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西原宏一_メルマガ取材記事
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ポルトガルは格下げだが、
インテルの決算待ちで様子見モード?

2010年07月13日(火)19:30公開 (2010年07月13日(火)19:30更新)
持田有紀子

今井雅人は資金5倍トレード達成!米ドル/円の攻めトレードが成功したのには理由があった!

 昨日の欧州株は軟調なスタートとなった。夜に出てくる企業決算シーズンの幕開けとなり、ダウ採用銘柄として最初となるアルコアの結果も気にかかるのだろう。前回は失望ものだったし、ロスカット先月末や月初に出てきた経済指標が悪かったことで、企業業績への懸念も根強い。リスク回避の局面では売られやすいクロス円の代表格であるユーロ円は、112円台から111円台前半まで滑り落ちてきた。

 私はアジア市場の午後につくったユーロ円ショート(@112.20)で臨んでいた。そうはいってもアルコアはニューヨーククローズの後。前日の選挙速報とサッカーの決勝で寝不足だ。米国オープンを確認したらひとまず寝ることにした。

 米国時間となってもたいした動きがなく、あまり米国株も下がる感じではなかった。ユーロ円もミドル付近にステイし続けていた。ロスカットは119.90に下げていたので、最悪でも少し利益は確保できるので、とっとと就寝した。利食いは110.40に置いておいた。

 スッキリと朝起きてみると、低調な地合いから尻上がりにリスクテーク方向に動いていた。アルコアの決算も予想と変わらず、ネガティブサプライズはなかった。為替市場の反応はほとんどなかったが、また日本勢が日本株に買い参入してきて、また為替も円安方向に振れてしまうかもしれない。念のために111.55でユーロ円のポジションをクローズして、様子をみてからもう一度入り直すことにした。

 本日の日本株は案の定、買い先行となった。しかし日経平均株価などを見ていると、昨日の高値圏のあたりでまた垂れてきた。ユーロ円も112円台前半まで上昇したものの、また111円台に後退。中国市場も軟調だ。私は慌てて111.90でユーロ円のショートを作り直した。ロスカットは朝の高値の少し外側となる112.15に置いた。ちょっと近いが上に動くのであれば、113円台までいってしまう可能性もあるので、損切りがついてもまた入りなおせばよいだけのことだ。

 だいたい、先週末にかけてあんなにリスクテーク方向に動いたのに、ユーロ円は上がっても113円台にすら届いていない。ドル円にしても「日本売り」といっても、89円台前半をかすめた程度だ。ここはひとつ気合を入れて、クロス円、ドル円のショート攻めをし続けねば…。
 欧州市場でドイツのPPI(卸売物価)が予想外にマイナスでユーロ売りとなったと思ったら、今度はポルトガルの格下げでユーロドルは1.25台前半まで沈み、ユーロ円も110円台ミドルまで売られている。

 今晩はアメリカの貿易収支だ。しかし貿易赤字が500億ドルを割るのが金融危機の後は定着してしまったため、為替市場へのインパクトはなくなってしまった。むしろ赤字幅が減ることで、アメリカ経済の立ち直りを気にし、増えればプラスに解釈されてしまうような状況だ。やはり今晩も米国オープンとニューヨーク市場のクローズ後に発表になるインテルの決算が注目である。


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