アメリカへの量的緩和策への期待だけで、実際のFOMCよりも2カ月以上も前からドル安が進み、株高ともなってきた。ネガティブサイドの要因のほうがインパクトは大きいし、その場合には株安、ドル高という逆の現象が起きても不思議ではない。そこでどこかでドル買いと見ていたのだが、ドル円の下げは鈍かったため、ユーロドルで勝負したほうが、ドル円よりも素直に反応が出そうだ。
だいたい昨日のドル円は、81円台前半の20ポイント程度の、恐ろしく狭いレンジに終始していた。人民元の切り上げ圧力も強いなか、ドル円では上昇しにくい面もあることも否めない。昨晩は企業決算や経済イベントがいろいろあったが、本日の日本時間の早朝に出るアップルなどの決算発表までは、動きも少なそうだと思っていたので、何もしなかった。
緩和期待による条件反射的なドル売りの流れが逆になる場合、株が下がるたびにドルが買い戻される局面が多くなってくるということになってくるはずだ。緩和が遠のいて、リスク資産から離れるという図式である。
実際に本日のアップルやIBMも好決算だったが、逆に時間外では利食い売りに押され、グローベックスで米国株が反落してくるとともに、ユーロドルも1.39台後半から前半への落ち込んできた。いちおう東京勢の反応を確かめてからユーロドルショートをつくろうと思っていたら、ユーロドルは1.40近辺まで上がってきてしまった。
もう完全に逆張りで入ることになるので、かなり考えた。しかし1.40台への動きも瞬間的なものだったし、ロスカットさえ置いておけば深手も負わずにすむ。60ポイント上の1.4050にロスカットを置いて、1.3990に指値をしてみたら、これまたあっさりとダンになった。ターゲットはとりあえず1.38台前半まで見るつもりでいる。
今晩は米国オープンまでが注目である。ここまでの企業決算は予想を上回る良いものが目立ったため、失望したほうが出るインパクトのほうが強いだろう。まずは20時前後にはバンカメ、ゴールドマンサックスなど注目される金融機関の決算がいろいろ出る予定だ。20時台後半には消費財関連の決算があり、そして21時半にはアメリカの住宅関連の数字が出る。しかし住宅着工についてはいつもりインパクトは少なくなっているし、すごく悪い場合にしか反応しないような気がする。
22時のカナダの金利会合は変更なしの予想だし、原油などの資源価格も一服しているのであまり影響はないだろう。米国オープンまでにユーロドルの勝負がつけばだが、一度出てしまうと、次にはなかなか入りずらくなってしまうので、状況によっては売り増しも考えてみようかとも思っている。
日本時間 19時30分
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