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 トランプ政権でカナダとメキシコにかける関税は、予定通りに３月から施行されることとなったようだ。薬物の流入がほとんど止まっていないというのが第一の理由だ。またウクライナ問題に対しても、最終的な責任は欧州にあると明言した。どちらも時間はかかったが、結果は最初に出された条件で決まることとなった。これは軽く考えていた市場関係者の思惑を覆し、マーケットには先行きの不安感だけが高まっている。

 マーケットの不安はトランプ政権の政策への信頼感の裏返しだ。規制緩和でたいへん盛り上がっていたビットコインの相場を見れば、それが顕著である。せっかく10万ドルを超えてきていたのに、就任して１ヶ月も経つと期待感は剥げ落ちてしまうのもとても速い。８万ドルも割れそうな勢いだが、はたしてそれで止まるのか。

 レガシー通貨も例外ではない。トランプ期待が薄れてくると、それまで買い進まれていたドルが売られるのである。景気浮揚もそれほどでもないということになるし、またインフレも恐れていたほども起こらないだろうということになるからだ。

 そういうわけでドル円も148円台の中盤で踏ん張ってはいるが、それも時間の問題のような気がする。ドル円がここで踏ん張っていられるのは、ユーロ円が155.80から156.00でサポートされているからであり、ユーロ円が下抜けしてしまうとドル円も相当に下がる可能性を秘めている。

 注目のエヌビディアの決算は予想少し上回った。ここまでは想定の範囲内だったが、ディープシークの影響を探るために材料を見つけようとしているが、さすがに今回の決算の該当期間だけでは判然としないようだ。まだ消化しきれていないということもあって、時間外の取引では株価はおとなしい静かな動きを示している。

日本時間 15時20分

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【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2025年2月3日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX！の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

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