欧米の景況指数であるPMIは、総じて製造部門では悪化しており、サービス部門では好調さを示す結果となった。製造部門が懸念されているのはアメリカやドイツでの国内事情を見てもわかるのだが、これだけ景気後退の…

 金曜日はドル金利の上昇が明瞭になった。一連の中銀の金利会合の結果が出たことで、ドルの相対的な利下げの必要性の低下が目立ってきたからである。確かにデータを見ている限り、12月も利下げするのは行き過ぎのよ…

 スイス中銀は予想を上回る50ベーシスの利下げを行った。SNBの委員の一部には金融緩和に関して強行派もいるので、マイナス金利でのよいと言っているくらいだ。だから結果に対してそれほども驚きはない。また為替介…

 ドル円が151円台に乗せてきて堅調な動きを示していたが、そこに決定打となったのが中国当局からの話しであった。トランプ関税に対処するためか、当面は人民元安になるのを容認するということだ。これがドル高を促…

 昨日はイベントもなく、マーケットは比較的に静か。今夜のCPIの発表に備えているという感じだ。利下げ期待が前のめりになっていた分だけ、ドル相場がショートカバーで持ち上がった。 欧州序盤では前日と同じくク…

 昨日は大きな経済イベントもなく、マーケットは落ち着いていた。とくに先週末に出た雇用統計において消化すべきお題目もなかったため、市場における12月利下げ観測は高いままで推移している。 昨日はドル相場と言…

 雇用統計の結果にはサプライズはなかった。就業者数は22万人台の増加となって予想を上回ったが、そもそも多めに出ることが期待されていたのだから市場での反応は少ない。マーケットはこれまでの緩やかな利下げ継続…

 雇用統計の発表をひかえてマーケットは様子見で小動きとなった。そのなかでも目立ったのはユーロドルの上昇であった。意外というくらいに値を伸ばしたのである。1.05台のローにいると、どうせまた下攻めなんだろう…

 昨日のマーケットでは前日の韓国での騒動が大したことには成らないだろうとの見方が強まって、市場のリスク許容度が増した。ドル円はリスクオフで148円台まで突っ込んでいたのだが、それが買い戻しが優勢となった…

 日本では冬のボーナス支給日が12月10日に集中している。よってそれ目当ての投資信託の新規設定が相次ぐ。そこにお金が入ってくるのを見越してのフロントランニング的な株買いが、この時期は続くことになる。今週が…