8月11日(火)■『NY株式市場の動向』と『米国債の入札』、そして『明日に「FOMC結果発表」を控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『NY株式市場の動向』と『米国債の入札』、そして『明日に「FOMC」控える点』にあり。

米国の経済指標は、
・「第2四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「中国の一連の経済指標」
・「英)貿易収支」
・「加)住宅着工件数」
などが主な注目材料。

経済指標以外では、
・「日)BOJ政策金利発表＆白川：日銀総裁の会見」
・「米)3年債入札」
・「本日から大型の『米国債の入札』(3年、10年、30年モノ)が相次ぐ」
・「明日に『FOMC政策金利＆声明発表』を控える」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米国の株式市場の動向」
・「米国の債券や金利の動向」
・「原油を中心とした商品市場の動向」
などに注目したい。

★★★

本日の「米国の経済指標」は、「第2四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用」ぐらい。

為替相場の流れを捉える上で、「NY株式市場」と「米国の金利」の動向が引き続き重要となる。
現在の金融市場は「NYダウ」と「米長期金利」が主導しており、特に各々の注目材料での「NYダウの反応」に注意したい。
本日から始まる「米国債の入札」結果を受けた「米国の金利」の動向次第で金融市場は大きく左右されそうだ。
その他、影響力が高まっている「原油」の動向も見逃せない。

そして、本日はなんと言っても、明日に今週一番の注目材料である「FOMC」での政策金利と声明の発表が控える点に最大限の注意を払いたい。
今回の会合では「政策金利」は引き続き「据置き」が濃厚視されているが、「国債買い入れ額」の増額や期間延長、または打ち切りなどの決定に注目が集まっており、波乱要因となりやすい。
結果の発表で大きな変動が起こりやすいのは当然のこと、発表前の思惑や調整などによる変動にも気をつけたい。

■□■本日のトレード用のエサ
・11時前後：中国の一連の経済指標
・正午過ぎ：日)BOJ政策金利発表
・15時30分：日)白川：日銀総裁の会見
・17時30分：英)貿易収支
・21時15分：加)住宅着工件数
・21時30分：米)第2四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用
・22時30分：NY株式市場オープン
・26時00分：米)3年債入札

8月10日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼NY株式市場の動向
▼米国の経済指標
▼FOMC
▼米国債の入札(3年、10年、30年)
▼米国の債券や金利の動向
▼原油を中心とした商品市場の動向
▼米国債償還・利払い(15日)による影響
▼市場参加者が夏休みに入る時期
▼金融当局者や要人の発言
▼米国の主要企業の決算発表

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8月11日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・日銀金融政策決定会合（10日・11日、本日結果発表） ・FOMC(11日・12日) ・本日から大型の『米国債の入札』(3年、10年、30年モノ)が相次ぐ ・明日に『FOMC政策金利＆声明発表』を控える
08:01		英)RICS住宅価格	△	-10.0%	-18.1%
09:50		加)フラハティ：財務相の会見	△	要人発言
10:30		豪)NAB企業景況感指数	△	-	-2
		↑・NAB企業信頼感指数		-	4
未定		中)貿易収支	○	+106億	+8.25億
11:00		中)固定資産投資	○	+34.0%	+33.6%
		中)消費者物価指数	○	-1.6%	-1.7%
		中)生産者物価指数	○	-8.3%	-7.8%
		中)鉱工業生産	○	+11.5%	+11.7%
		中)小売売上高	○	+15.0%	+15.0%
正午 過ぎ		日)BOJ政策金利発表	○	0.10% 据え置き	0.10% 据え置き
14:00		日)消費者態度指数	×	38.0	38.1
15:00		独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比]	×	-0.1%	-0.1%
				-0.6%	-0.6%
		独)卸売物価指数 [前月比/前年比]	×	-	+0.9%
				-	-8.8%
15:30		日)白川：日銀総裁の会見	◎	要人発言
15:45		仏)財政収支	×	-	-887億
17:30		英)貿易収支	○	-62.00億	-62.63億
		英)DCLG住宅価格	×	-12.0%	-12.5%
20:00		南ア)製造業生産 [前月比/前年比]	△	-0.5%	+1.0%
				-16.8%	-17.1%
21:15		加)住宅着工件数	○	14.50万件	14.07万件
21:30		米)第2四半期非農業部門労働生産性 【速報値】	A	+5.4%	+1.6%
		↑・単位労働費用【速報値】		-2.4%	+3.0%
23:00		米)卸売在庫	B	-0.9%	-0.8%
		米)IBD/TIPP景気楽観度指数	C	-	46.3
26:00		米)3年債入札	A	-	370億
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

米国債の入札結果が重要。それまではNYダウ支配下での日々の流れに同調。

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明日にFOMCを控えるため、臨機応変に対応するしかない。やはり、NYダウが重要。

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