本日の為替相場の焦点は、『欧州不安』と『NYダウの動向』、そして『FOMC議事録(12月14日開催分)』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)製造業受注指数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「独)失業率&失業者数」
・「英)製造業PMI」
・「欧)消費者物価指数【速報値】」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「米)FOMC議事録(12月14日開催分)」
・「NZ市場休場」
・「東京証券取引所が大発会」
・「月始・期首・年始要因(米国以外のほぼ全ての市場で年明け最初の営業日となる)」
・「年始で市場参加者が少ない時期である点」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「金融市場のリスク許容度」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「FRBによる追加金融緩和観測」
・「中国の景気動向及び金融政策」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意。
★★★
本日は、米国市場以外のほぼ全ての市場で年明け最初の営業日となる。
引き続き、週明け・月始・期首・年始要因が気になるところ。
米国の経済指標は、「製造業受注指数」が発表されるが、それよりも「FOMC議事録(12月14日開催分)」の公表に大きな注目が集まる。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連性が高い。
年始で市場参加者が少ない時期。
引き続き金融市場の変動要因は複数存在するが、まず第一に2011年・年明けでのポジション調整や薄い商いの中でのチョッピーな変動に注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・17時55分:独)失業率&失業者数
・18時28分:英)製造業PMI
→発表内容によるポンドへの影響は意外と大きい
・19時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
→市場の気分次第
・24時00分:米)製造業受注指数
→どこまで反応するか。本日のメインはFOMC議事録か
・28時00分:米)FOMC議事録(12月14日開催分)
→内容次第で大きな反応にも。年明けのFRBによる金融緩和観測への思惑がどちらヨリか重要
1月3日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼月始・期首・年始要因(2011年年明け最初の週)
▼米国の雇用統計への思惑や発表での変動
▼FOMC議事録(12月14日開催分)
▼年始で市場参加者が少ない時期である点
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼金融市場のリスク許容度
▼米国を中心とした主要経済指標
▼米国を中心とした株式市場
▼米国の長期金利
▼バーナンキFRB議長の議会証言(経済見通しについて)
▼中国の景気動向及び金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
▼FRBによる追加金融緩和観測
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1月4日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・NZ市場休場 ・東京証券取引所が大発会 |
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17:55 | 独)失業率 | ○ | 7.5% | 7.5% | |||||||
↑・失業者数 | -1.5万人 | -0.9万人 | |||||||||
18:28 | 英)製造業PMI | ◎ | 57.4 | 58.0 | |||||||
18:30 | 英)消費者信用残高 | × | +2億 | +3億 | |||||||
英)マネーサプライM4【速報値】 | × | - | -0.7% | ||||||||
英)住宅ローン承認件数 | × | 4.65万件 | 4.72万件 | ||||||||
19:00 | 欧)消費者物価指数【速報値】 | ○ | +2.0% | +1.9% | |||||||
24:00 | 米)製造業受注指数 | B | -0.2% | -0.9% | |||||||
28:00 | 米)FOMC議事録(12月14日開催分) | S | - | - | |||||||
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