しかし日本時間の21時半に発表になったアメリカの耐久財受注は、予想よりは良いけれども、軍需部門などを除くと予想外のマイナスという結果。良いけれども、さほど良くもないという、このところのアメリカの経済データですっかり注目度も薄くなってしまい、あまり反応しない。しかしとにかくドルの買い戻しの勢いは押さえられた感じとなった。米国市場の早朝にはドル円は再び81.80近辺までは上昇してきたが、また81.50付近まで押し戻されていた。
ユーロドルはこのようななか、ニューヨーク市場がオープンする頃には1.38台を回復していたが、米国株が売りスタートとなったことで、再びドル買いとなってきた。ここ1カ月以上もつづく緩和期待によるドル安、株高という図式だが、その逆流が起こる時には、株安、ドル高となるはずだ。したがってもうちょっと株安が進めば、ユーロドルは1.36台もあるかもと思い、ユーロドルのショートをつくって(@1.3805)みた。30ポイント程度アゲインストにいけばカットするつもりだったが、株安は進み、ユーロドルも1.37台ミドルまでは下がってきた。
しかしニューヨークのランチタイムに近づいてくると、またまた米国株は下げ渋ってきた。利食いを1.37ちょうどに置き、ロスカット注文も置いて就寝した。早起きして見てみたが、どちらもついていなかった。ユーロドルのレンジはわずか60ポイント!そして米国株は午後には急速に買い戻されていた。東京市場でもこの流れが続く恐れもあるので、朝いちで、ちいさい利食いで我慢してユーロドルから撤退した。
今晩もあまり注目のイベントはない。アメリカは中間選挙に向けてますます国内的にヒートアップしているし、来週のFOMCや選挙が終わるまではこのままレンジ相場が続きそうだ。あまり面白みはないが、ストップを近めに置いて、私としてはまたユーロドルの1.38台での戻り売り作戦を決行するしかないのかも…。
日本時間 19時20分
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)