30日のゴトウ日。
7月は明日が月末最終日となる。
昨日は、NY株式市場が上昇し、消費者信頼感指数が市場予想より良い結果となった事から、ドルも大幅に買い戻された。
本日の為替相場の焦点は、『ADP全国雇用者数』と『原油価格やNY株式市場の動向』にあり。
本日の為替相場も引き続きNY株式市場の動向に影響されやすい地合いとなりそうだ。
また、本日は『ADP全国雇用者数』の発表が予定されている。『ADP全国雇用者数』とは、雇用統計の非農業部門雇用者数の予測を目的として作成されたもので、注目度も市場の反応も徐々に大きくなってきている指標。週末に控える雇用統計を占う上で大きな注目が集まるが、どちらかと言えばこの結果を受けたNY株式市場の反応に為替相場が反応するといった形になりやすいのかもしれない。
週末の雇用統計が焦点となる他、週末に向けて8月5日に予定されているFOMCが意識され始める可能性も高い。
その他、月末・月始要因や夏休み入り要因による急激な変化や変動にも気をつけたい。
★本日の注目材料
→米国以外
▼日)鉱工業生産【速報値】
▼豪)住宅建設許可件数
▼南ア)消費者物価指数
→米国
▼米)ADP全国雇用者数
★今週の為替相場の焦点
・雇用統計を中心とした米国の経済指標
・8月5日の次回FOMCへの思惑
・欧州の金融機関の決算発表
・NY株式や原油を中心とした他の金融市場の動向
・信用不安やリスク回避の動向
・月末・月始要因や夏休み入り要因
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今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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・30日ゴトウ日 | ||||||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | -1.7% | +2.8% | ||||
+0.6% | +1.1% | |||||||
10:30 | 豪)住宅建設許可件数 | ○ | +1.0% | -6.5% | ||||
18:00 | 欧)業況判断指数 | × | -0.02 | +0.14 | ||||
欧)消費者信頼感 | × | -18 | -17 | |||||
18:30 | 南ア)消費者物価指数 | ○ | +12.1% | +11.7% | ||||
南ア)CPIX | +11.3% | +10.9% | ||||||
ス)KOF先行指数 | △ | 0.95 | 1.01 | |||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | -6.2% | ||||
21:15 | 米)ADP全国雇用者数 | AA | -6.0万人 | -7.9万人 | ||||
21:30 | 加)鉱工業製品価格 | △ | +1.0% | +0.6% | ||||
加)原料価格指数 | × | +3.0% | +3.1% | |||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | B | - | -156万 | ||||
要人発言予定 | ||||||||
- | - | 特になし | ||||||
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NY株式市場の上昇や米国の経済指標の良い結果から、ドル買い →先々週のFRB議長の議会証言及びFOMC議事録公表後から株高&ドル高地合いに →株式市場の動向に大きな影響を受け日々上下に振られつつも全体的にドルは底堅く、ジリ高 現在の為替相場の動向の多くはNY株式市場の動向に影響されている。経済指標以上に注目に値する。
NY株式市場次第
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