週末の日本の選挙は自民党の大敗で終わり、これで衆参ともに与党は過半数を下回った。いつでも内閣不信任案が可決されてもおかしくない状況なのは変わらないが、参議院も少数派になったことで法案が与党の意向で一…

 米国以外の半導体企業の決算発表で注目を集めたのは、オランダのASMLと台湾のTSMCである。しかし結果は正反対となった。特に今後の見通しについて割れている。TSMCは翌期もAI関連の半導体需要が強いと判断している…

 昨日の小売売上高も消費の好調さを示し、雇用関連のデータも米経済の腰の強さを再確認させた。データが出た瞬間にドル円は149円台にまで乗せ込んできたが、すぐに利食い売りに押された。 また米国株に高値警戒感…

 ニューヨーク時間のランチタイム近くになって、パウエル議長の解任の報道が流れた。前々から言われてきたことだが、今回は送付する文言まで出ているという。まことしやかにささやかれながらも、マーケットは前回と…

 CPIが出たが、利下げを催促する結果とはならなかった。それほども物価の低下は見られなかったである。利下げ見込みの低下からドル金利は上昇に向かった。とくに長期金利の上昇は世界的な傾向なので、それの背中を…

 14日にトランプ大統領がロシアに対して重大発表をすると言っていたが、やはり大したことではなかった。黒海に空母カールビンソンでも派遣するのかと思っていたら、経済制裁の強化である。制裁はこれまでもやってき…

 トランプ大統領がカナダに対して35％の関税を適用すると公表した。これは依然として麻薬としてのフェンタニルに対する有効な手段を打っていない事に対するイラ立ちが大いに関係しているようだ。またまだ書簡を送り…

 昨日は大きなイベントもなく、９日までに提出されたトランプ政権から書簡の中身の吟味へと視点は移った。とくにブラジルに対する関税は４月には10％だったのが50％に引き上げられているのに関心が集まった。 対ブ…

 昨日はFRBの次期議長の候補が軟化が取り沙汰されて、それがトランプ大統領に利下げ方向で迎合するだろうということで、ドル金利はニューヨーク序盤から低下傾向を著しくした。ドル金利の低下がトランプ政権を後押…

 9日に迫る交渉期限を前にしても、市場ではすでに実質的に８月１日まで延期された格好で進んでいる。それだけ９日までに何とかしなければという焦りの感じはなくなった。それだからといって積極的にリスクテークし…