本日の為替相場の焦点は、『米雇用統計明けの各市場の反応』と『NY株式市場の動向』、そして、『「FOMC」を直後に控える点』にあり。
米国の経済指標は、
本日は予定されていない。
米国以外の経済指標は、
・「日)機械受注」
・「豪)住宅ローン貸出」
・「中)消費者物価指数」
などが主な注目材料。
経済指標以外では、
・「米雇用統計明け」
・「週明け月曜日」
・「10日のゴトオ日」
・「『FOMC』を控える点」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米国の株式市場の動向」
・「米国の債券や金利の動向」
・「原油を中心とした商品市場の動向」
などに注目したい。
★★★
本日は「米国の経済指標」の発表はない。
先週末に「米国の雇用統計」が発表され、金融市場全体が大きく変動した。
週明けゴトオ日の今日は、まず最初に「米雇用統計明けの各市場の反応」が気になるところ。
「NY株式市場」と「米国の金利」の動向は引き続き重要。
現在の金融市場は「NYダウ」と「米長期金利」が主導している。特に、各々の注目材料での「NYダウの反応」に注意したい。
その他、影響力が高まっている「原油」の動向も重要。
今週は「FOMC」が一番の注目材料。
今回の会合では、「政策金利」は引き続き「据置き」が濃厚視されているが、「国債買い入れ額」の増額や期間延長、または打ち切りなどの決定に注目が集まっており、波乱要因となりやすい。結果発表で大きな変動が起こりやすいのは当然のこと、発表前の思惑などによる変動にも気をつけたい。
その他、小売売上高や消費者物価指数などといった「米国の経済指標」、今週相次ぐ「米国債の入札」、15日控える大型の「米国債償還・利払い」などからも目が離せない。
■□■本日のトレード用のエサ
・11時00分:中)消費者物価指数
・22時30分:NY株式市場オープン
8月10日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼NY株式市場の動向
▼米国の経済指標
▼FOMC
▼米国債の入札(3年、10年、30年)
▼米国の債券や金利の動向
▼原油を中心とした商品市場の動向
▼米国債償還・利払い(15日)による影響
▼市場参加者が夏休みに入る時期
▼金融当局者や要人の発言
▼米国の主要企業の決算発表
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8月10日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・米雇用統計発表明け ・週明け月曜日 ・10日のゴトオ日 ・南アフリカ市場休場 ・シンガポール市場休場 ・日銀金融政策決定会合(10日・11日、11日に結果発表&総裁会見) |
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08:50 | 日)経常収支 | × | +6550億 | +1兆3018億 | |||||||
日)貿易収支 | △ | +5898億 | +3873億 | ||||||||
日)機械受注 [前月比/前年比] |
○ | +2.6% | -3.0% | ||||||||
-34.4% | -38.3% | ||||||||||
日)マネーストックM2+CD[前年比] | × | +2.5% | +2.5% | ||||||||
10:30 | 豪)住宅ローン貸出 | ○ | +1.8% | +2.2% | |||||||
11:00 | 中)消費者物価指数[前年比] | ◎ | -1.6% | -1.7% | |||||||
13:30 | 日)企業倒産件数 | × | - | +7.4% | |||||||
14:00 |
日)景気ウォッチャー調査 [現状判断DI/先行き判断DI] |
× | - | 42.2 | |||||||
- | 45.6 | ||||||||||
15:00 | 日)工作機械受注【速報値】 | × | - | -72.8% | |||||||
15:45 | 仏)鉱工業生産 | △ | -0.1% | +2.6% | |||||||
仏)製造業生産指数 | × | - | +2.4% | ||||||||
- | 米)特になし | - | - | - | |||||||
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急進中のため調整の可能性も、ドル買いヨリに考えたい。
米雇用統計明けの月曜日のため、見極めで様子見。
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