本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』と『米国のPCEデフレーターの発表』、そして『5月の月末要因』にあり。
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5月31日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・5月・月末(本日が5月月末での最後の営業日) ・週末 |
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08:30 | 日)東京消費者物価指数 |
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+2.1% | +1.8% | ||||||||||
↑・東京消費者物価指数【除生鮮】 | +1.9% | +1.6% | ||||||||||||
日)失業率 |
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2.6% | 2.6% | |||||||||||
↑・有効求人倍率 | 1.28 | 1.28 | ||||||||||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
|
+1.5% | +4.4% | ||||||||||
-1.1% | -6.2% | |||||||||||||
日)小売業販売額 |
|
+1.9% | +1.2% | |||||||||||
↑・百貨店・スーパー販売額 |
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- | +6.4% | |||||||||||
10:10頃 | 日)日銀国債買い入れオペ |
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- | - | ||||||||||
10:30 | 中)製造業PMI |
|
50.4 | 50.4 | ||||||||||
中)非製造業PMI |
|
51.5 | 51.2 | |||||||||||
豪)民間部門信用 [前月比/前年比] |
|
+0.4% | +0.3% | |||||||||||
- | +5.1% | |||||||||||||
14:00 | 日)住宅着工戸数 |
|
-0.2% | -12.8% | ||||||||||
日)建設工事受注 |
|
- | +31.4% | |||||||||||
15:00 |
英)ネーションワイド住宅価格 [前月比/前年比] |
|
+0.1% | -0.4% | ||||||||||
+0.9% | +0.6% | |||||||||||||
独)小売売上高 [前月比/前年比] |
|
-0.3% | +1.8% | |||||||||||
+2.5% | -2.7% | |||||||||||||
独)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
|
+0.5% | +0.4% | |||||||||||
-1.8% | -3.6% | |||||||||||||
15:30 | ス)小売売上高 |
|
- | -0.1% | ||||||||||
15:45 |
仏)消費者物価指数【速報値】 [前期比/前年比] |
|
+0.2% | +0.5% | ||||||||||
+2.4% | +2.2% | |||||||||||||
仏)生産者物価指数 [前期比/前年比] |
|
- | -0.2% | |||||||||||
- | -7.5% | |||||||||||||
仏)第1四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
|
+0.2% | +0.2% | |||||||||||
+1.1% | +1.1% | |||||||||||||
仏)消費者支出 [前月比/前年比] |
|
+0.2% | +0.4% | |||||||||||
+1.4% | +0.5% | |||||||||||||
16:00 |
ト)第1四半期GDP [前期比/前年比] |
|
+1.4% | +1.0% | ||||||||||
+5.8% | +4.0% | |||||||||||||
17:30 | 英)住宅ローン承認件数 |
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61.5千件 | 61.3千件 | ||||||||||
英)消費者信用残高 |
|
+15億 | +16億 | |||||||||||
英)住宅証券融資高 |
|
+5億 | +3億 | |||||||||||
英)マネーサプライM4 [前月比/前年比] |
|
- | +0.7% | |||||||||||
- | +0.5% | |||||||||||||
18:00 | 欧)消費者物価指数【速報値】 |
|
+2.5% | +2.4% | ||||||||||
↑・消費者物価指数【速報値】【コア】 | +2.7% | +2.7% | ||||||||||||
21:00 | 南ア)貿易収支 |
|
+89億 | +73億 | ||||||||||
21:30 |
加)GDP [前月比/前年比] |
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±0.0% | +0.2% | ||||||||||
+0.7% | +0.8% | |||||||||||||
↑・第1四半期GDP | +2.2% | +1.0% | ||||||||||||
米)個人所得 |
|
+0.3% | +0.5% | |||||||||||
↑・個人支出 | +0.3% | +0.8% | ||||||||||||
↑・PCEデフレーター | +2.7% | +2.7% | ||||||||||||
↑・PCEコア・デフレーター [前月比/前年比] |
+0.3% | +0.3% | ||||||||||||
+2.8% | +2.8% | |||||||||||||
22:45 | 米)シカゴ購買部協会景気指数 |
|
41.0 | 37.9 | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時10分頃:日)日銀国債買い入れオペ
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】&【コア】
・21時30分:加)GDP
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・5月・月末(本日が5月月末での最後の営業日)
・週末
・米国の国債利回りの動向(米国の長期金利)
・主要な株式市場(米国中心)の動向
・注目度の高い米国の経済指標の発表(30日の第1四半期GDP[改定値]と31日のPCEデフレーターがメイン)
・米国の金融政策への思惑(次回金融政策発表は6月12日)
・日本による円安牽制や為替介入(4月29日と5月2日に為替介入を実施済み、直近で155円より上にあるため要注意)
・金融当局者や要人による発言(FRB高官を中心に金融政策に関する発言に注意)
・米ドル、日本円、ユーロの方向性
・米国のインフレの動向(経済指標や要人発言などで今後への思惑)
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・日本の金融政策への思惑(次回金融政策発表は6月14日)
・ユーロ圏の金融政策への思惑(次回金融政策発表は6月6日)
・米国の主要企業の決算発表(終盤)
・中東情勢(地政学的リスク)
などが重要となる。
★★★
本日は、5月月末での最後の営業日かつ週末金曜日。
本日の米国の経済指標は、個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーターがメイン。
一方、経済指標以外のイベントは、特に予定されていない。
今週の為替相場は、週明けは英国と米国が休場で小動きで推移したが、そこから日本円売りの流れと米ドル買いの流れが強まって、ドル円は上値を試して一時157円後半まで上昇し、ユーロドルはジリジリと一時1.08半ば割れまで下落した。しかしその後は月末要因からか米ドル売りの流れが優勢となって、ドル円は一時156円半ばまで反落し、ユーロドルは一時1.08半ばまで反発上昇している。
本日は、主要な株式市場及び米国債利回りの動向、注目度の高い米国の経済指標の発表(本日はPCEデフレーター)、5月の月末要因(本日が5月月末での最後の営業日)、米ドル、日本円、ユーロの方向性が重要となる。
その他、米国の金融政策への思惑(次回金融政策発表は6月12日)、日本による円安牽制や為替介入、金融当局者や要人による発言、原油と金を中心とした商品市場の動向などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時10分頃:日)日銀国債買い入れオペ
→注目度は高い
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】&【コア】
→欧州勢が本格的に動き出すキッカケに
・21時30分:加)GDP
→発表でのカナダドルへの影響は大きなモノになりやすい
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
→5月月末での最後の営業日かつ週末金曜日
昨日は、月末要因からか、米ドル売りの流れが優勢に
本日の米国の経済指標はPCEデフレーターに注目
引き続き、月末要因と米国の経済指標での大きめの反応に十分に注意しながら、ドル円とクロス円の押し目ロングの回転で、利益を積み重ねたい
・5月月末での最後の営業日かつ週末金曜日
・昨日は、月末要因からか、米ドル売りの流れが優勢に
・本日の米国の経済指標はPCEデフレーターに注目
・引き続き、月末要因と米国の経済指標での大きめの反応に十分に注意しながら、ドル円とクロス円の押し目ロングの回転で、利益を積み重ねたい
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