販売台数 | × | -5.0% | +2.4% | |||||||
加)製造業出荷 | △ | +0.4% | -0.9% | ||||||||
米)消費者物価指数[前月比/前年比] | AA | +0.2% | 0.3% | ||||||||
+1.2% | +1.1% | ||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | ±0.0% | |||||||||
+0.9% | +0.9% | ||||||||||
米)小売売上高 | S | +0.4% | +0.4% | ||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.3% | +0.6% | |||||||||
米)NY連銀製造業景気指数 | BB | 6.00 | 4.10 | ||||||||
22:15 | 米)ロックハート:アトランタ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||
22:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数 【速報値】 |
A | 69.0 | 68.2 | |||||||
23:00 | 米)企業在庫 | B | +0.5% | +1.0% | |||||||
25:30 | 米)コーン前FRB副議長の発言 | BB | 要人発言 | ||||||||
27:00 | 米)財政収支 | B | -320億 | -466億 | |||||||
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円買い・ドル売りヨリも、メインはユーロドル。
ドル売り・ユーロ買いヨリも、調整入りに注意
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